2000年シドニーオリンピックの開会式


2000年シドニーオリンピックの開会式(2000ねんシドニーオリンピックのかいかいしき、英語: 2000 Summer Olympics opening ceremony)は、2000年9月15日19時(オーストラリア東部夏時間UTC+11)から約4時間半、 ニューサウスウェールズ州シドニースタジアム・オーストラリアで行われた2000年シドニーオリンピック開会式である[1]

2000年シドニーオリンピックの開会式
Games of the XXVII Olympiad Opening Ceremony
第27回オリンピック競技大会の開会式
第27回オリンピック競技大会の開会式
イベントの種類 開会式
開催時期 2000年9月15日19:00 - 23:19 AEDT (UTC+11)
(4時間19分)
会場 オーストラリアの旗 オーストラリア ニューサウスウェールズ州シドニースタジアム・オーストラリア
主催 国際オリンピック委員会
運営 シドニーオリンピック組織委員会
プロデューサー リック・バーチ
デービッド・アトキンス
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概要

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約半世紀ぶりに南半球での開催となった今大会は、9月15日午後7時(日本時間午後5時)から開会式が行われた[注 1]。開会式は予定よりも1時間以上遅れ、午後11時19分(日本時間午後9時19分)に終了した。

式典はオリンピック憲章に従って行われた。演出家リック・バーチが総合監督に[2]、演出家でダンサーデービッド・アトキンスが芸術監督兼プロデューサーを務めた。

当日の進行

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国歌歌唱

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大画面に映し出されたカウントダウンが0になり、「OPENING SEREMONY」の文字が映し出されると、グラウンドにはスティーブ・ジェフリーズを乗せたストックホース英語版の馬、Ammoが登場。ジェフリーズのの合図で120頭のストックホースがターコイズ色の五輪旗を持った騎手を乗せて入場し、音楽に合わせ隊形を次々と変えていった。ストックホースのパフォーマンス後、グラウンドの中央にケン・ドーンが描いたシドニー・ハーバー・ブリッジの中心に「G'Day」の文字が書かれた巨大旗が掲げられた。

ジェームス・モリソン率いるビッグバンドによる演奏でウィリアム・ディーン総督ジョン・ハワード首相フアン・アントニオ・サマランチIOC会長らが入場。その後ジュリー・アンソニー英語版とヒューマン・ネイチャー (英語版シモーネ・ヤング指揮によるシドニー交響楽団演奏のもとオーストラリア国歌を歌唱した。

国歌歌唱後、グラウンドの端で待機していたストックホースの騎手らは五輪旗をオーストラリア国旗に持ち替え、再びグラウンドを駆け抜けて退場した。

なお、シドニー交響楽団が伴奏した国歌などが実際は演奏しておらず、メルボルン交響楽団による録音テープなどを流していたことが2008年8月26日までに明らかになった[3]

パフォーマンス

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当時13歳のニッキー・ウェブスター英語版主演によるオーストラリアの歴史の一大絵巻を描いたエンターテイメントショーが展開された[4]

Deep Sea Dreaming(深海の夢)

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グレートバリアリーフを賛辞した章である。

砂浜を模したグラウンドの中央で、主人公である1人の少女(演:ニッキー・ウェブスター英語版)が日光浴を行ううちに眠りに落ちる。海や海洋生物を表現した数多くのパフォーマーが彼女の周りに現れると、彼女は空中に吊るされ、大海を泳いでいるかのように表現した[5]。また、ウェットスーツを着た水泳選手も同様に吊るされて登場し、大画面にはジョセフ・ローレンスコーチの表情も映った。

Awakening(目覚め)

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6万年前と言われる先住民アボリジニトレス海峡諸島民の文化を賛辞した章である。

中央に長老が現れ少女が導かれると、先住民族らによって他の人々を先住民の地へ歓迎する儀式が行われた。この章ではオーストラリア各地の数多くの先住民族が登場した。終盤にはワンジナの精霊を模した32メートルの布が現れ、沢山の先住民が崇めた。

