2019年のヒューストン・アストロズ

2019年のヒューストン・アストロズ
成績
	アメリカンリーグ西地区1位; アメリカンリーグ優勝; ワールドシリーズ敗退
本拠地
都市	テキサス州ヒューストン
	ミニッツメイド・パーク;
球団組織
オーナー	ジム・クレイン
GM	ジェフ・ルーノウ
監督	A.J.ヒンチ
	« 2018 2020 » ;
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2019年のヒューストン・アストロズ（2019 Houston Astros season）は、球団創設以来54年目のシーズン。テキサス州ヒューストンのミニッツメイド・パークでは20年目のシーズン。監督は5年目のA.J.ヒンチ。所属はアメリカンリーグの西地区。

オフシーズン

2018年シーズンは103勝51敗で地区1位だった。リーグチャンピオンシップシリーズでボストン・レッドソックスと対戦したが、1勝4敗で敗れた。

開幕後

9月22日に3年連続8回目の地区優勝を達成。

リーグチャンピオンシップシリーズではニューヨーク・ヤンキースと対戦し4勝2敗で勝利し、2年ぶり3回目のリーグ優勝を達成した。

ワールドシリーズではワシントン・ナショナルズと対戦したが、3勝4敗で敗れた。

10月29日にはゲリット・コール、ウィル・ハリス、コリン・マクヒュー、ウェイド・マイリー、ヘクター・ロンドン、ジョー・スミス、ロビンソン・チリノス、マーティン・マルドナードがFAとなった^[1]。

チーム成績

シーズン成績

順	チーム	勝利	敗戦	勝率	G差
東地区
1	ニューヨーク・ヤンキース	103	59	.636	–
2	タンパベイ・レイズ	96	66	.593	7.0
3	ボストン・レッドソックス	84	78	.519	19.0
4	トロント・ブルージェイズ	67	95	.414	36.0
5	ボルチモア・オリオールズ	54	108	.333	49.0
中地区
1	ミネソタ・ツインズ	101	61	.623	–
2	クリーブランド・インディアンス	93	69	.574	8.0
3	シカゴ・ホワイトソックス	72	89	.447	28.5
4	カンザスシティ・ロイヤルズ	59	103	.364	42.0
5	デトロイト・タイガース	47	114	.292	53.5
西地区
1	ヒューストン・アストロズ	107	55	.660	–
2	オークランド・アスレチックス	97	65	.599	10.0
3	テキサス・レンジャーズ	78	84	.481	29.0
4	ロサンゼルス・エンゼルス	72	90	.444	35.0
5	シアトル・マリナーズ	68	94	.420	39.0

順	チーム	勝利	敗戦	勝率	G差
東地区
1	アトランタ・ブレーブス	97	65	.599	–
2	ワシントン・ナショナルズ	93	69	.574	4.0
3	ニューヨーク・メッツ	86	76	.531	11.0
4	フィラデルフィア・フィリーズ	81	81	.500	16.0
5	マイアミ・マーリンズ	57	105	.352	40.0
中地区
1	セントルイス・カージナルス	91	71	.562	–
2	ミルウォーキー・ブルワーズ	89	73	.549	2.0
3	シカゴ・カブス	84	78	.519	7.0
4	シンシナティ・レッズ	75	87	.463	16.0
5	ピッツバーグ・パイレーツ	69	93	.426	22.0
西地区
1	ロサンゼルス・ドジャース	106	56	.654	–
2	アリゾナ・ダイヤモンドバックス	85	77	.525	21.0
3	サンフランシスコ・ジャイアンツ	77	85	.475	29.0
4	コロラド・ロッキーズ	71	91	.438	35.0
5	サンディエゴ・パドレス	70	92	.432	36.0

ポストシーズン

ディビジョンシリーズ

日付	試合	ビジター球団（先攻）	スコア	ホーム球団（後攻）	開催球場
10月4日	第1試合	タンパベイ・レイズ	2-6	ヒューストン・アストロズ	ミニッツメイド・パーク
10月5日	第2試合	タンパベイ・レイズ	1-3	ヒューストン・アストロズ	ミニッツメイド・パーク
10月7日	第3試合	ヒューストン・アストロズ	3-10	タンパベイ・レイズ	トロピカーナ・フィールド
10月8日	第4試合	ヒューストン・アストロズ	1-4	タンパベイ・レイズ	トロピカーナ・フィールド
10月10日	第5試合	タンパベイ・レイズ	1-6	ヒューストン・アストロズ	ミニッツメイド・パーク
リーグチャンピオンシップシリーズ進出

リーグチャンピオンシップシリーズ

日付	試合	ビジター球団（先攻）	スコア	ホーム球団（後攻）	開催球場
10月12日	第1試合	ニューヨーク・ヤンキース	7-0	ヒューストン・アストロズ	ミニッツメイド・パーク
10月13日	第2試合	ニューヨーク・ヤンキース	2-3	ヒューストン・アストロズ	ミニッツメイド・パーク
10月15日	第3試合	ヒューストン・アストロズ	4-1	ニューヨーク・ヤンキース	ヤンキー・スタジアムII
10月16日	中止
10月17日	第4試合	ヒューストン・アストロズ	8-3	ニューヨーク・ヤンキース
10月18日	第5試合	ヒューストン・アストロズ	1-4	ニューヨーク・ヤンキース
10月19日	第6試合	ニューヨーク・ヤンキース	4-6	ヒューストン・アストロズ	ミニッツメイド・パーク
ワールドシリーズ進出

