TODA BUILDING
TODA BUILDING(トダビルディング)は、東京都中央区京橋に所在する超高層建築物である。
TODA BUILDING | |
---|---|
施設情報 | |
所在地 |
〒104-0031 東京都中央区京橋一丁目7-1[1] |
座標 | 北緯35度40分42.1秒 東経139度46分17.3秒 / 北緯35.678361度 東経139.771472度座標: 北緯35度40分42.1秒 東経139度46分17.3秒 / 北緯35.678361度 東経139.771472度 |
状態 | 完成 |
着工 | 2021年8月1日[1] |
竣工 | 2024年9月30日[1] |
開業 | 2024年11月2日 |
用途 | オフィス、集会場、美術館、展示場、店舗、飲食店、駐車場[1] |
地上高 | |
高さ | 約165m[2] |
最上階 | 28階[1] |
各種諸元 | |
階数 | 地下3階、地上28階、塔屋1階[1] |
敷地面積 | 6,147.44 m² [1] |
建築面積 | 4,679.32 m² [1] |
延床面積 | 94,779.32 m² [1] |
構造形式 | 鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、一部CFT柱[2] |
関連企業 | |
設計 | 戸田建設株式会社一級建築士事務所建築設計統轄部建築設計第2部[1] |
施工 | 戸田建設[1] |
所有者 | 戸田建設 |
概要
編集1961年5月に竣工した戸田建設の旧本社「新八重洲ビルディング(2006年にTODA BUILDINGへ名称変更)」の建て替え事業として、(旧)TODA BUILDING及び全信組連ビル等周辺の建物を解体した跡地に建設された[2][3]。
旧本社の建て替え計画は2008年に始まり、2015年に「芸術文化の拠点づくり」と「地域の防災力強化」を掲げて東京都に特区提案が行われ、2016年3月に都市計画決定がなされた[4]。
旧本社の建て替えを検討していた時期と同じ頃に、隣接するブリヂストン美術館が入っていたブリヂストンビルも建て替えの検討が進められていた。そこで戸田建設はブリヂストンビルを所有していた永坂産業と共同で街区を開発し、ミュージアムタワー京橋と(新)TODA BUILDINGの双方で芸術文化拠点を一体的に整備する計画となった[4]。
施設
編集1~6階を芸術文化施設と商業施設、8~12階を戸田建設、13~27階をテナントオフィスフロアで構成する[5]。
3Fには現代アートを代表する「タカ・イシイギャラリー」「小山登美夫ギャラリー」「KOSAKU KANECHIKA」「Yutaka Kikutake Gallery」の4つのギャラリー、6階にはソニー・クリエイティブプロダクツの運営する「CREATIVE MUSEUM TOKYO」、8階に戸田建設グループのミュージアム「TODA CREATIVE LAB “ TODAtte?(トダッテ)”」がそれぞれ入居し、「誰もが気軽に、芸術・文化を体感できる機会を創出」し、「新進アーティストの育成」と「情報発信の場の創出」を目指す[4]。
テナントオフィスには味の素本社[6]、コスモエネルギーホールディングスの本社・グループ企業[7]などが入居予定。
出典
編集- ^ a b c d e f g h i j k <(仮称)新TODAビル計画新築工事> - 建設データバンク
- ^ a b c TODA BUILDING - 戸田建設
- ^ EPISODE 02|CHALLENGE|戸田建設建築設計統轄部
- ^ a b c “TODA BUILDINGがアートを核とする理由。アドバイザリーコミッティに求められる「見立て」の視点”. 美術手帖 (2023年3月7日). 2024年4月28日閲覧。
- ^ “アートとビジネスが交錯する芸術文化の拠点東京都中央区京橋に「TODA BUILDING」が竣工2024年11月2日(土)開業 | 新着情報 | 戸田建設”. 戸田建設株式会社. 2024年10月20日閲覧。
- ^ “味の素が本社移転、2026年春に東京・京橋の複合ビルに”. 日本経済新聞 (2024年6月7日). 2024年6月15日閲覧。
- ^ “コスモ、本社を東京・京橋に移転 「出社する価値」向上”. 日本経済新聞 (2024年1月7日). 2024年6月15日閲覧。