2014年のナショナルリーグチャンピオンシップシリーズ
2014年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)のポストシーズンは9月30日に開幕した。ナショナルリーグの第45回リーグチャンピオンシップシリーズ(英語: 45th National League Championship Series、以下「リーグ優勝決定戦」と表記)は、10月11日から16日にかけて計5試合が開催された。その結果、サンフランシスコ・ジャイアンツ(西地区)がセントルイス・カージナルス(中地区)を4勝1敗で下し、2年ぶり23回目のリーグ優勝および20回目のワールドシリーズ進出を果たした。
2014年のナショナルリーグ チャンピオンシップシリーズ | |||||||
第5戦が行われているAT&Tパークの様子 | |||||||
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シリーズ情報 | |||||||
試合日程 | 10月11日–16日 | ||||||
観客動員 | 5試合合計:22万2543人 1試合平均: 4万4509人 | ||||||
MVP | マディソン・バンガーナー(SF) | ||||||
責任審判 | ジェリー・デービス[1] | ||||||
NLDS | SF 3–1 WAS STL 3–1 LAD | ||||||
チーム情報 | |||||||
サンフランシスコ・ジャイアンツ(SF) | |||||||
シリーズ出場 | 2年ぶり | 7回目||||||
GM | ブライアン・セイビアン | ||||||
監督 | ブルース・ボウチー | ||||||
シーズン成績 | 88勝74敗・勝率.543 西地区2位=第2ワイルドカード | ||||||
分配金 | 選手1人あたり38万8605.94ドル[2] | ||||||
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セントルイス・カージナルス(STL) | |||||||
シリーズ出場 | 4年連続13回目 | ||||||
GM | ジョン・モゼリアク | ||||||
監督 | マイク・マシーニー | ||||||
シーズン成績 | 90勝72敗・勝率.556 中地区優勝 | ||||||
分配金 | 選手1人あたり11万5480.62ドル[2] | ||||||
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ワールドシリーズ |
両球団がポストシーズンで対戦するのは、2012年のリーグ優勝決定戦以来2年ぶり4度目。今シリーズは、第2戦・第3戦・第5戦の3試合がサヨナラゲームとなった。第3戦では、延長10回裏無死一・二塁でジャイアンツのグレゴール・ブランコが犠牲バントを転がしたところ、カージナルスのランディ・チョートが一塁へ悪送球してジャイアンツがサヨナラ勝利を収めた。ジャイアンツは翌日の第4戦にも勝利してシリーズ突破へ先に王手をかけると、第5戦ではトラビス・イシカワのサヨナラ本塁打でリーグ優勝を決めた。ポストシーズンにおいて、サヨナラ失策は史上8度目[注 1][3]、シリーズ制覇決定サヨナラ本塁打は史上9度目である[注 2][4]。シリーズMVPには、第1戦と第5戦の2試合に先発登板して計15.2イニングを投げ、1勝0敗・防御率1.72という成績を残したジャイアンツのマディソン・バンガーナーが選出された。このあとジャイアンツは、ワールドシリーズでもアメリカンリーグ王者カンザスシティ・ロイヤルズを4勝3敗で下し、2年ぶり8度目の優勝を成し遂げた。
カージナルスの外野手オスカー・タベラスは、マイナーリーグ時代から将来を嘱望されこの年にメジャー初出場を果たすと、今シリーズでも3試合に出場し第2戦では代打本塁打を放った。今シリーズ敗退後にタベラスは母国ドミニカ共和国へ帰り、26日にプエルト・プラタ州プエルト・プラタの高速道路で交通事故を起こして死亡した。結果的に、今シリーズ第5戦がタベラスにとって生涯最後の出場試合となった[5]。
両チームの2014年
編集10月7日、まず先に行われた試合でカージナルス(中地区優勝)が、そのあとの試合ではジャイアンツ(西地区2位=第2ワイルドカード)が、それぞれ地区シリーズ突破を決めてリーグ優勝決定戦へ駒を進めた。
カージナルスは2013年、97勝65敗のリーグ最高勝率でポストシーズンに進み、リーグ優勝はしたもののワールドシリーズで敗れた。その年は打線がリーグ最多得点を挙げたが、得点圏での打率.330という異様な高さが影響していたため、2014年に得点力が一定程度落ち込むのはチームも想定していた[6]。シーズン開幕後はミルウォーキー・ブルワーズを追う展開となり、前半戦終了時には52勝44敗で1.0ゲーム差の2位につけた。上位にいても、先発ローテーションではアダム・ウェインライトとランス・リンを残して故障者が続出し、打線も得点圏打率が.248にまで下降するなど状況は苦しかった[7]。後半戦も正捕手ヤディアー・モリーナの故障離脱があり、シーズン途中にトレードで獲得した先発投手のジャスティン・マスターソンやジョン・ラッキーも出来が今ひとつと、難局が続いた[8]。だが8月以降ブルワーズが失速したため、9月1日に単独地区首位へ浮上する。その後は代わって浮上してきたピッツバーグ・パイレーツの追い上げもかわし、9月28日のレギュラーシーズン最終日に地区2連覇を果たした[9]。平均得点3.82はリーグ9位、防御率3.50はリーグ8位。攻撃では本塁打数がリーグ最下位と長打力を欠き、盗塁数も下から2番目の少なさだったが、守備は守備防御点がリーグ2位と良かった[8]。地区シリーズではロサンゼルス・ドジャースを3勝1敗で下した[10]。
