ウォルト・ディズニー・ジャパン
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社(英: The Walt Disney Company (Japan) Ltd.)は、ウォルト・ディズニー・カンパニーの日本法人である。
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種類 | 株式会社 |
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略称 | WDJ |
本社所在地 |
![]() 〒105-6355 東京都港区虎ノ門一丁目23番1号 虎ノ門ヒルズ森タワー 北緯35度40分0.47秒 東経139度44分57.87秒 / 北緯35.6667972度 東経139.7494083度座標: 北緯35度40分0.47秒 東経139度44分57.87秒 / 北緯35.6667972度 東経139.7494083度 |
設立 |
1991年(平成3年)5月21日 (ディズニー・ストア・ジャパン株式会社) |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 5013201005431 |
事業内容 |
ディズニープロパティの著作権の管理・使用許諾 劇場用・テレビ用映画の製作・配給 家庭用娯楽メディアによる映画等の製作・複製・配給 |
代表者 | 代表取締役 キャロル・チョイ |
資本金 | 3億円 |
売上高 |
1125億5700万円 (2023年9月期)[1] |
営業利益 |
26億6600万円 (2023年9月期)[1] |
経常利益 |
26億9600万円 (2023年9月期)[1] |
純利益 |
22億3500万円 (2023年9月期)[1] |
総資産 |
434億2000万円 (2023年9月期)[1] |
決算期 | 9月30日 |
所有者 | ウォルト・ディズニー・カンパニー |
主要株主 |
ディズニー・エンタープライゼズ・インク 100% (2011年4月1日時点) |
主要子会社 | ブロードキャスト・サテライト・ディズニー株式会社 |
関係する人物 | 星野康二(元代表取締役) |
外部リンク | disney.co.jp |
日本においてウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ、ピクサー・アニメーション・スタジオ、ディズニーネイチャー、タッチストーン・ピクチャーズ、ハリウッド・ピクチャーズ、20世紀スタジオ[注 1]、サーチライト・ピクチャーズ、マーベル・スタジオ[注釈 1][注釈 2]。ルーカスフィルムとその傘下の作品の配給とビデオソフトの発売、米国法人が保有するキャラクターなどを用いたマーチャンダイジング、プロモーション活動などを事業展開している。株式を米国法人のディズニー・エンタプライゼズ・インクが100%保有している完全子会社である。
歴史
編集- 1959年(昭和34年) - ウォルト・ディズニー・エンタプライズ株式会社が設立される。
- 1979年(昭和54年) - (旧)ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社が設立される。
- 1989年(平成元年) - DHV Japan, Ltd.(ディーエイチブイ・ジャパン)が設立される。
- 1991年(平成3年)5月21日 - ディズニー・ストア・ジャパン株式会社が設立される。
- 1993年(平成5年)4月1日 - DHV Japan, Ltd.の商号をブエナ ビスタ ジャパン株式会社へ変更する。
- 2000年(平成12年)4月 - ウォルト・ディズニー・エンタプライズ、(旧)ウォルト・ディズニー・ジャパン、ブエナ ビスタ ジャパンおよびディズニー・ストア・ジャパンが合併し、ディズニー・ストア・ジャパンを存続会社として、商号をウォルト・ディズニー・インターナショナル・ジャパン株式会社とする。
- 2002年(平成14年)
- 4月 - ディズニーストア事業をリテイルネットワークスとして会社分割。
- 8月 - 商号をウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社へ変更する。
- 2005年(平成17年)12月5日 - WOWOWはウォルト・ディズニー・テレビジョン・インターナショナル ジャパンと劇場用映画・TVシリーズ・長編アニメーションを中心とした複数年包括作品供給契約を締結(2021年(令和3年)9月8日に動画配信サービスのDisney+において、新ブランドであるスターを開始するのに伴い、WOWOWはウォルト・ディズニー・ジャパンと劇場用映画・TVシリーズ・長編アニメーションを中心とした複数年包括作品供給契約を終了)[3]。