Fire(炎)

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オーストラリアの森林火災を表現した。

突如として会場が暗転し、グラウンドの端にたいまつを持った沢山のパフォーマーが現れた。ワンジナの精霊がを呼んだかのごとく客席上方に火花が起こると、グラウンド中央に一発の噴出花火が打ち上げられた。それを合図にたいまつを持ったパフォーマーがそれぞれ火吹きを行いながらゆっくりとグラウンドの反対側へ移動し、炎が激しく燃え広がる様子を表現した。十分に燃え広がった後、徐々にたいまつを消火して退場した。たいまつを口に入れて消火するパフォーマーもいた。

Nature(自然)

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Natureの1シーン

森林火災後、一面の焼け野原には徐々に新たな植物が芽吹き、水たまりが生まれる様子が表現された。そして、 アカシアの一種ゴールデン・ワトル英語版(オーストラリアの国花)、ワラタ(ニューサウスウェールズ州の州花)、スターツ・デザート・ピー(オーストラリア固有の豆)、睡蓮ユーカリなど、様々な植物のコスチュームを着たパフォーマーがグラウンド一杯に現れ動き回った。アボリジニの壁画風に描かれた動物の絵も7枚登場。終盤では再度植物たちが駆け回って新たな生命が台地一面に繁茂するまでを描き、パフォーマーは退場した。

Tin Symphony(ブリキ交響曲)

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オーストラリアにおけるヨーロッパ人の入植と、オーストラリアの発展について紹介した[5]

冒頭では、エンデバー号(を模した自転車)に乗ってオーストラリア東部沿岸を探検するキャプテン・クック、自然主義者のジョゼフ・バンクスと船員が、オーストラリアに到着する場面から始まる。船に積まれた小さな檻にはウサギが入れられている[6]。クックがエンデバー号から花火を打ち上げ、開拓の始まりを示した。

多数のパフォーマーが、ブッシュレンジャーであるネッド・ケリーを模した衣装で、トタン天水桶などアウトバックを象徴する道具を持ってグラウンドに現れた。そして、機械的な馬に似せた巨大な乗り物が現れ、やがて風車に変化した。木こり打ちのような道具でパフォーマンスを行う人もいた。また、歯車を模したを持ち、トタンの上でアイリッシュ・ダンスを行う人もいた。パフォーマーが中心に入り転がる巨大車輪も登場し、オーストラリアの産業の発展を象徴した。

曲が変わると、場内中央にスポットライトが当たり、そこではオーストラリアの農村の光景が紹介された。グラウンド中央にトタンで小屋が建てられ、家畜であるが入っていると思わせる段ボール箱が大量に運び出された。しかし、中から登場したのは芝刈り機を持った農民で、芝刈りを行いながらグラウンドに五輪旗の人文字を作った。最後に再度巨大な機械の馬が現れ、少女がリンゴを与えた。

Arrivals(到来)

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オーストラリアの多文化主義とその移民文化を紹介した。

移民による多民族国家である現在のオーストラリアを表現するため、グラウンドには世界の各大陸を象徴する山車や衣装を身にまとったパフォーマーが順番に登場した。黒い衣装のアフリカ大陸、黄色の衣装のアジア、緑色の衣装のヨーロッパ、赤色の衣装の南北アメリカ、最後にニュージーランドなど太平洋諸島を象徴する鮮やかな青色の衣装を着たパフォーマーが、曲に合わせて踊りながら入場した。全員でオーストラリアの海岸線を形作り、世界に対する歓迎の意を込めて観客に向かって腕を伸ばした。