ジャイアンツは、2012年のワールドシリーズ優勝から一転して2013年は76勝86敗の負け越しに沈んだ。オフの動きはハンター・ペンスやティム・リンスカムらFA選手との再契約が中心となり、新たな補強は先発ローテーションにティム・ハドソンを加えるなど小規模にとどまった[11]。2014年は5月の1か月間だけで20勝を挙げるなど、シーズン序盤は調子が良かった。6月8日終了時点では43勝21敗で勝率が.672に達し、2位とのゲーム差を10.0にまで広げた[12]。ところがその後は成績が下降線を辿り、7月4日にはドジャースに抜かれて2位に落ちた。7月21日には先発投手のマット・ケインが右肘痛で故障者リスト入りし、その穴埋めにトレードでジェイク・ピービーを獲得した[13]。ピービーは移籍後の12先発で防御率2.14と好投したが、チームは後半戦もドジャースに追いつくことができず地区2位に定着、そのまま9月26日に第2ワイルドカードでのポストシーズン進出を決めた[14]。平均得点4.10はリーグ5位、防御率3.50はリーグ7位。投手陣はケインの故障離脱や抑え投手セルジオ・ロモの不振といった想定外の事態にも耐え、打線は犠牲フライ数でリーグ最多となるなど好機を逃さず得点を重ねた[12]。ポストシーズンでは、パイレーツと敵地で対戦したワイルドカードゲームに8-0の完勝を収め[15]、ワシントン・ナショナルズとの地区シリーズは3勝1敗で制した[16]。
リーグ優勝決定戦の第1・2・6・7戦を本拠地で開催できる "ホームフィールド・アドバンテージ" は、地区優勝球団どうしが対戦する場合はレギュラーシーズンの勝率がより高いほうの球団に、地区優勝球団とワイルドカード球団が対戦する場合は地区優勝球団に与えられる。したがって今シリーズでは、カージナルスがアドバンテージを得る。この年のレギュラーシーズンでは両球団は7試合対戦し、ジャイアンツが4勝3敗と勝ち越していた[17]。
ロースター
編集両チームの出場選手登録(ロースター)は以下の通り。
- 名前の横の★はこの年のオールスターゲームに選出された選手を、#はレギュラーシーズン開幕後に入団した選手を示す。
- 年齢は今シリーズ開幕時点でのもの。
セントルイス・カージナルス | サンフランシスコ・ジャイアンツ | ||||||||||||
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守備位置 | 背番号 | 出身 | 選手 | 投 | 打 | 年齢 | 守備位置 | 背番号 | 出身 | 選手 | 投 | 打 | 年齢 |
投手 | 36 | ランディ・チョート | 左 | 左 | 39 | 投手 | 41 | ジェレミー・アフェルト | 左 | 左 | 35 | ||
56 | マルコ・ゴンザレス | 左 | 左 | 22 | 40 | マディソン・バンガーナー★ | 左 | 右 | 25 | ||||
41 | ジョン・ラッキー# | 右 | 右 | 35 | 46 | サンティアゴ・カシーヤ | 右 | 右 | 34 | ||||
31 | ランス・リン | 右 | 両 | 27 | 17 | ティム・ハドソン★ | 右 | 右 | 39 | ||||
61 | セス・メイネス | 右 | 右 | 25 | 55 | ティム・リンスカム | 右 | 左 | 30 | ||||
44 | カルロス・マルティネス | 右 | 右 | 23 | 49 | ハビアー・ロペス | 左 | 左 | 37 | ||||
40 | シェルビー・ミラー | 右 | 右 | 24 | 63 | ジーン・マチー | 右 | 右 | 32 | ||||
37 | パット・ネシェック★ | 右 | 両 | 34 | 22 | ジェイク・ピービー# | 右 | 右 | 33 | ||||
26 | トレバー・ローゼンタール | 右 | 右 | 24 | 52 | ヤスメイロ・ペティット | 右 | 右 | 29 | ||||
52 | マイケル・ワカ | 右 | 右 | 23 | 54 | セルジオ・ロモ | 右 | 右 | 31 | ||||
50 | アダム・ウェインライト★ | 右 | 右 | 33 | 60 | ハンター・ストリックランド | 右 | 右 | 26 | ||||
捕手 | 48 | トニー・クルーズ | 右 | 右 | 28 | 32 | ライアン・ボーグルソン | 右 | 右 | 37 | |||
4 | ヤディアー・モリーナ★ | 右 | 右 | 32 | 捕手 | 28 | バスター・ポージー | 右 | 右 | 27 | |||
12 | A.J.ピアジンスキー# | 右 | 左 | 37 | 34 | アンドリュー・スーサック | 右 | 右 | 24 | ||||
内野手 | 32 | マット・アダムス | 右 | 左 | 26 | 内野手 | 13 | ホアキン・アリアス | 右 | 右 | 30 | ||
