2025年の世界ラリー選手権

2025年の世界ラリー選手権
前年: 2024 翌年: 2026

2025年のFIA世界ラリー選手権(2025ねんのFIAせかいラリーせんしゅけん、: 2025 World Rally Championship)は、FIA世界ラリー選手権の第53回大会である。

スケジュール

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ラウンド 日程 ラリー名 本拠地 SS数 総SS走行距離 総走行距離 詳細
スタート フィニッシュ 路面 注記
1 1月23日 1月26日   ラリー・オートモビル・モンテカルロ ギャップ 18 TBA km TBA km 複合
2 2月13日 2月16日   ラリー・スウェーデン ウメオ TBA TBA km TBA km スノー
3 3月20日 3月23日   サファリラリー・ケニア ナイロビ TBA TBA km TBA km グラベル
4 4月24日 4月27日   ラリー・イスラス・カナリアス ラス・パルマス TBA TBA km TBA km ターマック
5 5月15日 5月18日   ラリー・ド・ポルトガル マトジニョシュ TBA TBA km TBA km グラベル
6 6月5日 6月8日   ラリー・イタリア・サルディニア オルビア TBA TBA km TBA km グラベル
7 6月26日 6月29日   アクロポリス・ラリー・ギリシャ ラミア TBA TBA km TBA km グラベル
8 7月17日 7月20日   ラリー・エストニア タルトゥ TBA TBA km TBA km グラベル
9 7月31日 8月3日   ラリー・フィンランド ユヴァスキュラ TBA TBA km TBA km グラベル
10 8月28日 8月31日   ラリー・パラグアイ エンカルナシオン TBA TBA km TBA km グラベル
11 9月11日 9月14日   ラリー・チリ コンセプシオン TBA TBA km TBA km グラベル
12 10月16日 10月18日   セントラル・ヨーロピアン・ラリー パッサウ TBA TBA km TBA km ターマック
13 11月6日 11月9日   ラリージャパン 豊田市 TBA TBA km TBA km ターマック
14 11月27日 11月30日   ラリー・サウジアラビア ジッダ TBA TBA km TBA km グラベル

参加チーム・ドライバー

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前年からの変更点

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マニュファクチャラータイトル対象のRC1エントリー
マニュファクチャラー エントラント クルー
No. ドライバー名 コ・ドライバー名 出走Rd.
  トヨタ
(トヨタ・GRヤリス ラリー1)
  トヨタ・ガズー・レーシングWRT 5   サミ・パヤリ英語版   マルコ・サルミネン英語版 TBA
17   セバスチャン・オジェ   ヴァンサン・ロンデ英語版 TBA
18   勝田貴元   アーロン・ジョンストン英語版 TBA
33   エルフィン・エバンス   スコット・マーティン英語版 TBA
69   カッレ・ロバンペラ   ヨンネ・ハルットゥネン英語版 TBA
  ヒョンデ
(ヒョンデ・i20 N ラリー1)
  ヒョンデ・シェル・モービスWRT 8   オィット・タナック   マルティン・ヤルヴェオヤ TBA
11   ティエリー・ヌービル   マルティン・ウィダグ英語版 TBA
16   アドリアン・フルモー   アレクサンドル・コリア英語版 TBA
  Mスポーツ
(フォード・プーマ ラリー1)
  Mスポーツ・フォードWRT 13   グレゴリー・ムンスター   ルイス・ルーカ英語版 TBA
TBA   ジョシュ・マッカーリーン英語版   エオイン・トレイシー TBA

シーズン途中におけるドライバー変更

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レギュレーション

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ハイブリッド廃止を巡る混乱

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2025年レギュレーションにおいては、ラリー1規定におけるハイブリッド機構の廃止を巡り、決定が二転三転する混乱があった。

2024年2月の世界モータースポーツ評議会(WMSC)において、開発コスト削減や新規マニュファクチャラーの参入を促すなどの目的から、2025年シーズンからハイブリッド機構を廃止することが決定されたことが話の発端[2]。しかしこれに対しトヨタ・ヒョンデなど参戦中のマニュファクチャラーが猛反発し、同年6月のWMSCではハイブリッド機構を含む現行レギュレーションを2026年シーズンまで継続することが決定された[3]。ところが同年秋に、ワンメイクのハイブリッドユニットを供給するコンパクト・ダイナミクスが新たな修理ガイドラインを示し、ラリー現場でのユニットの修理が事実上困難となったことから、同年11月のWMSCでは再度ハイブリッド機構の廃止案が俎上に上り、結局ハイブリッド機構は2024年を最後に廃止されることが正式決定した[4]

ハイブリッド機構の廃止に伴い、ラリー1車両の最低重量は1180kgに軽減される。また吸気リストリクターのサイズは35mmとなり、エンジン出力は約380馬力となる見込み[4]

レースの結果・ランキング

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各ラリーの結果

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ラウンド ラリー名 優勝ドライバー 優勝コ・ドライバー 優勝エントラント 優勝タイム 出典 記事
1   ラリー・モンテカルロ 記事
2   ラリー・スウェーデン 記事
3   サファリラリー・ケニア 記事
4   ラリー・イスラス・カナリアス 記事
5   ラリー・ド・ポルトガル 記事
6   ラリー・イタリア・サルディニア 記事
7   アクロポリス・ラリー・ギリシャ 記事
8   ラリー・エストニア 記事
9   ラリー・フィンランド 記事
10   ラリー・パラグアイ 記事
11   ラリー・チリ 記事
12   セントラル・ヨーロピアン・ラリー 記事
13   ラリージャパン 記事
14   ラリー・サウジアラビア 記事

ポイントシステム

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順位 1st 2nd 3rd 4th 5th 6th 7th 8th 9th 10th
総合順位 25 17 15 12 10 8 6 4 2 1
日曜日 5 4 3 2 1
パワーステージ 5 4 3 2 1

ドライバー部門

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コ・ドライバー部門

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製造者部門

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注釈

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出典

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  1. ^ WRCが単独タイヤサプライヤーにハンコックを指名、2025年から3年間 – RALLYPLUS.NET ラリープラス”. 2023年12月7日閲覧。
  2. ^ WRC最高峰クラスのハイブリッドシステムが廃止へ。FIAが2025年以降の新たなロードマップを承認 - オートスポーツ・2024年3月6日
  3. ^ WRCのハイブリッド廃止案が撤回に。今後2シーズンは現規定を維持、新マシン導入は2027年以降か - オートスポーツ・2024年6月12日
  4. ^ a b ハイブリッドの今季での廃止が正式決定 - ラリーX・2024年11月16日

外部リンク

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