その後、主人公の少女が中央の舞台上で『Under Southern Skyes』を手話付きで歌唱。それに合わせて5色の衣装を纏った子供たちが入場しパフォーマーに代わりオーストラリアの形を形成した。主人公の少女と子供たちによる大合唱のなか場内が暗転すると、子供たちは手持ちのランタンを高く上げながら散らばり、グラウンドに満天の星空を作った。さらに子供たちは隊形を変え、大きな5つの南十字星を形作った。

Eternity(永遠)

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Eternityの1シーン

中央の舞台にはアダム・ガルシアタップダンスから始まる。彼のタップダンスに合わせ、グラウンドや観客席通路から何千人ものダンサーが加わり、超大人数によるタップダンスが披露された。ダンサーは、新たなオーストラリアを形成する労働者を象徴。中央の舞台に備わっている数台のチェリーピッカークレーンが上昇。

終盤では、舞台中央で主人公の少女とアボリジニの男性が立ち、高くせりあがった場所から困惑の表情で労働者達を見渡した。これまでの章に出演した全てのパフォーマーが再び登場してダンスに加わると、シドニー・ハーバー・ブリッジの図形と、オーストラリアの元兵士アーサー・ステイス英語版の代表的なグラフィティアート「Eternity」が書かれた仕掛け花火が打たれた。その後、ピーウィー・フェリスのリミックス音楽に乗せて徐々にパフォーマーが退場した。

選手団入場

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マーチングバンド

2,000人規模(うち1,000人はオーストラリアの演奏者、残る1,000人は諸外国の演奏者)によるマーチングバンドの演奏の中、選手入場が行われた。

演奏曲は、『ツァラトゥストラはこう語った』、『炎のランナー』、『交響曲第9番』、『Bugler's Dream』、『ワルチング・マチルダ』、『オリンピックファンファーレとテーマ(Olympic Fanfare and Theme)』などの他に、特に大きな28の国と地域の入場時には、その国にちなんだ曲を演奏。日本選手団の入場時は『さくらさくら』を演奏した。

慣行により、古代オリンピック発祥の地及び近代オリンピック最初の開催国として、ギリシャの選手団が先頭を切って行進した。今大会の開催国であるオーストラリアは最後に行進した。他の国々は、慣行とIOCの指針に従い[7]、開催国の言語である英語アルファベット順に入場した。

日本選手団は「虹色の鮮やかなマント」を着用して登場した。なお、欧米では虹色はしばしば同性愛者をはじめとする「LGBT性的少数者)の象徴」(詳しくは「レインボーフラッグ」を参照)として見られる。

また、2000年6月に第1回南北首脳会談を実施した韓国北朝鮮統一旗を掲げて合同入場行進を行ったほか、インドネシアから解放されたばかりの東ティモールの選手たちが五輪旗を掲げて最後(開催国オーストラリアの直前)に入場し、盛大な拍手を送られた。

テーマ曲歌唱

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今回の大会のために特別に書き下ろされたテーマ曲『Dare to Dream』を、ジョン・ファーナムオリビア・ニュートン=ジョンが歌唱した。

開会挨拶

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シドニーオリンピック組織委員会会長のマイケル・ナイト (英語版と、IOC会長のフアン・アントニオ・サマランチが挨拶を行った後、オーストラリア総督ウィリアム・パトリック・ディーンが開会宣言を行った。

当時19歳の歌手ヴァネッサ・アモロッシ英語版が歌唱する『Heroes Live Forever』に乗せて五輪旗が入場。8名のオーストラリアの元オリンピック選手によって運ばれ、8名のオーストラリア連邦親衛隊に引き渡されると、ギリシャ正教オーストラリア大司教区の合唱団の歌唱するオリンピック賛歌にのせて掲揚された。