13 | マット・カーペンター★ | 右 | 左 | 28 | 9 | ブランドン・ベルト | 左 | 左 | 26 | ||||
33 | ダニエル・デスカルソ | 右 | 左 | 27 | 35 | ブランドン・クロフォード | 右 | 左 | 27 | ||||
38 | ピート・コズマ | 右 | 右 | 26 | 50 | マット・ダフィー | 右 | 右 | 23 | ||||
27 | ジョニー・ペラルタ | 右 | 右 | 32 | 12 | ジョー・パニック | 右 | 左 | 23 | ||||
16 | コルテン・ウォン | 右 | 左 | 24 | 48 | パブロ・サンドバル | 右 | 両 | 28 | ||||
外野手 | 8 | ピーター・ボージャス | 右 | 右 | 27 | 外野手 | 7 | グレゴール・ブランコ | 左 | 左 | 30 | ||
15 | ランドル・グリチャック | 右 | 右 | 23 | 45 | トラビス・イシカワ# | 左 | 左 | 31 | ||||
7 | マット・ホリデイ | 右 | 右 | 34 | 38 | マイケル・モース | 右 | 右 | 32 | ||||
19 | ジョン・ジェイ | 左 | 左 | 29 | 8 | ハンター・ペンス★ | 右 | 右 | 31 | ||||
18 | オスカー・タベラス | 左 | 左 | 22 | 2 | フアン・ペレス | 右 | 右 | 27 |
カージナルスは地区シリーズのロースターから、救援左腕サム・フリーマンを外して捕手のA.J.ピアジンスキーを加えた。この年のカージナルスはシーズンを通して投手を常に12人以上揃えていたが、今シリーズで初めて11人に減らした[18]。フリーマンは地区シリーズ初戦の5回裏一死無走者から登板したが、2打者連続与四球で一死も取れずに降板、以降は登板機会がなかった。このシリーズでは同じ救援左腕のマルコ・ゴンザレスが3.0イニング無失点と好投したため、フリーマンは余剰人員となった[19]。ピアジンスキーのロースター入りについてGMのジョン・モゼリアクは、控え捕手に右打者のトニー・クルーズと左打者のピアジンスキーを揃えることで選手起用の幅を広げるのが狙いだと述べている[18]。
ジャイアンツは地区シリーズのロースターから外野手を入れ替え、ゲイリー・ブラウンに代えてマイケル・モースを登録した。レギュラーシーズンでモースは左翼手として82試合、一塁手として39試合に先発出場していたが、9月1日の試合前打撃練習時に左外腹斜筋を痛め、その後は1試合を除き欠場した。ポストシーズンでもロースターを外れ、アリゾナ教育リーグで実戦経験を積んだのち、今シリーズからチームに合流した。監督のブルース・ボウチーは、教育リーグでの打席を見て復帰可と判断したものの[20]、守備には不安があるとして先発出場はさせない方針を明かした[21]。ブラウンは地区シリーズ第2戦、延長18回表に代打で登場したが空振り三振に倒れ、これがシリーズ唯一の出番となった。
試合結果
編集2014年のナショナルリーグ優勝決定戦は10月11日に開幕し、途中に移動日を挟んで6日間で5試合が行われた。日程・結果は以下の通り。
日付 | 試合 | ビジター球団(先攻) | スコア | ホーム球団(後攻) | 開催球場 | |
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10月11日(土) | 第1戦 | サンフランシスコ・ジャイアンツ | 3-0 | セントルイス・カージナルス | ブッシュ・スタジアム | |
10月12日(日) | 第2戦 | サンフランシスコ・ジャイアンツ | 4-5x | セントルイス・カージナルス | ||
10月13日(月) | ||||||
10月14日(火) | 第3戦 | セントルイス・カージナルス | 4-5x | サンフランシスコ・ジャイアンツ | AT&Tパーク | |
10月15日(水) | 第4戦 | セントルイス・カージナルス | 4-6 | サンフランシスコ・ジャイアンツ | ||
10月16日(木) | 第5戦 | セントルイス・カージナルス | 3-6x | サンフランシスコ・ジャイアンツ | ||
優勝:サンフランシスコ・ジャイアンツ(4勝1敗 / 2年ぶり23度目) |
第1戦 10月11日
編集映像外部リンク | |
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動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、3分35秒) |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
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サンフランシスコ・ジャイアンツ | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 8 | 0 |
セントルイス・カージナルス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 |
- 勝利:マディソン・バンガーナー(1勝)
