和泉 (杉並区)
和泉(いずみ)は、東京都杉並区の地名。住居表示実施済み。現行行政地名は和泉一丁目から和泉四丁目。
和泉 | |
---|---|
町丁 | |
和泉熊野神社 | |
北緯35度40分25秒 東経139度39分12秒 / 北緯35.673553度 東経139.653342度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京 |
特別区 | 杉並区 |
人口情報(2024年(令和6年)3月1日現在[1]) | |
人口 | 28,227 人 |
世帯数 | 16,837 世帯 |
面積([2]) | |
1.575589933 km² | |
人口密度 | 17915.19 人/km² |
郵便番号 | 168-0063[3] |
市外局番 | 03(東京MA)[4] |
ナンバープレート | 杉並 |
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地理
編集区南部に位置し、東で環七通りを境として方南、南で甲州街道を境として世田谷区松原・世田谷区大原、西で井の頭通りを境として永福、北で方南通りを境として大宮・堀ノ内と隣接する。甲州街道が通過し、神田川が流れる。2つの小学校、1つの中学校、2つの私立高校(日本大学鶴ヶ丘高等学校、専修大学附属高等学校)がある。地域内の多くは住宅地である。当地域の名を付した明治大学和泉校舎は、旧地名時に採った名前であり、現在では西隣の永福に当たる。
地価
編集住宅地の地価は、2024年(令和6年)1月1日の公示地価によれば、和泉1-28-16の地点で55万8000円/m2、和泉4-45-28の地点で59万円/m2となっている[5]。
歴史
編集江戸時代には「和泉村」といわれた[6]。明治時代に「和田堀内村大字和泉」となり、1932年(昭和7年)に杉並区が誕生した際、現在の「和泉町」となった。
地名の由来
編集世帯数と人口
編集2024年(令和6年)3月1日現在(杉並区発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
和泉一丁目 | 3,966世帯 | 5,804人 |
和泉二丁目 | 4,275世帯 | 7,375人 |
和泉三丁目 | 3,769世帯 | 6,492人 |
和泉四丁目 | 4,827世帯 | 8,556人 |
計 | 16,837世帯 | 28,227人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[7] | 26,253
|
2000年(平成12年)[8] | 26,269
|
2005年(平成17年)[9] | 26,118
|
2010年(平成22年)[10] | 27,081
|
2015年(平成27年)[11] | 27,682
|
2020年(令和2年)[12] | 29,657
|
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[7] | 12,703
|
2000年(平成12年)[8] | 13,706
|
2005年(平成17年)[9] | 14,267
|
2010年(平成22年)[10] | 15,428
|
2015年(平成27年)[11] | 15,795
|
2020年(令和2年)[12] | 17,440
|
学区
編集区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2021年4月時点)[13]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
和泉一丁目 | 21〜22番、31~33番 35~40番 |
杉並区立方南小学校 | 杉並区立泉南中学校 |
1〜20番、23〜30番 34番、41〜55番 |
杉並区立新泉和泉小学校 | 杉並区立和泉中学校 | |
和泉二丁目 | 全域 | ||
和泉三丁目 | 1~22番 | ||
23〜63番 | 杉並区立大宮小学校 | 杉並区立大宮中学校 | |
和泉四丁目 | 16〜17番、46番 | ||
41~45番、47~51番 | 杉並区立泉南中学校 | ||
1〜2番、25~30番 36~40番 |
杉並区立方南小学校 | ||
3〜15番、18〜24番 31〜35番 |
杉並区立新泉和泉小学校 | 杉並区立和泉中学校 |
交通
編集鉄道
編集当地域内に駅はないが、京王線代田橋駅、京王井の頭線永福町駅、東京メトロ丸ノ内線方南町駅が利用可能。
道路
編集なお、地域の南東端の環七通りと甲州街道の交差点は、大原交差点と呼ばれ、道路交通情報の番組でよく言及される交通の要所。 同交差点では2021年(令和3年)に29件の人身事故が発生。全国ワースト1を記録した[14]。
事業所
編集2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[15]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
和泉一丁目 | 182事業所 | 2,434人 |
和泉二丁目 | 145事業所 | 2,353人 |
和泉三丁目 | 263事業所 | 1,836人 |
和泉四丁目 | 152事業所 | 1,249人 |
計 | 742事業所 | 7,872人 |
事業者数の変遷
編集経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[16] | 732
|
2021年(令和3年)[15] | 742
|
従業員数の変遷
編集経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[16] | 6,965
|
2021年(令和3年)[15] | 7,872
|
施設
編集この節の加筆が望まれています。 |
商店街
編集- 和泉明店街 - 杉並には元々伊波普猷や仲原善忠といった沖縄県の人々が多く居住していた歴史があり、その経緯の元で2005年に杉並区の街づくり事業で誕生した商店街である。那覇市の栄町市場と似た雰囲気を持つ「大都市場」が街の中心に配さる。約70店舗、総延長380mにわたって商店街が連続する東京の「沖縄タウン」である。京王線代田橋駅から甲州街道を渡って徒歩5分[17]。
寺社
編集その他
編集日本郵便
編集脚注
編集- ^ a b “町丁別世帯数及び人口” (XLSX). 杉並区 (2024年3月6日). 2024年3月24日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ “『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2024年1月14日閲覧。(CC-BY-4.0)
- ^ a b “和泉の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “国土交通省 不動産情報ライブラリ”. 国土交通省. 2024年4月6日閲覧。
- ^ 新編武蔵風土記稿 和泉村.
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “区立学校学区域一覧”. 杉並区 (2021年4月1日). 2024年3月30日閲覧。
- ^ “ワースト1:大原交差点”. 日本損害保険協会 (2022年). 2023年9月18日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “新宿から6分、杉並の「沖縄タウン」はなぜ作られたのか”. アーバンライフメトロ・増淵敏之 (2020年1月9日). 2024年1月18日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。