続いて、オリンピック宣誓として選手宣誓を女子ホッケーオーストラリア代表のレチェル・ホークス英語版が、審判宣誓を水球ピーター・カー英語版が行った。

聖火点灯

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聖火点灯

2000年5月10日にギリシャのオリンピア遺跡で採火された聖火は、約10日間ギリシャ国内で聖火リレーされた後、11の島国を経由[注 2]し、6月8日にユララ英語版に到着。ウルルからオーストラリアでのリレーがスタートし、約100日をかけて国内1,000以上の市や町を回った。グレートバリアリーフでは史上初めて海中で行われた。

車椅子ベティ・カスバートレリーン・ボイルに押される形でトーチとともにスタジアムに入場すると、ドーン・フレーザーシャーリー・ストリックランド・デ・ラ・ハンティシェーン・グールドデビー・フリントフ=キング英語版に渡った後、最終点火者のキャシー・フリーマンに託された。階段を駆け上がったフリーマンは浅い円形プールの中央に立つと、足下に自身を取り囲むように配置された150のバーナーノズルに点火。彼女を囲んでいた火の輪は聖火台と共にスタジアム上部まで移動した[8][9]

最終点火者は秘密にされていたが、先住民アボリジニ出身のキャシー・フリーマンが最終点火者を務めたことで、民族融和を表現した[10]

選手入場順

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参加国選手・役員の入場行進は、古代オリンピック発祥地ギリシャで始まり、開催国のオーストラリアが最後であった。その間の順序はアルファベット順に入場が行われた。

