並河駅
京都府亀岡市にある西日本旅客鉄道の駅
並河駅(なみかわえき)は、京都府亀岡市大井町土田二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である。駅番号はJR-E12。「嵯峨野線」の愛称区間に含まれている。
並河駅 | |
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駅舎(2008年) | |
なみかわ Namikawa | |
◄JR-E11 亀岡 (3.2 km) (1.8 km) 千代川 JR-E13► | |
所在地 | 京都府亀岡市大井町土田二丁目57-6 |
駅番号 | JR-E12 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■山陰本線(嵯峨野線) |
キロ程 | 23.4 km(京都起点) |
電報略号 | ナミ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
2,740人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1935年(昭和10年)7月20日[1] |
備考 | 業務委託駅 |
歴史
編集- 1935年(昭和10年)7月20日:鉄道省山陰本線亀岡駅 - 八木駅間に千代川駅と共に新設開業。京都 - 福知山間の各駅と大阪駅に発着する旅客のみ取扱い[2]。
- 1949年(昭和24年)
- 1971年(昭和46年)12月1日:荷物扱い廃止[5]。駅員無配置駅となる[6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1]。
- 1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により、「嵯峨野線」の愛称を使用開始。
- 1989年(平成元年)3月5日:千代川駅寄りに200メートル移転し[1]、駅構造が1面1線から2面2線に拡張[7]。
- 1998年(平成10年)12月8日:自動改札機を設置し、供用開始[8]。
- 2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
- 2009年(平成21年)
- 2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始。
- 2024年(令和6年)10月31日:みどりの窓口の営業を終了[10]。
駅構造
編集相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。2009年11月の亀岡駅までの複線化の完成により、分岐器や絶対信号機を持たない停留所となった。駅舎は2番のりば側にあり、反対側の1番のりばへは園部・福知山寄りの跨線橋で連絡している。跨線橋には両ホーム側ともエレベーターが設置されている[9]。
亀岡駅が管理し、JR西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅となっている。以前は早朝と深夜は無人駅となっていたが、現在は終日駅員配置となっている。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
駅の東西を「並河クリエーティブ地下通路」が結んでいる。
のりば
編集のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 嵯峨野線 | 上り | 亀岡・京都方面[11] |
2 | 下り | 園部・福知山方面[11] |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
- 2009年9月に当駅から八木駅までが複線化されるまでは、駅舎側の2番線を上下本線とした一線スルーで、通過列車及び行違いを行わない停車列車は上下線とも2番線を通っていた。
利用状況
編集2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は2,740人である。
かつては普通列車でも通過する列車があるほど閑散とした駅であったが、嵯峨野線の高速化や亀岡市が京都中心部へのベッドタウン化していくにつれ、利用客数は徐々に増えつつある。
1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1999年 | 2,748 |
2000年 | 2,718 |
2001年 | 2,704 |
2002年 | 2,641 |
2003年 | 2,762 |
2004年 | 2,822 |
2005年 | 2,863 |
2006年 | 2,995 |
2007年 | 3,063 |
2008年 | 3,055 |
2009年 | 3,016 |
2010年 | 2,962 |
2011年 | 3,008 |
2012年 | 3,000 |
2013年 | 3,156 |
2014年 | 3,093 |
2015年 | 3,197 |
2016年 | 3,225 |
2017年 | 3,252 |
2018年 | 3,293 |
2019年 | 3,257 |
2020年 | 2,619 |
2021年 | 2,638 |
2022年 | 2,740 |
駅周辺
編集- 亀岡市立図書館 大井分館
- 亀岡市立大成中学校
- 亀岡市立大井小学校
- 国道9号(山陰道)
- 京都縦貫自動車道大井インターチェンジ
- マツモト大井店
- エディオン亀岡店
- コーナン亀岡大井店
- オートバックス亀岡店
- イエローハット亀岡店
- JA京都亀岡大井支店
- 大井簡易郵便局
バス路線
編集脚注
編集- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、300頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 内閣印刷局, ed (1935-07-06). “鉄道省告示 第266号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (2552) .
- ^ 大蔵省印刷局, ed (1917-11-27). “日本国有鉄道公示第132号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (6825) .
- ^ 大蔵省印刷局, ed (1917-11-27). “日本国有鉄道公示第131号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (6825) .
- ^ 「日本国有鉄道公示第462号」『官報』1971年12月1日。
- ^ 「通報 ●山陰本線保津峡駅ほか5駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年12月1日、4面。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車情報 89年版』ジェー・アール・アール、1989年8月1日、144頁。ISBN 4-88283-110-4。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、185頁。ISBN 4-88283-120-1。
- ^ a b 「車いすの利用 円滑に 並河駅のバリアフリー化完了 エレベーターやスロープ設置 17日から使用開始」『京都新聞』京都新聞社、2009年10月3日、朝刊、20面。
- ^ “並河駅 | 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2024年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月7日閲覧。
- ^ a b “並河駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月14日閲覧。
隣の駅
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 並河駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道