大相撲昭和4年3月場所

大相撲の本場所

大相撲昭和4年3月場所(おおずもうしょうわよねんさんがつばしょ)は、1929年(昭和4年)3月14日からの3月28日までの晴天11日間、大阪府大阪市中之島で開催された大相撲本場所である。

大相撲昭和4年3月場所
基本情報
会場 大阪中之島
開催期間 1929年3月14日3月28日(晴天11日間)
各段優勝・三賞
幕内最高優勝 豊國福馬(9勝2敗)
十両優勝 清水川元吉({{{十両優勝成績}}})
幕下優勝 {{{幕下優勝}}}({{{幕下優勝成績}}})
三段目優勝 {{{三段目優勝}}}({{{三段目優勝成績}}})
序二段優勝 {{{序二段優勝}}}({{{序二段優勝成績}}})
序ノ口優勝 {{{序ノ口優勝}}}({{{序ノ口優勝成績}}})
殊勲賞 {{{殊勲賞}}}
敢闘賞 {{{敢闘賞}}}
技能賞 {{{技能賞}}}
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概要

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番付・星取表

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東 110点(優勝) 番付 西 74点
備考 成績 力士名 力士名 成績 備考
全休 常ノ花寛市 横綱 宮城山福松 2勝3敗6休
7勝4敗 常陸岩英太郎 大関 豊國福馬 9勝2敗 幕内最高優勝
6勝5敗 大ノ里萬助 張出大関 能代潟錦作 4勝3敗4休
優勝旗手
優勝同点
9勝2敗 玉錦三右衛門 関脇 錦洋与三郎 6勝5敗
6勝5敗 山錦善治郎 小結 清瀬川敬之助 4勝4敗3休
6勝5敗 若葉山鐘 前頭1 真鶴秀五郎 7勝4敗
6勝5敗 天竜三郎 前頭2 星甲実義 全休
1勝2敗8休 外ヶ濱弥太郎 前頭3 幡瀬川邦七郎 2勝5敗4休
7勝4敗 玉碇佐太郎 前頭4 男女ノ川供治郎 9勝2敗 優勝同点
3勝8敗 出羽ヶ嶽文治郎 前頭5 吉野山要次郎 2勝9敗
6勝5敗 新海幸蔵 前頭6 劔岳吉五郎 0勝11敗
4勝7敗 常陸嶽理市 前頭7 大蛇山雄作 4勝7敗
7勝4敗 雷ノ峰伊助 前頭8 寳川政治 6勝5敗
6勝5敗 鏡岩善四郎 前頭9 池田川助松 1勝9敗1休
6勝5敗 荒熊谷五郎 前頭10 朝光亀太郎 3勝8敗
4勝7敗 若常陸恒吉 前頭11 太郎山勇吉 5勝6敗
8勝3敗 信夫山秀之助 前頭12 阿久津川高一郎 - 引退
8勝3敗 和歌嶋三郎 前頭13 古賀ノ浦茂 6勝5敗
4勝7敗 白岩亮治 前頭14 三杉磯善七 - 引退
6勝5敗 常陸嶋朝吉 前頭15 朝響信親 4勝7敗
  • 東方が優勝した。

表彰

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タイトル 四股名 地位 回数 成績 部屋 出身 備考
幕内最高優勝 豊國福馬 西大関 9勝2敗 井筒部屋 大分県大分市

備考

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  • 優勝争いは先場所に続き大関豊國と関脇玉錦の争いとなり、8日目の結びの一番で1敗同士で対決、先場所と同様玉錦が勝利して単独先頭に立つ。が、翌9日目、玉錦は大関能代潟に敗北。豊國と玉錦、平幕男女ノ川の3人が2敗で並ぶ。このまま3人とも千秋楽まで負けず、番付上位者優勝制度により豊國が初優勝を飾った(豊國と男女ノ川は同じ方屋のため対戦なし)。

脚注

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注釈

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出典

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参考文献

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  • 高永武敏『相撲昭和史 激動の軌跡』恒文社東京都千代田区、1982年6月30日。ISBN 4-7704-0489-1