冬水社
株式会社冬水社(とうすいしゃ)は、山梨県南アルプス市に本社、東京都武蔵野市吉祥寺に編集部を置く、漫画の発行を専門とする日本の出版社。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒400-0205 山梨県南アルプス市野牛島1879番地[1] |
設立 | 1991年4月1日[1] |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 2090001004972 |
事業内容 | 雑誌・コミックス・グッズ等の出版及び販売[1] |
代表者 | 富井杞久子(代表取締役社長)[1] |
資本金 | 4000万円[1] |
従業員数 | 22名(男子4名+女子18名)[1] |
外部リンク | http://www.tosuisha.co.jp/ |
概要
編集同人サークル「吉祥寺企画」を母体として、1991年4月1日に設立された。 1995年頃までは吉祥寺企画名義にて単行本・雑誌を発行。1996年頃より冬水社名義での発行に移行した。
1992年に漫画雑誌『Racish』創刊し定期刊行を開始。後に増刊誌を加え、1995年段階と1997年段階では最大で3誌を発行していたが、2001年以降は『いち*ラキ』一誌に統合されている。
単行本の発行レーベルとしては、基本レーベルとなる「ラキッシュコミックス」と『いち*ラキ』を母体とする「いち*ラキ コミックス」のほか、文庫レーベル「冬水社文庫」がある。発売日はいずれも偶数月20日となる。
販売は出版取次を通さない直販形式であるため、書店での取り扱いが限られているが、自社ホームページにて取り扱い店舗の紹介を行っている。自社ホームページ上で公式通販も行われている他、オンライン書店のブープルやAmazon.com(2006年9月以降)でも取り扱いされている。また、オンライン上では無償のお試し版が公開されている。
設立当初は主にボーイズラブ (BL) ジャンルが中心であったようだが、最近はその傾向は薄くなり、『G・DEFEND』等の一部作品を除き、少女漫画が主流になっている。
2018年6月に『いち*ラキ』が休刊して以降は雑誌を発行せず、単行本を1冊描き下ろしの内容・形式で年4回(1月・4月・7月・10月)発行・発売している[2]。
2024年1月22日にコミックスを印刷していた印刷会社が倒産したことを受け、同年4月分の発売から電子書籍限定での刊行となる[2]。
沿革
編集- 1991年 4月 1日 - 設立
- 1992年12月26日 - 『Racish』創刊[3]
- 1993年 4月20日 - 『Luiy』(『Racish』増刊)創刊
- 1995年 2月19日 - 『Kish』(『Racish』増刊)創刊
- 1995年12月24日 - 『いちばん好き』(『Luiy』と『Kish』の合併)創刊[4]
- 1997年 2月24日 - 『いちばん好きDX』(『いちばん好き』増刊)創刊[5]。季刊にて通算4号を発行し年内休刊[5]。
- 2001年10月24日 - 『いち*ラキ』(『いちばん好き』と『Racish』の合併)創刊[6]
- 2013年 2月20日 - 『いち*ラキ』隔月刊化
- 2018年 6月20日 - 『いち*ラキ』休刊[7]
- 2024年 - 新刊の刊行が電子書籍限定となる[2]
在籍作家
編集- 創設メンバー
- 退社した創設メンバー
- 外部からの参加作家
- 冬水社デビュー作家
脚注
編集- ^ a b c d e f 冬水社オフィシャルページ - 会社案内 - 会社概要
- ^ a b c “冬水社オフィシャルページ”. 冬水社. 2024年1月28日閲覧。
- ^ 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|ラキッシュ(冬水社)1993
- ^ 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|いちばん好き(冬水社)1995
- ^ a b 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|いち好き デラックス(冬水社)1997
- ^ 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|いち・ラキ(冬水社)2001
- ^ “いち*ラキ8月号”. 冬水社オフィシャルページ. 2018年6月20日閲覧。