2017年のスーパーフォーミュラ
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2017年のスーパーフォーミュラ | |||
前年: | 2016 | 翌年: | 2018 |
2017年のスーパーフォーミュラは、2017年4月22日・23日に鈴鹿サーキットで開幕し、同年10月21日に鈴鹿サーキットで閉幕した全7戦のシリーズ。
前年からの主な変更点
編集レース日程
編集2016年10月27日に日本自動車連盟から発表された日程[1]は、2010年と以降変わらない全7戦であり、開催サーキットも2016年4月に熊本地震で被災したオートポリスが復旧したため、2015年と同一であった。その後、国際自動車連盟において各種世界選手権の日程が決定された結果、FIA 世界耐久選手権との日程のバッティングが発生したため、改めて12月8日に日程重複を解消した日程が日本レースプロモーションから発表された。開幕戦鈴鹿が、当初日程より1週間後ろ倒しに、第3戦富士が1週間前倒しされ、最終戦鈴鹿が2週間前倒しとなっている[2]。
第7戦は、台風21号の接近による荒天に伴い予選がQ1を以て打ち切りとされ、翌22日の決勝レースも中止されたため、21日の予選をもって2017年の選手権は終了となった[3]。
タイヤ
編集前年は第4戦(もてぎ)のみコンパウンドが異なる2種類のタイヤが供給されたが、本年は第4戦に加え第5戦(オートポリス)でも実施された[4]。
エントラント
編集- 前年まで参戦していたDRAGO CORSEが撤退[5]。
- 全日本F3選手権などで活動してきたB-MAX RACING TEAMが1台体制で新規参戦(ホンダがエンジン供給)[6][7]。
- 前年まで2台体制で参戦していたREAL RACINGが1台体制に縮小。
- TEAM 無限に前年のGP2シリーズチャンピオンのピエール・ガスリーが加入し2台体制となった[8]。
- NAKAJIMA RACINGは2009年以来のタイトルスポンサーとなるタタ・コンサルタンシー・サービシズを迎えTCS NAKAJIMA RACINGとして参戦[9]。
エントリーリスト
編集Car-No. | ドライバー | チーム | カーネーム | エンジン |
---|---|---|---|---|
1 | 国本雄資 | P.MU/CERUMO・INGING | P.MU/CERUMO·INGING SF14 | TOYOTA RI4A |
2 | 石浦宏明 | P.MU/CERUMO·INGING SF14 | ||
3 | ニック・キャシディ | KONDO RACING | FUJI×raffinee KONDO SF14 | TOYOTA RI4A |
4 | 山下健太 | FUJI×raffinee KONDO SF14 | ||
7 | フェリックス・ローゼンクビスト | SUNOCO TEAM LEMANS | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A |
8 | 大嶋和也 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | ||
10 | 塚越広大 | REAL RACING | REAL SF14 | HONDA HR-417E |
15 | ピエール・ガスリー | TEAM 無限 | TEAM 無限 SF14 | HONDA HR-417E |
16 | 山本尚貴 | TEAM 無限 SF14 | ||
18 | 小林可夢偉 | KCMG | KCMG Elyse SF14 | TOYOTA RI4A |
19 | 関口雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A |
20 | ヤン・マーデンボロー | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | ||
36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN TEAM TOM'S | VANTELIN KOWA TOM'S SF14 | TOYOTA RI4A |
37 | 中嶋一貴 | VANTELIN KOWA TOM'S SF14 | ||
40 | 野尻智紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | DOCOMO DANDELION M40S SF14 | HONDA HR-417E |
41 | 伊沢拓也 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 | ||
50 | 小暮卓史 | B-MAX Racing team | B-MAX Racing team SF14 | HONDA HR-417E |
64 | 中嶋大祐 | TCS NAKAJIMA RACING | TCS NAKAJIMA RACING SF14 | HONDA HR-417E |
65 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING SF14 |
スケジュール及び勝者
編集開催日 | 開催サーキット | 距離・形式 | 優勝者 | ポールポジション | ファステストラップ | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Rd1 | 4月22〜23日 | 鈴鹿サーキット | 200km | 中嶋一貴 | 中嶋一貴 | 塚越広大 | ||
Rd2 | 5月27〜28日 | 岡山国際サーキット | 2レース | 110km | アンドレ・ロッテラー | 関口雄飛 | フェリックス・ローゼンクビスト | |
190km | 関口雄飛 | 石浦宏明 | 小林可夢偉 | |||||
Rd3 | 7月8〜9日 | 富士スピードウェイ | 250km | 石浦宏明 | 国本雄資 | フェリックス・ローゼンクビスト | ||
Rd4 | 8月19〜20日 | ツインリンクもてぎ | 250km | ピエール・ガスリー | 山下健太 | 塚越広大 | ||
Rd5 | 9月9〜10日 | オートポリス | 250km | ピエール・ガスリー | 野尻智紀 | ヤン・マーデンボロー | ||
Rd6 | 9月23〜24日 | スポーツランドSUGO | 250km | 関口雄飛 | ニック・キャシディ | 石浦宏明 | ||
Rd7 | 10月21〜22日 | 鈴鹿サーキット | 2レース | 110km | - | アンドレ・ロッテラー | - | 台風21号接近による荒天のため中止[10] |
210km | - | ヤン・マーデンボロー | - |
シリーズポイントランキング
編集- ポイントシステム
ラウンド | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | PP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1,3-6 | 10 | 8 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 1 |
2 | 5 | 4 | 3 | 2.5 | 2 | 1.5 | 1 | 0.5 | 1 |
7 | 8 | 4 | 3 | 2.5 | 2 | 1.5 | 1 | 0.5 | 1 |
ドライバー部門
編集
|
太字 - ポールポジション |
ルーキー・オブ・ザ・イヤー
編集チーム部門
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太字 - ポールポジション |
脚注
編集- ^ 2017年日本選手権カレンダーについて - JAF・2016年10月27日
- ^ 2017年シリーズ開催スケジュール確定! - JRP・2016年12月8日
- ^ 全日本スーパーフォーミュラ選手権 最終戦 第16回JAF鈴鹿グランプリ 決勝レース中止のご案内 - superformula.net・2017年10月21日・同日閲覧
- ^ 2スペックタイヤ、今シーズンは第4戦もてぎおよび第5戦オートポリスで導入へ - JRP・2017年7月8日
- ^ DRAGO CORSE / Drago Modulo Honda Racing 全日本スーパーフォーミュラ選手権およびSUPER GTシリーズ 参戦終了のお知らせ - 本田技研工業・2016年11月8日
- ^ B-MAX RACING TEAMが2017年 全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦を表明 - スーパーフォーミュラ・2016年10月27日
- ^ 2017年 全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズ B-MAX RACING TEAMへのエンジン供給に関して - 本田技研工業・2016年11月17日
- ^ 2017年Hondaモータースポーツ活動計画の概要 - 本田技研工業・2017年2月13日
- ^ 『TCS NAKAJIMA RACING』発進! 大祐&ナレインコンビで勝利を狙う - auto sport Web・2017年2月20日
- ^ 全日本スーパーフォーミュラ選手権 最終戦 第16回JAF鈴鹿グランプリ 決勝レース中止のご案内