- セーブ:サンティアゴ・カシーヤ(1S)
- 敗戦:アダム・ウェインライト(1敗)
- 審判
[球審]フィル・クッツィ
[塁審]一塁: ビル・ウェルキー、二塁: ジェリー・デービス、三塁: マーク・カールソン
[外審]左翼: グレッグ・ギブソン、右翼: ビル・ミラー - 試合開始時刻: 中部夏時間(UTC-5)午後7時8分 試合時間: 3時間23分 観客: 4万7201人 気温: 55°F(12.8°C)
詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / Fangraphs
サンフランシスコ・ジャイアンツ | セントルイス・カージナルス | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
打順 | 守備 | 選手 | 打席 | 打順 | 守備 | 選手 | 打席 | ||
1 | 中 | G・ブランコ | 左 | 1 | 三 | M・カーペンター | 左 | ||
2 | 二 | J・パニック | 左 | 2 | 右 | R・グリチャック | 右 | ||
3 | 捕 | B・ポージー | 右 | 3 | 左 | M・ホリデイ | 右 | ||
4 | 三 | P・サンドバル | 両 | 4 | 遊 | J・ペラルタ | 右 | ||
5 | 右 | H・ペンス | 右 | 5 | 一 | M・アダムス | 左 | ||
6 | 一 | B・ベルト | 左 | 6 | 捕 | Y・モリーナ | 右 | ||
7 | 遊 | B・クロフォード | 左 | 7 | 中 | J・ジェイ | 左 | ||
8 | 左 | T・イシカワ | 左 | 8 | 二 | K・ウォン | 左 | ||
9 | 投 | M・バンガーナー | 右 | 9 | 投 | A・ウェインライト | 右 | ||
先発投手 | 投球 | 先発投手 | 投球 | ||||||
M・バンガーナー | 左 | A・ウェインライト | 右 |
第2戦 10月12日
編集映像外部リンク | |
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動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、4分36秒) |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
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サンフランシスコ・ジャイアンツ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 1 | 4 | 10 | 0 |
セントルイス・カージナルス | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1x | 5 | 8 | 0 |
- 勝利:セス・メイネス(1勝)
- 敗戦:セルジオ・ロモ(1敗)
- 本塁打
STL:マット・カーペンター1号ソロ、オスカー・タベラス1号ソロ、マット・アダムス1号ソロ、コルテン・ウォン1号ソロ - 審判
[球審]ビル・ウェルキー
[塁審]一塁: ジェリー・デービス、二塁: マーク・カールソン、三塁: グレッグ・ギブソン
[外審]左翼: ビル・ミラー、右翼: フィル・クッツィ - 試合開始時刻: 中部夏時間(UTC-5)午後7時9分 試合時間: 3時間41分 観客: 4万6262人 気温: 62°F(16.7°C)
詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / Fangraphs
サンフランシスコ・ジャイアンツ | セントルイス・カージナルス | ||||||||
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打順 | 守備 | 選手 | 打席 | 打順 | 守備 | 選手 | 打席 | ||
1 | 中 | G・ブランコ | 左 | 1 | 三 | M・カーペンター | 左 | ||
2 | 二 | J・パニック | 左 | 2 | 中 | J・ジェイ | 左 | ||
3 | 捕 | B・ポージー | 右 | 3 | 左 | M・ホリデイ | 右 | ||
4 | 三 | P・サンドバル | 両 | 4 | 一 | M・アダムス | 左 | ||
5 | 右 | H・ペンス | 右 | 5 | 遊 | J・ペラルタ | 右 | ||
6 | 一 | B・ベルト | 左 | 6 | 捕 | Y・モリーナ | 右 | ||
7 | 遊 | B・クロフォード | 左 | 7 | 二 | K・ウォン | 左 | ||
8 | 左 | T・イシカワ | 左 | 8 | 右 | R・グリチャック | 右 | ||
9 | 投 | J・ピービー | 右 | 9 | 投 | L・リン | 両 | ||
先発投手 | 投球 | 先発投手 | 投球 | ||||||
J・ピービー | 右 | L・リン | 右 |
第3戦 10月14日
編集映像外部リンク | |