入場順 国名 旗手 出場競技
1   ギリシャ (GRE) ニコラオス・カクラマナキス セーリング
2   アルバニア (ALB) Ilirjan Suli 重量挙げ
3   アルジェリア (ALG) ジャビル・サイド=ゲルニ 陸上競技
4   アメリカ領サモア (ASA) リサ・ミシペカ 陸上競技
5   アンドラ (AND) Antoni Bernadó 陸上競技
6   アンゴラ (ANG) Nádia Cruz 競泳
7   アンティグア・バーブーダ (ANT) Heather Samuel 陸上競技
8   アルゼンチン (ARG) Carlos Espínola セーリング
9   アルメニア (ARM) Haykaz Galstyan レスリング
10   アルバ (ARU) Richard Rodriguez 陸上競技
11   オーストリア (AUT) Wolfram Waibel Jr. 射撃
12   アゼルバイジャン (AZE) ナミク・アブドゥラエフ レスリング
13   バハマ (BAH) ポーリン・デービス=トンプソン 陸上競技
14   バーレーン (BRN) Dawood Youssef 競泳
15   バングラデシュ (BAN) Sabrina Sultana 射撃
16   バルバドス (BAR) Andrea Blackett 陸上競技
17   ベラルーシ (BLR) セルゲイ・リシュトバン レスリング
18   ベルギー (BEL) ウラ・ウェルブルック 柔道
19   ベリーズ (BIZ) Emma Wade 陸上競技
20   ベナン (BEN) Laure Kuetey 陸上競技
21   バミューダ (BER) Mary Jane Tumbridge 馬術
22   ブータン (BHU) Jubzhang Jubzhang アーチェリー
23   ボリビア (BOL) Marco Condori 陸上競技
24   ボスニア・ヘルツェゴビナ (BIH) Elvir Krehmić 陸上競技
25   ボツワナ (BOT) Gilbert Khunwane ボクシング
26   ブラジル (BRA) サンドラ・ピレス ビーチバレー
27   イギリス領ヴァージン諸島 (IVB) Keita Cline 陸上競技
28   ブルネイ (BRU) Haseri Asli 陸上競技
29   ブルガリア (BUL) Ivo Yanakiev ボート
30   ブルキナファソ (BUR) Sarah Tondé 陸上競技
31   ブルンジ (BDI) Diane Nukuri 陸上競技
32   カンボジア (CAM) To Rithya 陸上競技
33   カメルーン (CMR) Cécile Ngambi 陸上競技[注 3]
34   カナダ (CAN) Caroline Brunet カヌー
35   カーボベルデ (CPV) Isménia do Frederico 陸上競技
36   ケイマン諸島 (CAY) カリーム・ストリート=トンプソン 陸上競技
37   中央アフリカ (CAF) Mickaël Conjungo 陸上競技
38   チャド (CHA) Gana Abba Kimet 陸上競技
39   チリ (CHI) ニコラス・マスー テニス
40   中国 (CHN) 劉玉棟 バスケットボール
41   コロンビア (COL) マリア・イサベル・ウルティア 重量挙げ
42   コモロ (COM) Shareef Mohammed Official
43   Congo (CGO) Marien Michel Ngouabi 競泳
44   クック諸島 (COK) Turia Vogel セーリング
45   コスタリカ (CRC) Karina Fernández トライアスロン
46   コートジボワール (CIV) イブラヒム・メイテ 陸上競技
47   クロアチア (CRO) ゾラン・プリモラッツ 卓球
48   キューバ (CUB) フェリックス・サボン ボクシング
49   キプロス (CYP) Antonakis Andreou 射撃
50   チェコ (CZE) Martin Doktor カヌー
51   コンゴ民主共和国 (COD) Mwenze Kalombo 陸上競技
52   デンマーク (DEN) Jesper Bank セーリング
53   ジブチ (DJI) Djama Robleh 陸上競技[注 3]
54   ドミニカ国 (DMA) Marcia Daniel 陸上競技
55   ドミニカ共和国 (DOM) Wanda Rijo 重量挙げ
56   エクアドル (ECU) Martha Tenorio 陸上競技
57   エジプト (EGY) Yahia Rashwan テコンドー
58   エルサルバドル (ESA) Eva Dimas 重量挙げ
59   赤道ギニア (GEQ) エリック・ムサンバニ 競泳
60   エリトリア (ERI) Nebiat Habtemariam 陸上競技
61   エストニア (EST) Tõnu Tõniste セーリング
62   エチオピア (ETH) デラルツ・ツル 陸上競技
63   フィジー (FIJ) Tony Philp セーリング
64   フィンランド (FIN) Olli-Pekka Karjalainen 陸上競技
65   北マケドニア (MKD) Lazar Popovski カヌー
66   フランス (FRA) ダビド・ドゥイエ 柔道
67   ガボン (GAB) Mélanie Engoang 柔道
68   ガンビア (GAM) Adama Njie 陸上競技
69   ジョージア (GEO) ギオルギ・アサニゼ 重量挙げ
