加田裕之
加田 裕之(かだ ひろゆき、1970年(昭和45年)6月8日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の参議院議員(1期)、法務大臣政務官、兵庫県議会議員(4期)を歴任。
加田 裕之 かだ ひろゆき | |
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法務大臣政務官就任に際し公表された公式肖像写真 | |
生年月日 | 1970年6月8日(54歳) |
出生地 | 日本 兵庫県神戸市灘区 |
出身校 | 甲南大学法学部卒業 |
前職 | 神戸新聞社従業員 |
所属政党 | 自由民主党(安倍派→無派閥) |
称号 |
学士(法学) (甲南大学・1993年) |
公式サイト | かだ裕之(加田裕之)公式サイト |
選挙区 | 兵庫県選挙区 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2019年7月29日 - 現職 |
兵庫県議会議員 | |
選挙区 | 神戸市長田区選挙区 |
当選回数 | 4回 |
在任期間 | 2003年6月11日 - 2019年7月4日 |
来歴
編集兵庫県神戸市灘区生まれ。神戸市立六甲小学校、神戸市立長峰中学校、兵庫県立東灘高等学校、甲南大学法学部卒業。大学卒業後は、神戸新聞マーケティングセンター企画編集部勤務。兵庫県広報誌や兵庫県議会広報等を担当する。阪神・淡路大震災以後、震災情報や復興への取り組みを取材する中で政治を志す。
衆議院議員奥谷通の公設秘書を経て、2003年、兵庫県議会議員に初当選。以後、4期務めた。
2018年末に在職のまま死去した鴻池祥肇のあとを受けて、第25回参議院議員通常選挙に兵庫県選挙区(改選数3)から自由民主党公認で立候補し、当選。同選挙区では自民党と連立を組む公明党も新人の高橋光男を擁立し、党の「最重点区」と位置付け自民党の友好団体からの支援の取り付けや、菅義偉官房長官が高橋の応援に度々駆けつけるなど保守票の切り崩しを行った。結果、高橋は2位、加田は3位で当選したが、加田は次点の立憲民主党の新人候補に約3万票差にまで迫られる辛勝となった[1][2][3]。当選後、細田派に入会した[4]。
人物
編集旧統一教会との関係
編集ジャーナリストの鈴木エイトが作成した「旧統一教会関連団体と関係があった現職国会議員168人」によれば、旧統一教会関連団体との関係について、2019年に舞子公園で開催された教団系の自転車イベント「PEACE ROAD 2019 in Japan」で来賓挨拶し、2世信者のライダーを激励した。ほかにも教団関係者からパーティー券の購入を受け、教団系イベントに複数回メッセージを寄せていたとされる[5]。
その他
編集所属団体・議員連盟
編集支援団体
編集- 全国たばこ販売政治連盟(組織推薦候補者)[11]
脚注
編集- ^ 末永陽子 (2019年7月22日). “自民薄氷の勝利、加田氏「仕事では1番目指す」 参院選兵庫選挙区”. 神戸新聞 2019年7月24日閲覧。
- ^ “自公に不協和音=組織票奪い合い-兵庫【注目区を行く】”. 時事ドットコム. (2019年7月10日) 2019年11月5日閲覧。
- ^ “自民「優位」一転辛勝 動揺走った兵庫選挙区”. 毎日新聞. (2019年7月24日) 2019年11月5日閲覧。
- ^ “細田派に加田裕之氏入会”. 産経新聞. (2019年8月2日) 2019年8月3日閲覧。
- ^ 鈴木エイト『自民党の統一教会汚染-追跡3000日』小学館、2022年。ISBN 978-4093801232 p307~318
- ^ “【全文】夫婦別姓反対を求める丸川大臣ら自民議員の文書、議員50人の一覧”. 東京新聞 TOKYO Web (2021年2月25日). 2021年2月25日閲覧。
- ^ “全国40議長に別姓反対文書 自民・丸川氏、高市氏ら閣僚経験者も連名”. 東京新聞. (2021年2月25日) 2021年3月2日閲覧。
- ^ 飯田樹与 (2021年2月25日). “夫婦別姓反対を求める丸川担当相らの文書 「地方の意思決定を無視、失礼だ」埼玉県議長が不快感”. 東京新聞 2021年3月2日閲覧。
- ^ “丸川大臣「残念すぎる」選択的夫婦別姓、反対議員50人へ質問状 市民団体”. 東京新聞. (2021年2月27日) 2021年3月2日閲覧。
- ^ 奥野斐 (2021年4月1日). “選択的夫婦別姓 自民議員が反対派に思うこと「理解不足と差別思想を感じた」”. 東京新聞 2021年4月7日閲覧。
- ^ “2019年6月号”. 全国たばこ新聞 (全国たばこ販売協同組合連合会). (2019年5月27日) 2020年7月21日閲覧。
外部リンク
編集- かだ裕之(加田裕之)公式サイト
- 加田裕之 かだひろゆき (@kadahiroyuki) - X(旧Twitter)
- かだ 裕之 (@hiroyukikada) - Instagram
公職 | ||
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法務大臣政務官 2021年 - 2022年 |
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