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動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、2分48秒) |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | R | H | E | |
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セントルイス・カージナルス | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 9 | 1 |
サンフランシスコ・ジャイアンツ | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1x | 5 | 6 | 0 |
セントルイス・カージナルス | サンフランシスコ・ジャイアンツ | ||||||||
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打順 | 守備 | 選手 | 打席 | 打順 | 守備 | 選手 | 打席 | ||
1 | 三 | M・カーペンター | 左 | 1 | 中 | G・ブランコ | 左 | ||
2 | 中 | J・ジェイ | 左 | 2 | 二 | J・パニック | 左 | ||
3 | 左 | M・ホリデイ | 右 | 3 | 捕 | B・ポージー | 右 | ||
4 | 一 | M・アダムス | 左 | 4 | 三 | P・サンドバル | 両 | ||
5 | 遊 | J・ペラルタ | 右 | 5 | 右 | H・ペンス | 右 | ||
6 | 二 | K・ウォン | 左 | 6 | 一 | B・ベルト | 左 | ||
7 | 捕 | A・ピアジンスキー | 左 | 7 | 左 | T・イシカワ | 左 | ||
8 | 右 | R・グリチャック | 右 | 8 | 遊 | B・クロフォード | 左 | ||
9 | 投 | J・ラッキー | 右 | 9 | 投 | T・ハドソン | 右 | ||
先発投手 | 投球 | 先発投手 | 投球 | ||||||
J・ラッキー | 右 | T・ハドソン | 右 |
第4戦 10月15日
編集映像外部リンク | |
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動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、4分12秒) |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
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セントルイス・カージナルス | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 11 | 0 |
サンフランシスコ・ジャイアンツ | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | X | 6 | 11 | 0 |
セントルイス・カージナルス | サンフランシスコ・ジャイアンツ | ||||||||
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打順 | 守備 | 選手 | 打席 | 打順 | 守備 | 選手 | 打席 | ||
1 | 三 | M・カーペンター | 左 | 1 | 中 | G・ブランコ | 左 | ||
2 | 中 | J・ジェイ | 左 | 2 | 二 | J・パニック | 左 | ||
3 | 左 | M・ホリデイ | 右 | 3 | 捕 | B・ポージー | 右 | ||
4 | 一 | M・アダムス | 左 | 4 | 三 | P・サンドバル | 両 | ||
5 | 遊 | J・ペラルタ | 右 | 5 | 右 | H・ペンス | 右 | ||
6 | 二 | K・ウォン | 左 | 6 | 一 | B・ベルト | 左 | ||
7 | 捕 | A・ピアジンスキー | 左 | 7 | 左 | T・イシカワ | 左 | ||
8 | 右 | R・グリチャック | 右 | 8 | 遊 | B・クロフォード | 左 | ||
9 | 投 | S・ミラー | 右 | 9 | 投 | R・ボーグルソン | 右 | ||
先発投手 | 投球 | 先発投手 | 投球 | ||||||
S・ミラー | 右 | R・ボーグルソン | 右 |
第5戦 10月16日
編集映像外部リンク | |
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動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、4分9秒) |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
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セントルイス・カージナルス | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 6 | 0 |