70   ドイツ (GER) ビルギット・フィッシャー カヌー
71   ガーナ (GHA) Kennedy Osei 陸上競技
72   イギリス (GBR) Matthew Pinsent ボート
73   グレナダ (GRN) Hazel-Ann Regis 陸上競技
74   グアム (GUM) Melissa Lynn Fejeran 重量挙げ
75   グアテマラ (GUA) Attila Solti 射撃
76   ギニア (GUI) Joseph Loua 陸上競技
77   ギニアビサウ (GBS) Talata Embalo レスリング
78   ガイアナ (GUY) Aliann Pompey 陸上競技
79   ハイチ (HAI) Nadine Faustin-Parker 陸上競技
80   ホンジュラス (HON) Alejandro Castellanos 競泳
81   香港 (HKG) Fenella Ng ボート
82   ハンガリー (HUN) Rita Kőbán カヌー
83   アイスランド (ISL) Guðrún Arnardóttir 陸上競技
84   インド (IND) リーンダー・パエス テニス
85   インドネシア (INA) Rexy Mainaky バドミントン
86   イラン (IRI) アミル・レザ・ハデム レスリング
87   イラク (IRQ) Bashar Mohammad Ali 選手団長
88   アイルランド (IRL) ソニア・オサリバン 陸上競技
89   イスラエル (ISR) Rogel Nachum 陸上競技
90   イタリア (ITA) Carlton Myers バスケットボール
91   ジャマイカ (JAM) デオン・ヘミングス 陸上競技
92   日本 (JPN) 井上康生 柔道
93   ヨルダン (JOR) ハヤー・ビント・アル=フセイン 馬術
94   カザフスタン (KAZ) Yermakhan Ibraimov ボクシング
95   ケニア (KEN) Kennedy Ochieng 陸上競技
96  北朝鮮 (PRK) Pak Jung-chul Official
 韓国 (KOR) 鄭銀順 バスケットボール
97   クウェート (KUW) Fawzi Al-Shammari 陸上競技
98   キルギス (KGZ) Raatbek Sanatbayev レスリング
99   ラオス (LAO) Sisomphone Vongpharkdy 陸上競技
100   ラトビア (LAT) Voldemārs Lūsis 陸上競技
101   レバノン (LIB) Jean-Claude Rabbath 陸上競技
102   レソト (LES) Mokete Mokhosi テコンドー
103   リベリア (LBR) Kouty Mawenh 陸上競技
104   リビア (LBA) Nizar Naeeli テコンドー
105   リヒテンシュタイン (LIE) Oliver Geissmann 射撃
106   リトアニア (LTU) ロマス・ウバルタス 陸上競技
107   ルクセンブルク (LUX) Lara Heinz 競泳
108   マダガスカル (MAD) Joseph-Berlioz Randriamihaja 陸上競技
109   マラウイ (MAW) Francis Munthali 陸上競技
110   マレーシア (MAS) Mirnawan Nawawi ホッケー
111   モルディブ (MDV) Naseer Ismail 陸上競技
112   マリ (MLI) Brahima Guindo 柔道
113   マルタ (MLT) Laurie Pace 柔道
114   モーリタニア (MTN) Sidi Mohamed Ould Bidjel 陸上競技
115   モーリシャス (MRI) Michael Macaque ボクシング
116   メキシコ (MEX) Fernando Platas 飛込
117   ミクロネシア連邦 (FSM) マヌエル・ミンギンフェル 重量挙げ
118   モルドバ (MDA) Vadim Vacarciuc 重量挙げ
119   モナコ (MON) Thierry Vatrican 柔道
120   モンゴル (MGL) Badmaanyambuugiin Bat-Erdene 柔道
121   モロッコ (MAR) Adil Belgaid 柔道
122   モザンビーク (MOZ) Jorge Duvane 陸上競技
123   ミャンマー (MYA) Maung Maung Nge 陸上競技
124   ナミビア (NAM) Paulus Ali Nuumbembe ボクシング
125   ナウル (NRU) マーカス・スティーブン 重量挙げ
126   ネパール (NEP) Chitra Bahadur Gurung 競泳
127   オランダ (NED) アンキー・ヴァン・グルンスヴェン 馬術
128   オランダ領アンティル (AHO) Cor van Aanholt セーリング
129   ニュージーランド (NZL) Blyth Tait 馬術
130   ニカラグア (NCA) Walter Martínez 射撃
131   ニジェール (NIG) Mamane Sani Ali 陸上競技
132   ナイジェリア (NGR) Sunday Bada 陸上競技
133   ノルウェー (NOR) ヴェービョルン・ロダール 陸上競技
134   オマーン (OMA) Mohamed Amer Al-Malky 陸上競技