- 2010年(平成22年)7月20日 - リテイルネットワークスを吸収合併。
- 2015年(平成27年)5月 - 本社を現在地へ移転。
- 2021年(令和3年)9月8日 - 東北新社とスター・チャンネルは当社との間でブランド・ライセンス契約を締結[4]。
- 2022年(令和4年)
- 2024年(令和6年)
- 5月13日 - ハピネット(ハピネット・メディアマーケティング)との間でホームエンターテイメントライセンス契約を締結[8][9]。これにより、同年7月31日、ディズニー関連作品と20世紀スタジオ関連作品は、ハピネットピクチャーズの公式サイトにて確認できるようになった。
- 6月1日 - 東北新社が保有するスター・チャンネルの全株式がジャパネットブロードキャスティングに譲渡され、スター・チャンネルはジャパネットブロードキャスティングの完全子会社となったことに伴い、スター・チャンネルは当社との間でブランド・ライセンス契約を単独で締結[10][11]。
- 8月1日 - スター・チャンネルはジャパネットブロードキャスティングと会社統合を行ったため、ジャパネットブロードキャスティングがウォルト・ディズニー・ジャパンとの間でブランド・ライセンス契約を締結[12]。
キャラクタマーチャンダイズ業
編集直営事業としてディズニーストアにおけるディズニーキャラクターグッズの販売を手がける。この事業は過去売上不振の為、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドへ譲渡したものの売上が回復せず、再度WDJが手がけることとなった経緯がある。
間接的な事業としてはテレビCMなどで使用されたディズニーキャラクターの商標料や東京ディズニーリゾートで販売されるディズニーの著作物を使用した商品のロイヤリティで収益活動をしている。
東京ディズニーリゾートとの関係
編集東京ディズニーリゾート(TDR)はオリエンタルランド(京成電鉄グループ)によるライセンス運営となっており、ディズニーグループは米国法人も含め資本上の関係は無い。TDRの運営に関してはディズニーグループのウォルト・ディズニー・アトラクションズが日本法人「ウォルト・ディズニー・アトラクションズ・ジャパン」(WDAJ)を通じて関与している。
ディズニー・モバイル事業
編集2007年より仮想移動体通信事業者(MVNO)としてディズニー・モバイルを展開している。
テレビ事業
編集- ウォルト・ディズニー・ジャパン(WDJ)
- ウォルト・ディズニー・テレビジョン・インターナショナル ジャパン(WDTIJ)
- ブエナ・ビスタ・インターナショナル・テレビジョン ジャパン(BVITJ)
「ディズニー・チャンネル」、「ディズニージュニア」、「Dlife」、「ナショナル ジオグラフィック」の運営を行っている。
以前はTXN系テレビ番組『ディズニータイム』の制作もしていた。
近年はディズニーが保有する有名キャラクター(マーベルなど、子会社のものも含む)を日本向けにフィックスしたアニメ作品を日本のアニメーション制作会社と共同で作るプロジェクトを数作品手がけている(『スティッチ!』・『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』など)[注 2]。
映画配給・ビデオソフト発売
編集2010年3月1日、映画配給部門のウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン(WDSMPJ)とホームビデオ配給部門のウォルト ディズニー スタジオ ホーム エンターテイメント(WDSHE)が統合、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(WDSJ)となったが、2016年11月22日にウォルト・ディズニー・ジャパン(WDJ)に改称した。
映画配給
編集1993年1月にウォルト・ディズニー・スタジオの日本法人としてブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン)(BVIJ)を設立し、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ(ピクサー・アニメーション・スタジオ作品含む)、マーベル・スタジオ、ルーカスフィルム、20世紀スタジオ、サーチライト・ピクチャーズ、タッチストーン・ピクチャーズ、ハリウッド・ピクチャーズ、ミラマックス・フィルムズ作品の自社配給[注 3] を開始した。