サンフランシスコ・ジャイアンツ | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3x | 6 | 7 | 0 |
- 勝利:ジェレミー・アフェルト(1勝)
- 敗戦:マイケル・ワカ(1敗)
- 本塁打
STL:マット・アダムス2号ソロ、トニー・クルーズ1号ソロ
SF:ジョー・パニック1号2ラン、マイケル・モース1号ソロ、トラビス・イシカワ1号3ラン - 審判
[球審]グレッグ・ギブソン
[塁審]一塁: ビル・ミラー、二塁: ポール・エメル、三塁: ビル・ウェルキー
[外審]左翼: ジェリー・デービス、右翼: マーク・カールソン - 試合開始時刻: 太平洋夏時間(UTC-7)午後5時9分 試合時間: 3時間3分 観客: 4万3217人 気温: 66°F(18.9°C)
詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / Fangraphs
セントルイス・カージナルス | サンフランシスコ・ジャイアンツ | ||||||||
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打順 | 守備 | 選手 | 打席 | 打順 | 守備 | 選手 | 打席 | ||
1 | 三 | M・カーペンター | 左 | 1 | 中 | G・ブランコ | 左 | ||
2 | 中 | J・ジェイ | 左 | 2 | 二 | J・パニック | 左 | ||
3 | 左 | M・ホリデイ | 右 | 3 | 捕 | B・ポージー | 右 | ||
4 | 遊 | J・ペラルタ | 右 | 4 | 三 | P・サンドバル | 両 | ||
5 | 一 | M・アダムス | 左 | 5 | 右 | H・ペンス | 右 | ||
6 | 右 | R・グリチャック | 右 | 6 | 一 | B・ベルト | 左 | ||
7 | 二 | K・ウォン | 左 | 7 | 左 | T・イシカワ | 左 | ||
8 | 捕 | T・クルーズ | 右 | 8 | 遊 | B・クロフォード | 左 | ||
9 | 投 | A・ウェインライト | 右 | 9 | 投 | M・バンガーナー | 右 | ||
先発投手 | 投球 | 先発投手 | 投球 | ||||||
A・ウェインライト | 右 | M・バンガーナー | 左 |
脚注
編集注釈
編集- ^ サヨナラ失策は、前年のワールドシリーズ第3戦に続くもので、2年連続。その試合では、同点の9回裏にカージナルスが一死二・三塁とし、ジョン・ジェイが二ゴロを放った。ボストン・レッドソックスは、二塁手ダスティン・ペドロイアが本塁へ送球し三塁走者をタッチアウトとしたあと、捕手ジャロッド・サルタラマッキアが三塁へ送球したが、三塁手ウィル・ミドルブルックスが後逸したため二塁走者アレン・クレイグがサヨナラのホームを踏んだ。
- ^ シリーズ制覇決定サヨナラ本塁打は、2006年アメリカンリーグ優勝決定戦・第4戦以来8年ぶり。その試合では、同点の9回裏二死一・二塁でデトロイト・タイガースのマグリオ・オルドニェスが、オークランド・アスレチックスのヒューストン・ストリートからサヨナラ3点本塁打を放った。
出典
編集- ^ Matt Snyder, "LCS umpires named; Joe West, Gerry Davis crew chiefs," CBSSports.com, October 9, 2014. 2021年7月31日閲覧。
- ^ Chris Haft, "Wayward throw in 10th leads Giants to walk-off win / Cardinals' error on Blanco's bunt plates deciding run in Game 3," MLB.com, October 15, 2014. 2021年7月31日閲覧。
- ^ Andrew Simon, Sarah Langs, Matt Kelly and Manny Randhawa, "11 walk-off HRs to clinch a postseason series," MLB.com, October 21, 2019. 2021年7月31日閲覧。
- ^ Sports Network, "GM, manager in DR for Taveras funeral," Fox News, October 27, 2014. 2021年7月31日閲覧。
- ^ Tyler Kepner, "On Cue, the Cardinals Rise in September," The New York Times, September 20, 2014. 2023年6月17日閲覧。
- ^ Derrick Goold, "Midseason review: It's October or bust," St. Louis Post-Dispatch, July 17, 2014. 2023年6月17日閲覧。
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外部リンク
編集- ESPN.com
- Baseball-Reference.com
- 動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿した試合映像