135   パキスタン (PAK) Ahmed Alam ホッケー
136   パラオ (PLW) ヴァレリー・ペドロ 重量挙げ
137   パレスチナ (PLE) Ramy Deeb 陸上競技
138   パナマ (PAN) Eileen Coparropa 競泳
139   パプアニューギニア (PNG) Xenia Peni 競泳
140   パラグアイ (PAR) Nery Kennedy 陸上競技
141   ペルー (PER) Rosa García バレーボール
142   フィリピン (PHI) Donald Geisler テコンドー
143   ポーランド (POL) Andrzej Wroński レスリング
144   ポルトガル (POR) Miguel Maia ビーチバレー
145   プエルトリコ (PUR) Enrique Figueroa セーリング
146   カタール (QAT) イブラヒム・イスマイル 陸上競技
147   ルーマニア (ROM) Elisabeta Lipă ボート
148   ロシア (RUS) Andrey Lavrov ハンドボール
149   ルワンダ (RWA) Pierre Karemera Official
150   セントクリストファー・ネイビス (SKN) キム・コリンズ 陸上競技
151   セントルシア (LCA) Dominic Johnson 陸上競技
152   セントビンセント・グレナディーン (VIN) Pamenos Ballantyne 陸上競技
153   サモア (SAM) Pauga Lalau ボクシング
154   サンマリノ (SMR) Emanuela Felici 射撃
155   サントメ・プリンシペ (STP) ナイデ・ゴメス 陸上競技
156   サウジアラビア (KSA) Khaled Al-Dosari テコンドー
157   セネガル (SEN) Mame Tacko Diouf 陸上競技
158   セーシェル (SEY) Benjamin Lo-Pinto 競泳
159   シエラレオネ (SLE) Ekundayo Williams 陸上競技
160   シンガポール (SIN) Joscelin Yeo 競泳
161   スロバキア (SVK) Slavomír Kňazovický カヌー
162   スロベニア (SLO) Iztok Čop ボート
163   ソロモン諸島 (SOL) Primo Higa 陸上競技
164   ソマリア (SOM) Ibrahim Mohamed Aden 陸上競技
165   南アフリカ (RSA) ヘゼキエル・セペング 陸上競技
166   スペイン (ESP) マヌエル・エスティアルテ 水球
167   スリランカ (SRI) Damayanthi Dharsha 陸上競技
168   スーダン (SUD) Mahmoud Kieno 選手団長
169   スリナム (SUR) レティティア・フリースデ 陸上競技
170   エスワティニ (SWZ) Musa Simelane ボクシング
171   スウェーデン (SWE) Anna Olsson カヌー
172   スイス (SUI) トーマス・フリッシュクネヒト 自転車
173   シリア (SYR) Moutassem Ghotouq 選手団長
174   チャイニーズタイペイ (TPE) 蔣澎龍 卓球
175   タジキスタン (TJK) Khurshed Hasanov ボクシング
176   タンザニア (TAN) Restituta Joseph 陸上競技
177   タイ (THA) Somluck Kamsing ボクシング
178   トーゴ (TOG) Kouami Sacha Denanyoh 柔道
179   トンガ (TGA) Ana Siulolo Liku 陸上競技
180   トリニダード・トバゴ (TRI) アト・ボルドン 陸上競技
181   チュニジア (TUN) Omrane Ayari レスリング
182   トルコ (TUR) Hamza Yerlikaya レスリング
183   トルクメニスタン (TKM) Chary Mamedov 陸上競技
184   ウガンダ (UGA) Muhamed Kizito ボクシング
185   ウクライナ (UKR) Yevhen Braslavets セーリング
186   アラブ首長国連邦 (UAE) Saeed Al-Maktoum 射撃
187   アメリカ合衆国 (USA) Cliff Meidl カヌー
188   ウルグアイ (URU) Mónica Falcioni 陸上競技
189   ウズベキスタン (UZB) Mahammatkodir Abdullaev ボクシング
190   バヌアツ (VAN) Mary-Estelle Kapalu 陸上競技
191   ベネズエラ (VEN) Adriana Carmona テコンドー
192   ベトナム (VIE) Trương Ngọc Để 選手団長
193   アメリカ領ヴァージン諸島 (ISV) Ameerah Bello 陸上競技
194   イエメン (YEM) Basheer Al-Khewani 陸上競技
195   ユーゴスラビア (YUG) ウラジミール・グルビッチ バレーボール
196   ザンビア (ZAM) サミュエル・マテテ 陸上競技
197   ジンバブエ (ZIM) Philip Mukomana 陸上競技
198   独立参加 (IOA) Victor Ramos ボクシング
199   オーストラリア (AUS) Andrew Gaze バスケットボール