2000年の『風を見た少年』(C・W・ニコル原作)ではディズニー外の作品では唯一となる日本国内向けの配給を担当した。設立当初の資本関係は公表されていないが、同年4月にBVIJはウォルト・ディズニー・ジャパンへ統合。2007年7月にWDSMPJに改称し、2010年3月にWDSJに統合したが、2016年11月にWDJに改称した。
BVIJが設立される以前の経緯
- 1929年(昭和4年) - 日本において初のディズニー映画が公開される(『ミッキーマウスのオペラ見物』)。詳細は不明な点が多い。この後、1930年代後半までは著名な『蒸気船ウィリー』をはじめとした一連のショートムービーが公開されている。[14]
- 1950年(昭和25年) - 大映によって戦後初めてディズニー映画『白雪姫』が配給。翌年には『バンビ』が配給。
- 1952年(昭和27年) - 日本RKOによって『ピノキオ』が配給。翌年に『シンデレラ』、その次の年に『ふしぎの国のアリス』が配給。これ以降、この2社が交互に数本ずつ分担して配給していく。
- 1980年(昭和55年) - 戦後日本においてディズニー映画配給の決定権を持っていた(実際の配給は上記大映と日本RKOの2社)ブエナ・ビスタ映画の業務が労使紛争等により停止したため[15] この年以降、主に東宝と東映がディズニー映画の配給を行う(稀に東宝東和やワーナーが配給することもあった)。
このように配給経路が複雑に絡んできたのが1980年代末までの日本のディズニー映画の特徴である。その弊害としてディズニー映画へのなじみが薄くなり、1983年の東京ディズニーランド開園まではミッキーマウス等の知名度は今では考えられないほど低かった。1970年代以前の生まれの者には幼い頃にディズニーに親しんだ記憶がほとんどないと思われる。
ビデオソフト発売
編集ビデオソフトについても、ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント(BVHE、旧:DHV Japan, Ltd.(1989年 - 1993年)、ブエナ ビスタ ジャパン(1993年 - 1995年))を設立したが、2000年4月に当社へ統合されている。BVHEが設立されるまでは下記にあるように様々な会社からディズニー関連の映像が販売されていたが、歴史的に重要な『白雪姫』等のいわゆるクラシック作品は販売されず断片的なダイジェスト版が多くを占めていた。また、セルのみでレンタルは禁止であった。クラシック作品販売(米国は1993年、日本等の諸外国は1994年)とディズニー作品全般のレンタル(日本では2001年)が解禁されたのはBVHE扱いになってからである。なお、この制限は世界的なもので日本だけが制限されていたわけではなかったため、特にクラシック作品販売開始時は世界的ニュースとなり日本でも大きな売上となった。
2007年7月にウォルト ディズニー スタジオ ホーム エンターテイメント(WDSHE)に改称、2010年3月にウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(WDSJ)に統合したが、2016年11月にウォルト・ディズニー・ジャパン(WDJ)に改称した。
ブエナ・ビスタ配給作品に加え、1997年よりビデオ発売で提携関係にあるスタジオジブリ作品のVHS・DVD・Blu-rayソフトの発売を行っている[注 4]。
1984年にポニー(現:ポニーキャニオン)と提携、2024年9月30日まで、ポニーキャニオン営業本部アソシエイツ営業部ディズニーグループが営業を担当していた[注 5]。
一時期ポニー以外からもVHS・レーザーディスクを発売していたことがあり、1987年にバンダイがウォルト・ディズニー・カンパニーと映像ソフト販売契約を結び、翌1988年にネットワーク フロンティア事業部をバンダイが吸収しバンダイ メディア事業部(現:バンダイナムコフィルムワークス)が発足、VHS・レーザーディスクが発売されていた時期もあった。しかし、翌1989年に契約は終了となった。VHD版は日本ビクター(現:JVCケンウッド(Victorブランド))が発売元であり、レーザーディスク版や2000年代初頭頃までに発売されたDVD版(どちらもジブリ作品は除く)は、パイオニアLDC(現:NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)が発売元であった[注 7]。ただし、ディズニー作品、タッチストーン・ピクチャーズ作品、ハリウッド・ピクチャーズ作品のDVDは1999年からブエナ・ビスタによる発売・販売が行われている[注 8]。
