南元宿

埼玉県さいたま市桜区の町丁および大字
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南元宿(みなみもとじゅく)は、埼玉県さいたま市桜区町丁および大字。現行行政地名は南元宿一丁目、南元宿二丁目および大字南元宿。町丁は住居表示実施地区[4]郵便番号は338-0831[2]

南元宿
■南元宿の位置(埼玉県内)
■南元宿
南元宿
南元宿の位置
北緯35度51分40.81秒 東経139度37分34.39秒 / 北緯35.8613361度 東経139.6262194度 / 35.8613361; 139.6262194
日本の旗 日本
都道府県 埼玉県
市町村 さいたま市
行政区 桜区
地域 浦和市
人口
2017年平成29年〉9月1日時点)[1]
 • 合計 3,626人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
338-0831[2]
市外局番 048[3]
ナンバープレート 大宮

地理

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さいたま市桜区東部の沖積平野に位置する。東側から南側にかけて西堀、西側を町谷、北側を中島と接する。南与野駅からも近く、工場等が混在する住宅地域である[5][6]。地区内には旧入間川の流路跡があり、現在も小さな排水路などが残る。荒川の堤外地(河川敷)にある飛地は大字南元宿として残り、ゴルフ場などとして利用されている。飛地以外の全域が市街化区域である[7]。北部の境界付近では4車線の都市計画道路道場三室線の建設が進み、2024年令和6年)3月13日に暫定2車線で開通した[8]

地価

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住宅地の地価は、2005年平成17年)1月1日公示地価によれば南元宿2-9-3の地点で19万7000円/m2となっている[5]

歴史

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もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡与野領に属する本宿村であった[9]。本宿村は宿村とも書かれた。村高は「武蔵田園簿」では121石(田86石、畑34石)、「元禄郷帳」では125石、「天保郷帳」では137石。助郷中山道浦和宿に出役していた。村の規模は東西2南北1町であった[9][10]

世帯数と人口

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2017年平成29年)9月1日時点の世帯数人口は、以下のとおりである[1]

丁目 世帯数 人口
南元宿一丁目 527世帯 1,168人
南元宿二丁目 1,112世帯 2,458人
1,639世帯 3,626人

小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下のとおりとなる[16]

丁目 区域 小学校 中学校
南元宿一丁目 全域 さいたま市立土合小学校 さいたま市立土合中学校
南元宿二丁目 全域 さいたま市立中島小学校

交通

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地内に鉄道路線は通っていない。最寄り駅は地点によって異なり、東日本旅客鉄道(JR東日本)埼京線中浦和駅、同南与野駅、同武蔵野線西浦和駅のいずれかである。南与野駅は、南元宿2-9-3の地点から約900 mの位置にある[5]

道路

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施設

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浦和市消防本部西部出張所(後の浦和市西消防署からさいたま市浦和西消防署、現桜消防署)が地内に設置されていた[6]

  • JAさいたま土合支店 - 浦和市役所土合支所があった[6]。敷地内に土合村役場跡の碑が立てられている。
  • 浦和すみれ幼稚園
  • 若草保育園
  • 南元宿氷川神社
  • 南元宿自治会館
  • 中元公園[17]
  • 中元児童公園
  • 南本宿仲よし公園
  • 浦和ゴルフ倶楽部(一部) - 飛地に位置する

脚注

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  1. ^ a b さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年9月5日). 2017年9月20日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年9月25日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  4. ^ 住居表示実施地区一覧” (PDF). さいたま市 (2019年2月26日). 2019年9月2日閲覧。
  5. ^ a b c 国土交通省地価公示・都道府県地価調査 - 国土交通省.2019年8月22日閲覧。
  6. ^ a b c d e 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』922頁。
  7. ^ 外部リンク節の『さいたま市地図情報』を参照。
  8. ^ a b (令和6年2月16日発表)道場三室線(与野中央通り〜新大宮バイパス)が令和6年3月13日に暫定2車線で開通します”. 埼玉県さいたま市役所公式ホームページ. 2024年4月5日閲覧。
  9. ^ a b c d e 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』855頁。
  10. ^ a b c 新編武蔵風土記稿 本宿村.
  11. ^ 「旧高旧領取調帳データベース」の検索結果も参照。
  12. ^ a b c 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』826頁。
  13. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』567頁。
  14. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1420頁。
  15. ^ a b c 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』増補4頁。
  16. ^ さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。
  17. ^ a b 『「街の達人」でっか字埼玉便利情報地図2013年2版2刷』昭文社、2013年、62・73頁。ISBN 978-4-398-60135-3 

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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