テレビ放送

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日本でのテレビ放送はNHK総合テレビジョン[11]で生中継を行い、世帯平均視聴率(関東地区)は30.9%を記録した[12]

脚注

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注釈

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  1. ^ 本来、シドニーのあるニューサウスウェールズ州では、10月最終日曜から夏時間(DST)に入るが、この年、同州、開催国首都キャンベラを含むオーストラリア首都特別地域と、隣接するビクトリア州、および通常10月第1日曜から夏時間に入るタスマニア州の3州は、オリンピックに合わせて特別に8月最終日曜から夏時間に入っていた。通常、この時期のシドニーと日本の時差は1時間であるが、このとき2時間差となっていたのはそのためである。なお、サッカーの一部試合が行われたアデレードのある南オーストラリア州ではこの措置を取らず、通常通り10月最終日曜に夏時間に切り替えたため、期間中はシドニーとの時差が1時間半になっていた。
  2. ^ それ以外にフィジーでは政情不安により中止となった。
  3. ^ a b 不参加。

出典

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  1. ^ Longman, Jere (2000年9月16日). “SYDNEY 2000: THE OVERVIEW; Games Open With Ceremony and Tribute”. The New York Times. https://www.nytimes.com/2000/09/16/sports/sydney-2000-the-overview-games-open-with-ceremony-and-tribute.html 2022年2月12日閲覧。 
  2. ^ オリンピック開会式の「芸術プログラム」を読み解く青山学院大学、2022年2月13日閲覧。
  3. ^ “口パク”シドニー五輪でも オーケストラ、演奏せず 共同通信 2008/08/26[リンク切れ]
  4. ^ Keoghan, Sarah (15 August 2020). “Nikki Webster 20 years on: How the opening ceremony changed everything” (英語). The Sydney Morning Herald. https://www.smh.com.au/sport/nikki-webster-20-years-on-how-the-opening-ceremony-changed-everything-20200731-p55ham.html 2022年2月13日閲覧。 
  5. ^ a b Foley, Brett (16 September 2000). “From the archives: Seven secrets of the opening ceremony”. The Sydney Morning Herald. https://www.smh.com.au/sport/from-the-archives-seven-secrets-of-the-opening-ceremony-20200805-p55ir1.html 2022年2月13日閲覧。 
  6. ^ Birch 2004, p. 265.
  7. ^ Staff (November 2005). “Technical Manual on Ceremonies” (PDF;). International Olympic Committee. p. 39_107. 11 June 2012閲覧。 “The delegations parade in alphabetical order according to the language of the host country, except for Greece, which leads the parade, and for the host country, which enters the stadium last.”
  8. ^ シドニーオリンピック国際オリンピック委員会、2022年2月13日閲覧。
  9. ^ がんばれ!ニッポン!シドニー大会レポート日本オリンピック委員会、2000年9月15日、2022年2月13日閲覧。
  10. ^ “口パク、ハト焼死… 物議や話題呼んだ五輪開会式の演出あれこれ”. 毎日新聞. (2021年3月19日). https://mainichi.jp/articles/20210319/k00/00m/050/004000c 2021年3月19日閲覧。 
  11. ^ シドニーオリンピック - NHKクロニクル
  12. ^ 開会式歴代 【関東地区】ビデオリサーチ、2022年2月13日閲覧。

参考文献

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  • Birch, Ric (2004) (英語). Master of the Ceremonies: An eventful life. Sydney: Allen & Unwin. ISBN 978-1-74114-417-8. https://www.google.com.au/books/edition/Master_of_the_Ceremonies/cCOjaEFyyMMC?hl=en&gbpv=1&printsec=frontcover 2022年2月13日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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