1995年前後はソニー(現:ソニーグループ)と提携して8ミリビデオテープでのディズニー映画のビデオソフトも発売していた[注 9][注 10]。
2024年5月13日にハピネットの子会社であるハピネット・メディアマーケティングとライセンス契約を締結し、同年10月1日より、ビデオソフトの製造・販売事業をハピネット・メディアマーケティングに移管した。これに伴い、ポニーキャニオンは2024年9月30日まで販売を担当した[注 11][8][9]。
日本語版・日本語版制作
編集日本語版等の外国語版製作に当たっては、ディズニーは最初期より非常に厳格なルールを用いて米国子会社指示のもとで製作している。そのため自社で販売している映像ソフトに関しては必ず自社がコントロールした翻訳を付けて販売している。また、邦題についても同様に米国にて決められ日本で勝手につけることはできない。邦題についてディズニー以外の海外製作映画は日本の配給法人が勝手につけている場合がほとんどで極まれに正確な翻訳を要求されることがある程度である(スピルバーグは正確な翻訳を要求することで有名である)。
- トランスグローバル
- 東北新社
- バンダイ
- 読売広告社
- テアトル・エコー
- スタジオ・エコー
- 東京テレビセンター
- HALF H・P STUDIO
- グロービジョン
- ACクリエイト
- ブロードメディア
- ケイエスエス
- プロセンスタジオ
- ザック・プロモーション
- 国際ラジオ・センター
- 東亜映像録音株式会社
- JVCケンウッド(Victorブランド)
- JVCケンウッド・ビデオテック
- テレシス
- ニュージャパンフィルム
その他
編集2015年8月9日、Twitter(現・X)で「なんでもない日おめでとう。」と投稿したが、この日は長崎に原爆が投下された日であったことから非難が殺到した[22][23]。
脚注
編集注
編集- ^ 2019年にアメリカの20世紀スタジオがウォルト・ディズニー・カンパニーに買収(ディズニーによる21世紀フォックスの買収を参照)されて以降は映画配給(『ターミネーター:ニュー・フェイト』以降(本作は元々20世紀フォックスでの配給予定だった))をウォルト・ディズニー・ジャパンが担当している。
- ^ ただし、東北新社とスター・チャンネルがMARVEL提携による東映アニメーション作品『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』のみの共同提供を担当しており、1985年10月に東北新社と提携し、東映ビデオが権利を持つ『エクスタミネーター2』・『殺人鬼』などの映画作品をビデオで販売した以来だったが[13]、2024年1月15日、バイアコム・ネットワークス・ジャパン株式会社の社名をパラマウント・グローバル・ジャパン株式会社に変更したため、ミラマックス(パラマウント・グローバル・ジャパン)がMARVEL提携による東映アニメーション作品『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』のみの提供を担当している。
- ^ 自社配給最初の作品は『エディ・マーフィーのホワイトハウス狂騒曲』。
- ^ 2024年5月29日、ガイナックスは東京地方裁判所に会社破産の申立をおこない、受理しており、弊社の屋号やブランドの他者による悪用、乱用を避けるため、「ガイナックス(GAINAX)」の商標をカラーに譲渡したため[16]、スタジオジブリがカラーと認識している。
- ^ 当初はポニーが自らビデオとベータマックスを発売していたが、1989年からポニーキャニオン販売として販売のみの担当になり、1991年から2024年まで、ポニーキャニオン販売の名前を表に出さなくなった(後に1994年に販売のみの担当になっていたポニーキャニオン販売をポニーキャニオンに吸収合併した)。
- ^ アニメ作品においては、1984年 - 2002年にかけてCIC・ビクター ビデオ(現:NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン、パラマウント・ジャパン)が発売元を担当して以来20年振りとなる。