ワールドシリーズ

日付	試合	ビジター球団（先攻）	スコア	ホーム球団（後攻）	開催球場
10月22日（火）	第1戦	ワシントン・ナショナルズ	5－4	ヒューストン・アストロズ	ミニッツメイド・パーク
10月23日（水）	第2戦	ワシントン・ナショナルズ	12－3	ヒューストン・アストロズ	ミニッツメイド・パーク
10月25日（金）	第3戦	ヒューストン・アストロズ	4－1	ワシントン・ナショナルズ	ナショナルズ・パーク
10月26日（土）	第4戦	ヒューストン・アストロズ	8－1	ワシントン・ナショナルズ
10月27日（日）	第5戦	ヒューストン・アストロズ	7－1	ワシントン・ナショナルズ
10月29日（火）	第6戦	ワシントン・ナショナルズ	7－2	ヒューストン・アストロズ	ミニッツメイド・パーク
10月30日（水）	第7戦	ワシントン・ナショナルズ	6－2	ヒューストン・アストロズ	ミニッツメイド・パーク
ワールドシリーズ敗退

入団・再契約

オフシーズン・開幕前

入団
日付	背番号	選手名	ポジション	前所属	出典
2018年12月29日	23	マイケル・ブラントリー	投手	クリーブランド・インディアンス（FA）	^[2]

首脳陣

ヒューストン・アストロズ 2019
背番号	名前	役職
14	A.J.ヒンチ	監督
19	ジョー・エスパーダ	ベンチコーチ
37	アレックス・シントロン	打撃コーチ
46	トロイ・スニッカー	打撃コーチ
56	ブレント・ストローム	投手コーチ
15	ドン・ケリー	一塁コーチ
8	ゲイリー・ペティス	三塁コーチ
48	ジョシュ・ミラー（英語版）	ブルペンコーチ
84	マイケル・コリンズ	捕手コーチ
85	ハビアー・ブラカモンテ	ブルペン捕手

個人成績

投手成績

※色付きは規定投球回数（162イニング）以上の選手

選手	登板	完投	完封	勝利	敗戦	勝率	投球回	被安打	被本塁打	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率
ジャスティン・バーランダー	34	2	1	21	6	.778	223.0	137	36	42	300	66	64	2.58
ゲリット・コール	33	0	0	20	5	.800	212.1	142	29	48	326	66	59	2.50
ウェイド・マイリー	33	0	0	14	6	.700	167.1	164	23	61	140	83	74	3.98

野手成績

※色付きは規定打数（440打数）以上の選手

選手	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	犠打	犠飛	四球	三振	打率	出塁率
マイケル・ブラントリー	148	637	575	88	179	40	2	22	90	3	0	4	51	66	.311	.372
ユリ・グリエル	144	612	564	85	168	40	2	31	104	5	0	6	37	65	.298	.343
アレックス・ブレグマン	156	690	554	122	164	37	2	41	112	5	0	8	119	83	.296	.423
ジョシュ・レディック	141	550	501	57	138	19	3	14	56	5	1	9	36	66	.275	.319
ホセ・アルトゥーベ	124	548	500	89	149	27	3	31	74	6	1	3	41	82	.298	.353
ジョージ・スプリンガー	122	556	479	96	140	20	3	39	96	6	0	4	67	113	.292	.383

タイトル

ジャスティン・バーランダー
- 最多勝利（21勝）

ゲリット・コール
- 最優秀防御率（2.50）
- 最多奪三振（326奪三振）

ロベルト・オスナ
- 最多セーブ投手（38セーブ）

表彰

ユリ・グリエル
- プレイヤー・オブ・ザ・マンス（7月）

アレックス・ブレグマン
- プレイヤー・オブ・ザ・マンス（8月）
- シルバースラッガー賞（三塁手）

ゲリット・コール
- ピッチャー・オブ・ザ・マンス（6月、7月、9月）

ヨルダン・アルバレス
- ルーキー・オブ・ザ・マンス（6月 - 8月）

ジャスティン・バーランダー
- サイ・ヤング賞

ジョージ・スプリンガー
- ゴールドグラブ賞（外野手）

達成記録

8月18日 - ザック・グレインキーが通算200勝、史上115人目。
9月1日 - ジャスティン・バーランダーがノーヒットノーラン。
9月14日 - ザック・グレインキーが全球団勝利。
9月17日 - ロベルト・オスナが通算150セーブ。
9月28日 - ジャスティン・バーランダーが通算3000奪三振、史上18人目。

MLBドラフト

順位	選手	守備位置	学校
32	コリー・リー	捕手	カリフォルニア大学バークレー校
68	グレイ・ケッシンジャー	遊撃手	ミシシッピ大学
166	ハンター・ブラウン	投手	ウェイン州立大学

脚注

[脚注の使い方]

出典

^ “131 Players Become XXB Free Agents” (英語). mlbplayers.com. 2024年2月3日閲覧。
^ “アストロズ、ブラントリーと2年35・2億円で契約”. 日刊スポーツ (2018年12月20日). 2018年12月21日閲覧。

外部リンク

公式ウェブサイト（英語）
Baseball-Reference （英語）

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[1] “131 Players Become XXB Free Agents” (英語). mlbplayers.com. 2024年2月3日閲覧。

[2] “アストロズ、ブラントリーと2年35・2億円で契約”. 日刊スポーツ (2018年12月20日). 2018年12月21日閲覧。

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