2018 WBSC U-23ワールドカップ 日本代表

2018 WBSC U-23ワールドカップ 日本代表は、2018年10月19日から10月28日に開催されるWBSC U-23ワールドカップ第2回大会に出場した日本代表である。

プロアマ混成形式による代表チームで、NPBおよび社会人野球のチームに所属する23歳以下の選手から24選手を選出。トップチームの代表監督である稲葉篤紀がU-23監督を兼任する。

経緯

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2018年4月23日に、NPBエンタープライズが日本代表チームの首脳陣を一部発表。稲葉が監督を務めるほか、建山義紀が投手コーチを務めることが決まった[1]。さらに、10月12日には代表選手を発表[2]。NPBから19選手、社会人野球から5選手を代表に選出した。

試合結果

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10月19日 (GAME3)

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15:00試合開始、試合時間1時間50分、観衆500人

  日本代表 13 - 0   南アフリカ共和国
  1 2 3 4 5 6 7 R H E
  南アフリカ共和国 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2
  日本代表 2 0 5 2 2 2 X 13 10 0
  1.  :キング、アラウィ、セイヤーズ - マシー
  2.  :山崎、櫻井 - 堀内、高山
  3. 勝利:山崎  
  4. 敗戦:キング  
  5. 本塁打
     :岸里(3回,2ラン)、周東(5回,2ラン)、島田(6回,ソロ)、内田(6回,ソロ)

10月20日 (GAME7)

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10:00試合開始、試合時間2時間15分、観衆130人

  チャイニーズタイペイ代表 1 - 3   日本代表
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
  日本代表 0 0 2 0 0 0 1 0 0 3 8 0
  チャイニーズタイペイ代表 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 6 0
  1.  :種市、長井、塹江 - 堀内
  2.  :ウェイ・シュオチェン、スー・チュンチャン - カオ・ユーチェ
  3. 勝利:種市  
  4. セーブ:塹江  
  5. 敗戦:ウェイ・シュオチェン  
  6. 本塁打
     :安田(3回,2ラン)
     :リー・チェンエン(9回,ソロ)

10月21日 (GAME13)

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10:00試合開始、試合時間3時間15分、観衆250人

  日本代表 7 - 2   メキシコ代表
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
  メキシコ代表 0 0 0 1 0 1 0 0 0 2 6 2
  日本代表 3 0 1 1 1 1 0 0 X 7 9 0
  1.  :カステヤノス、アルバラード、チャバリア、ブロッホ - メルカド
  2.  :阪口、成田、鈴木、塹江、櫻井 - 堀内、喜多
  3. 勝利:塹江  
  4. 敗戦:カステヤノス  
  5. 本塁打
     :ヘラス(4回,ソロ)
     :内田(1回,3ラン)

10月22日 (GAME19)

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10:00試合開始、試合時間2時間28分、観衆120人

  日本代表 5 - 0   オランダ代表
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
  オランダ代表 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 1
  日本代表 5 0 0 0 0 0 0 0 X 5 5 0
  1.  :ボニファシオ、ラングート、リーテル - ブランズ
  2.  :近藤、水野、櫻井 - 堀内、喜多
  3. 勝利:近藤  
  4. 敗戦:ボニファシオ  

10月23日 (GAME29)

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20:00試合開始、試合時間2時間58分、観衆6,000人

  コロンビア代表 2 - 7   日本代表
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
  日本代表 0 0 3 0 0 0 3 0 1 7 9 0
  コロンビア代表 1 0 0 0 0 1 0 0 0 2 6 0
  1.  :寺島、鈴木、塹江、成田、長井 - 堀内
  2.  :L・モレノ、H・モレノ、クエンタス、プエルタ、パラシオ - ポッソ
  3. 勝利:寺島  
  4. 敗戦:H・モレノ  


スーパーラウンド

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10月25日 (GAME31)

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10:00試合開始、試合時間3時間24分、観衆200人

  日本代表 3 - 2   韓国代表
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
  韓国代表 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 8 0
  日本代表 1 0 0 0 0 2 0 0 X 3 8 0
  1.  :チェ・ソンヨン、イ・ウォンジュン - パク・ユヨン、コ・ソンミン
  2.  :山崎、水野、鈴木、塹江、長井、成田 - 堀内
  3. 勝利:成田  
  4. 敗戦:チェ・ソンヨン  
  5. 本塁打
     :内田(6回2ラン)

10月26日 (GAME39)

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15:00試合開始、試合時間2時間58分、観衆150人

  日本代表 6 - 3   ベネズエラ代表
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
  ベネズエラ代表 3 0 0 0 0 0 0 0 0 3 8 2
  日本代表 2 0 1 0 0 0 0 3 X 6 7 0
  1.  :メヒアス、フィゲロア、アンドゥーサ、ブルゴス - ディアス
  2.  :種市、成田 - 堀内
  3. 勝利:種市  
  4. セーブ:成田  
  5. 敗戦:アンドゥーサ  
  6. 本塁打
     :セデーニョ(1回3ラン)
     :堀内(8回3ラン)

10月27日 (GAME43)

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10:00試合開始、試合時間2時間10分、観衆183人

  日本代表 4 - 0   ドミニカ共和国
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
  ドミニカ代表 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 2
  日本代表 0 0 0 3 0 1 0 0 X 4 12 0
  1.  :サントス、バティスタ、フロレンティーノ - Y・ゴンザレス
  2.  :阪口、塹江、鈴木 - 堀内、喜多
  3. 勝利:阪口  
  4. 敗戦:サントス  