- ^ 2022年3月9日より、CDで発売された楽曲作品「Luce Twinkle Wink☆/“FA”NTASYと!<初回限定盤・通常盤A・B> TVアニメ「異世界美少女受肉おじさんと」エンディングテーマ」、同年3月26日より、Blu-rayで発売されたアニメーション作品「終末のハーレム 第1巻 〈初回限定版〉」、同年4月20日より、DVDで発売された韓国TVドラマ作品「ザ・ゲーム~午前0時:愛の鎮魂歌(レクイエム)~ BOX1・2 <コンプリート・シンプルDVD‐BOX5,000円シリーズ>【期間限定生産】」「リセット~運命をさかのぼる1年~ BOX1・2 <コンプリート・シンプルDVD‐BOX5,000円シリーズ>【期間限定生産】」の音楽・映像レーベルはNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンからユニバーサル・ピクチャーズ・ホームエンターテイメントに変更した為[注 6]、レーザーディスク版や2000年代初頭頃までに発売されたDVD版(どちらもジブリ作品は除く)において、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンにおける日本独自の映像レーベルを使用することは無くなった。
- ^ 1999年10月29日にDVDで発売された『バグズ・ライフ』のみ、販売元はワーナー・ホーム・ビデオが担当している。
- ^ 2024年5月1日より、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPEJ)がビデオグラム化権を保有するすべての作品の映像パッケージの制作及び販売をハピネット(ハピネット・メディアマーケティング)に移管したため[17][18]、統合前のRCAコロンビア時代以来33年ぶりに外部委託へ切り替える。同年9月4日、この日に発売されたアニメ作品『ただいま、おかえり』(第1巻)以降のソフト発売・販売(旧作も含む)をハピネット(ハピネット・メディアマーケティング)が担当している。日本国外(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE))とは異なり、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPEJ)は全作品の権利元として関わるようになり、全作品におけるソフトの販売権を失った[19][20]。それに伴い、商号変更前のCBS・ソニーグループ時代以来33年ぶりにソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPEJ)以外の全作品におけるソフトの販売権をソニー・ミュージックソリューションズへ移管した。
- ^ 2024年5月9日、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPEJ)は、株主4.6%のシーピーイー ホールディングス・インク(CPE Holdings, Inc.、CPE HD, Inc.)からソニー・ピクチャーズ エンタテインメント・インク(SPE)に株式が譲渡したため、1930年から1932年までのウォルト・ディズニーの作品の配給を担当したコロンビア ピクチャーズとは異なり、ソニー・ピクチャーズ・ワールドワイド・アクイジションズ(デスティネーション・フィルムズ)、ソニーグループの傘下である、米国に本社を置くソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)と、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEJ)の子会社であるアニプレックスの2社が独自に運営する合弁会社「クランチロール」と同様、厳密にいえば、ウォルト・ディズニー・ジャパンにおいて、シーピーイー ホールディングス・インクとは関わっていない。
- ^ 2000年7月19日にポニーキャニオンがスパイグラス・エンターテインメント(現:スパイグラス・メディア・グループ)と映像ソフト販売契約も結んだが、2024年11月8日にソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPEJ)(権利元)とハピネット・メディアマーケティング(発売・販売元)より『サンクスギビング Blu-ray+DVDセット』を発売したため、契約は終了となった[21]。
注釈
編集- ^ 『スパイダーマン』のみ、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)が担当している。
- ^ 『デッドプール&ウルヴァリン』のみ、R15+指定[2]。
出典
編集- ^ a b c d e ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 第33期決算公告
- ^ “祝!マーベル・スタジオ初のR指定映画誕生!今年20歳、オトナの仲間入りを果たした鈴木福くんがR15指定ヒーロー「デッドプール」への思いを語る、特別映像が解禁!!”. マーベル公式 (2024年7月18日). 2024年7月19日閲覧。
