レインボウクエスト(またはレインボークエスト・レインボウクウェスト・レインボークウェストなどなどRainbow Quest1981年 - 2007年)はアメリカ生まれでイギリスで調教を受けた競走馬種牡馬1985年凱旋門賞に勝利し種牡馬としても成功した。日本ではサクラローレルの父として有名。

レインボウクエスト
ハーリド・ビン・アブドゥッラーの勝負服
欧字表記 Rainbow Quest
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 1981年
死没 2007年7月7日
ブラッシンググルーム
アイウィルフォロー
母の父 エルバジェ
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生産者 ジュドモント・ファーム
馬主 ハーリド・ビン・アブドゥッラー
調教師 ジェレミー・トゥリー(イギリス
競走成績
生涯成績 14戦6勝
獲得賞金 227,491ポンド
2,859,250フラン
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戦績

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1983年に未勝利でデビューし1着。次走にも勝ちG1デューハーストステークスに挑戦するが、エルグランセニョールの2着に敗れる。翌1984年は初戦のG3クレイヴンステークスでリアファンの2着に敗れるとその後も英2000ギニー4着、ジョッケクルブ賞(フランスダービー)3着、アイリッシュダービー2着と勝ち切れない競馬が続いた。次走はレースの格を落として地元イギリスのG3をレコード勝ちすると、凱旋門賞へ出走する。だがここでサガスの18着と生涯最悪の大敗を喫する。

1985年は初戦を勝った後コロネーションカップで初G1制覇。だがその後はG1エクリプスステークス2着、G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークス3着と大レースでは相変わらずの勝ち切れなさを露呈した。こうして2年連続で凱旋門賞に出走し、またも2位で入線する。1位サガスの連覇かと思われたが、レース後にサガスがレインボウクエストの進路を妨害したとして2着に降着となり、レインボウクエストが繰り上げ優勝を飾った。同レースを最後に引退、種牡馬となった。競走馬としては大レースでは善戦ばかり、最大の勝ち鞍である凱旋門賞も繰り上げ優勝とケチがついてしまったが、種牡馬として大成した。

種牡馬

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1986年よりバンステッドマナースタッドで繋養され、父子2代凱旋門賞制覇のソーマレズエプソムダービー優勝馬クエストフォーフェイムなどステークスウィナーを数多く輩出し名種牡馬としての地位を確立、日本では持込馬サクラローレルが活躍した。産駒の特徴はとにかく芝の中長距離に活躍馬が偏っており、短距離やダートでの実績馬は少ない。2007年7月7日疝痛手術後の合併症のため安楽死の処分がとられた。

代表産駒

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母父としての主な産駒

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太字はGI・JpnI競走を示す

血統表

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レインボウクエスト血統ブラッシンググルーム系ナスルーラ系 ) / Nearco 4×5=9.38%、Firdaussi 5×5=6.25%、Blenheim、His Grace 5×5=6.25%) (血統表の出典)

Blushing Groom
1974 栗毛
父の父
Red God
1954 栗毛
Nasrullah Nearco
Mumtaz Begum
Spring Run Menow
Boola Brook
父の母
Runaway Bride
1962 鹿毛
Wild Risk Rialto
Wild Violet
Aimee Tudor Minstrel
Emali

I Will Follow
1975 鹿毛
Herbager
1956 鹿毛
Vandale Plassy
Vanille
Flagette Escamillo
Fidgette
母の母
Where You Lead
1970 栗毛
Raise a Native Native Dancer
Raise You
Noblesse Mossborough
Duke's Delight F-No14-f

近親には祖母(母の母)Where You Leadを同じくするコマンダーインチーフウォーニングなどがいる。

脚注

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  1. ^ アスクビクターモア”. JBISサーチ. 2022年10月23日閲覧。

外部リンク

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