三河港
愛知県東部にある港湾
三河港(みかわこう)は、愛知県東部の三河湾・渥美湾奥にある港湾。蒲郡市、豊川市、豊橋市、田原市にまたがる。
三河港 | |
---|---|
汐川干潟と三河港大橋 | |
所在地 | |
国 | 日本 |
所在地 | 愛知県蒲郡市、豊川市、豊橋市、田原市 |
詳細 | |
開港 |
1962年(昭和37年) (旧4港を統合) |
管理者 | 愛知県 |
種類 | 重要港湾、特定港 |
統計 | |
統計年度 | 2013年 |
発着数 | 13,071隻 |
貨物取扱量 | 21,259,869トン |
コンテナ数 | 41,772 |
主要輸出品 | 完成自動車、金属くず |
主要輸入品 | 完成自動車、鉄鋼 |
公式サイト | 愛知県三河港務所ホームページ |
概要
編集港湾管理者は愛知県。港湾法上の重要港湾、港則法上の特定港に指定されている。港湾区域(港湾法)・港域(港則法)とも蒲郡市西浦町と田原市白谷町を結ぶ線より東側の水域となるが、西浦町側に若干の差異がある。
完成自動車の輸出に関しては金額・台数とも名古屋港に次ぐ2位だが、輸入に関しては金額・台数とも三河港が全国1位となっている。これは海外自動車メーカーが三河港を基幹港としていることによる。名古屋港、ドイツのブレーマーハーフェン港、ベルギーのセヴルージュ港、米国(ジョージア州)のブランズウィック港と並び世界を代表する自動車港湾。アメリカスカップ日本代表の母港としても知られ、リゾート施設も充実している。
歴史
編集港概要
編集所轄地区
編集蒲郡市
編集豊川市
編集- 御津地区
豊橋市
編集- 神野地区
- 大崎(船渡)地区
- 明海地区
田原市
編集- 田原地区
ギャラリー
編集進出している主な企業
編集蒲郡地区
編集御津地区
編集- スズキマリーナ三河御津
神野地区
編集- 三河港コンテナターミナル
- Stellantisジャパン
- メルセデス・ベンツ日本
- ジャガーランドローバー・ジャパン
- ボルボ・カー・ジャパン
- 日本ジュース・ターミナル
- POSCO-JEPC
- 愛知海運産業
- 鈴与
- 上組
- 豊橋倉庫
明海地区
編集→詳細は「明海町」を参照
田原地区
編集関連施設
編集- ラグーナ蒲郡
- バリアフリー桟橋海陽
- 三河臨海緑地
- シーパレスリゾート
- 豊橋総合スポーツ公園
- ポートインフォメーションセンター「カモメリア」
- ライフポートとよはし
輸出入
編集輸出入総額
編集2013年(平成25年)現在
- 輸出
- 約2兆0,671億円(全国港湾6位)
- 輸入
- 約5,266億円(全国港湾30位)
完成自動車の年間輸出入
編集2013年(平成25年)現在
- 輸出
- 輸入
主な取扱い自動車メーカー・ブランド
編集輸出
編集- 蒲郡地区
- 神野地区
- 田原地区
輸入
編集- 神野地区
- マセラティジャパン
- ボルボ・カー・ジャパン
- 明海地区
その他
編集自動車は輸出入だけでなく、自動車運搬船を利用した国内輸送の積み込みも行われている。
国内外を問わず、さらに多くの自動車メーカーの集積を狙う目的で三河港は「国際自動車コンプレックス構想」を打ち出し、「国際自動車特区」として政府の第二次構造改革特区に指定されている。
豊橋港区は現在の三河港となる前の名残から、地元では現在も豊橋港という表記が案内板などに記されている。豊橋港区に繋がる県道393号も「豊橋港線」という名称が付けられ、また地域高規格道路である国道23号(名豊道路)には「豊橋港インター」という名称のインターが存在する。
外部リンク
編集- 三河港の概要 - 愛知県
- みなとオアシスがまごおり