- ^ “放送権契約締結に関するお知らせ”. WOWOW (2005年12月5日). 2022年10月23日閲覧。
- ^ “東北新社&スター・チャンネル ウォルト・ディズニー・ジャパンとの協力関係強化”. 東北新社 / スターチャンネル (2021年9月8日). 2021年9月13日閲覧。
- ^ ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 (2022年3月10日). “ディズニーが日本テレビと戦略的協業に関する合意書を締結”. ディズニー公式. 2022年3月10日閲覧。
- ^ “ウォルト・ディズニー・カンパニー・アジア・パシフィックとHYBEが グローバル・コンテンツ配信において提携を発表”. Disney+公式 (2022年7月12日). 2022年7月14日閲覧。
- ^ “ディズニー、講談社とアニメ作品の配信を含む戦略的協業の拡大を発表 第一弾として『東京リベンジャーズ 聖夜決戦編』をディズニーの動画配信サービスにて見放題世界独占配信”. ディズニー公式 (2022年11月30日). 2022年12月1日閲覧。
- ^ a b ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 (2024年5月13日). “ディズニー、ハピネット・メディアマーケティングとディズニーのブルーレイ/DVDを対象としたホームエンターテイメントライセンス契約を締結”. ディズニー公式. 2024年5月13日閲覧。
- ^ a b “ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社とのディズニーのブルーレイ/DVDを対象としたホームエンターテイメントライセンス契約を締結” (PDF). ハピネット (2024年5月13日). 2024年5月13日閲覧。
- ^ 連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ 東北新社 2024年4月19日
- ^ 株式会社スター・チャンネルの株式取得に関する株式譲渡契約締結のお知らせ ジャパネットホールディングス 2024年4月19日
- ^ “グループ会社統合のご案内 | 【スターチャンネル】映画・海外ドラマの放送・配信サービス”. www.star-ch.jp. 2024年8月5日閲覧。
- ^ “東映ビデオ、東北新社作品のビデオソフト発売。”. 日経産業新聞 (日本経済新聞社): p. 7. (1985年10月6日)
- ^ “1928-45年におけるアニメーションの言説調査および分析”. 2022年3月4日閲覧。
- ^ “東宝、東映、ディズニー映画を肩代わり配給―55年春以降、年間5本公開予定。”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社): p. 10. (1979年11月20日)
- ^ “GAINAX NET”. www.gainax.co.jp. 2024年6月7日閲覧。
- ^ “株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントとのビデオグラム包括ライセンス契約締結に関するお知らせ” (PDF). ハピネット (2024年3月22日). 2024年4月20日閲覧。
- ^ “ソニー・ピクチャーズの映像パッケージソフト、ハピネットが制作・販売へ。スパイダーマンなど全作品対象”. PHILE WEB (2024年3月23日). 2024年3月24日閲覧。
- ^ “TVアニメ「ただいま、おかえり」Blu-ray・DVD発売決定!”. PR TIMES (2024年4月30日). 2024年5月11日閲覧。
- ^ “ハピネットからソニー映画のUHD BD。「イコライザー THE FINAL」など”. AV Watch. 株式会社インプレス (2024年7月18日). 2024年7月19日閲覧。
- ^ Carver, Benedict (13 May 1999). “Spyglass pix bonded”. Variety. 1 June 2023閲覧。
- ^ “ディズニー公式、8月9日に「なんでもない日おめでとう」と投稿し物議”. ねとらぼ. 2023年3月27日閲覧。
- ^ “ディズニー公式、長崎原爆の日に「なんでもない日おめでとう」”. ハフポスト (2015年8月9日). 2023年3月27日閲覧。
関連項目
編集- ユニバーサルミュージック(日本におけるウォルト・ディズニー・レコードレーベルとハリウッド・レコードレーベルの制作・発売元)