決勝

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10月28日 (GAME50)

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19:00試合開始、試合時間3時間6分、観衆6,500人

  日本代表 -   メキシコ代表
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R H E
  メキシコ代表 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 9 2
  日本代表 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 1 0
  1.  :モラレス、オルダス、アルバラード、カシージャス - ピーニャ
  2.  :近藤、成田、水野 - 堀内
  3. 勝利:オルダス  
  4. セーブ:カシージャス  
  5. 敗戦:成田  

テレビ放送

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以下が放送日程である[3]

試合  放送局 放送日時
オープニングラウンド グループA
GAME3 日本 vs. 南アフリカ J SPORTS 1 10月20日 4:55〜9:00
GAME7 チャイニーズ・タイペイ vs. 日本 J SPORTS 3 10月20日 23:55〜翌4:30
GAME13 日本 vs. メキシコ J SPORTS 3 10月21日 23:55〜翌4:00
GAME19 日本 vs. オランダ J SPORTS 1 10月22日 23:55〜翌4:00
GAME29 コロンビア vs. 日本 J SPORTS 1 10月24日 9:55〜13:00
スーパーラウンド
GAME33 日本 vs. 韓国 J SPORTS 4 10月26日 23:55〜翌4:00
GAME37 日本 vs. ベネズエラ J SPORTS 1 10月27日 4:55〜9:00
GAME39 日本 vs. ドミニカ共和国 J SPORTS 2 10月28日 23:55〜翌4:00
決勝
GAME43 日本 vs. メキシコ J SPORTS 1 10月29日 8:55〜13:00

代表選手

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以下が代表選手であり[4]、所属は同大会期間中のものとする。

ポジション 背番号 氏名 英語表記 所属 備考
監督 80 稲葉篤紀 Atsunori Inaba   侍ジャパントップチーム監督
コーチ 71 石井章夫 Akio Ishii   侍ジャパン社会人代表監督/東京ガス
87 仁志敏久 Toshihisa Nishi   侍ジャパンU-12代表監督
81 建山義紀 Yoshinori Tateyama   侍ジャパントップチーム投手コーチ
投手 11 寺島成輝 Naruki Terashima   東京ヤクルトスワローズ
12 近藤弘樹 Hiroki Kondo   東北楽天ゴールデンイーグルス
14 櫻井周斗 Shuto Sakurai   横浜DeNAベイスターズ
15 水野匡貴 Masaki Mizuno   ヤマハ 太田の代替[5]
16 鈴木優 Yu Suzuki   オリックス・バファローズ
17 成田翔 Kakeru Narita   千葉ロッテマリーンズ
18 種市篤暉 Atsuki Taneichi   千葉ロッテマリーンズ
19 阪口皓亮 Kosuke Sakaguchi   東京ヤクルトスワローズ
21 塹江敦哉 Atsuya Horie   広島東洋カープ
65 長井良太 Ryota Nagai   広島東洋カープ
66 山﨑颯一郎 Soichiro Yamazaki   オリックス・バファローズ
捕手 9 喜多亮太 Ryota Kita   セガサミー
10 堀内謙伍 Kengo Horiuchi   東北楽天ゴールデンイーグルス
27 高山竜太朗 Ryutaro Takayama   読売ジャイアンツ
内野手 1 中山悠輝 Yuki Nakayama   東京ガス
3 内田靖人 Yasuhito Uchida   東北楽天ゴールデンイーグルス 主将[6]
5 原澤健人 Kento Harasawa   SUBARU
7 西巻賢二 Kenji Nishimaki   東北楽天ゴールデンイーグルス
13 安田尚憲 Hisanori Yasuda   千葉ロッテマリーンズ
23 大河(松尾大河) Taiga(Taiga Matsuo)   横浜DeNAベイスターズ
外野手 7 岸里亮佑 Ryosuke Kishisato   北海道日本ハムファイターズ
8 周東佑京 Ukyo Shuto   福岡ソフトバンクホークス
24 宮澤義也 Yosyua Miyazawa   新日鐵住金かずさマジック
53 島田海吏 Kairi Shimada   阪神タイガース

選出されたが辞退した選手

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ポジション 背番号 氏名 英語表記 所属 辞退理由
投手 15 太田龍 Ryu Ota   JR東日本 負傷[5]

脚注

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  1. ^ 侍ジャパンU-23代表の監督・コーチが決定 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2018年4月23日) 2018年10月5日閲覧
  2. ^ 「第2回 WBSC U-23ワールドカップ」の出場メンバーが決定 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2018年10月3日) 2018年10月5日閲覧
  3. ^ 侍ジャパン : 野球 | J SPORTS”. 2018年10月13日閲覧。
  4. ^ 2018年 第2回 WBSC U-23ワールドカップ 出場選手一覧 野球日本代表 侍ジャパン オフィシャルサイト (2018年10月3日) 2018年10月5日閲覧
  5. ^ a b 「第2回 WBSC U-23 ワールドカップ」出場メンバー変更について”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2018年10月9日). 2018年10月13日閲覧。
  6. ^ 侍ジャパンU-23代表が始動 稲葉監督「結束力を持って世界一を目指す」”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2018年10月11日). 2018年10月13日閲覧。

関連項目

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