1967年のロードレース世界選手権

1967年の
FIMロードレース世界選手権
前年: 1966 翌年: 1968


1967年のロードレース世界選手権は、FIMロードレース世界選手権の第19回大会である。4月にモンジュイック・サーキットで開催されたスペインGPで開幕し、富士スピードウェイで開催された最終戦日本GPまで、全13戦で争われた。

1967年のロードレース世界選手権

シーズン概要

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この年はカナダの建国100周年記念の一環としてカナダGPモスポート・インターナショナル・レースウェイで開催され、選手権は全13戦となった。カナダGPが世界選手権の1戦として開催されたのは、この年だけのことである。また、前年同様に250ccクラスは全てのイベントでレースが行われたが、50ccクラスは約半分の7戦の開催となった。最終戦の日本GPは前年同様富士スピードウェイで行われたが、前年ホンダが「危険である」としてボイコットするきっかけとなった30度バンクはライダーたちにも不評だったために使用されず、ショートカットして4.359kmとなったコースで行われた[1]

前年、5クラス全てでマニュファクチャラーズ・タイトルを獲得するという快挙を成し遂げたホンダは、技術開発という目的を達成したとしてこの年から50ccクラスと125ccクラスへのワークス参戦を取り止めた。同時にチームの中心的存在であったジム・レッドマンと軽量クラスのエースであったルイジ・タベリも昨シーズン限りで引退し、マイク・ヘイルウッドラルフ・ブライアンズの2人がチームを牽引することになった。500ccクラスではヘイルウッドがMVアグスタジャコモ・アゴスチーニと互いに一歩も譲らないタイトル争いをシーズンの最後まで繰り広げ、250ccクラスでもヘイルウッドとブライアンズはヤマハフィル・リードビル・アイビーとの熾烈な戦いが繰り広げられた。ホンダがいなくなった125ccクラスはヤマハとスズキの日本製2ストローク同士の争いとなり、50ccクラスはライバルのいなくなったスズキが完全に支配した[1]

そしてこの年のシーズン終了後、ホンダは大排気量クラスにおいても目的を達成したとして翌シーズンにはワークスチームを送り込まないことを発表し、スズキもホンダの後を追うようにグランプリからのワークス活動の撤退を発表した[2]

500ccクラス

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前年型の4気筒RC181の改良型で500ccクラスに臨んだホンダに対し、MVアグスタも前年デビューさせた3気筒を更にパワーアップさせて対抗した[3]。開幕戦となった西ドイツではホンダのマイク・ヘイルウッドが序盤にトップに立ちながらクランクシャフトのトラブルで脱落し、MVアグスタのジャコモ・アゴスチーニが逆転勝利を挙げた[4]。第2戦マン島TTでは逆にアゴスチーニがチェーン切れに泣かされ、ヘイルウッドは108.77mphというその後8年間破られることのないラップスピードを記録して優勝した[5]

続くダッチTTでヘイルウッドは連勝したが、RC181はパワーではMVアグスタを上回るもののフレームの剛性不足を原因とする深刻なハンドリングの問題を抱えており、ヘイルウッドは個人的にイギリスのフレームビルダーに製作を依頼したフレームを使用できるようにホンダに要望していた。しかし、ホンダはヘイルウッドの提案を受け入れず、自ら改良したフレームを投入したが操縦性は大きく改善されることはなく、ベルギー東ドイツとアゴスチーニに連勝を許した[6]

その後もアゴスチーニとヘイルウッドのマッチレースは続き、第8戦のアルスターGPが終わった時点で2人は4勝ずつで並んでいた。しかし第9戦のイタリアでレースの大半をリードしていたヘイルウッドをミッショントラブルが襲い、アゴスチーニが逆転で優勝しヘイルウッドは2位に沈んだ。この結果、アゴスチーニは1ポイントでも取ればタイトル獲得という状況で最終戦を迎え、小雨となったカナダGPでは無理をせずにヘイルウッドに続く2位でフィニッシュして2年連続となるタイトルを獲得し、MVアグスタはマニュファクチャラーズ・タイトルをホンダから奪い返した[1][7]

350ccクラス

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ヘイルウッドの6気筒RC174

前年、350ccクラスでは4気筒で圧倒的な強さを誇ったホンダだが、この年は6気筒の新型モデルRC174を投入した。このマシンは250ccの6気筒RC166の排気量を拡大したもので、大幅な重量の増加を避けるために297.06ccに抑えられていたにもかかわらず、前年型の4気筒を大きく上回る66psを発揮した[8]。このマシンを駆ったマイク・ヘイルウッドは前年同様に唯一のライバルであるMVアグスタジャコモ・アゴスチーニを圧倒し、開幕から5連勝を飾って第5戦のチェコスロバキアGPで早くも2年連続となるタイトルを獲得した[9]

早々にタイトルを決めたヘイルウッドは、タイトル争いが激しくなっていた250ccクラスと500ccクラスに専念するためにアルスターGPイタリアGPではこのクラスに出場せず、代わってRC174に乗ったラルフ・ブライアンズがイタリアで350ccでの初勝利を挙げた[8]

250ccクラス

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ヘイルウッドのホンダRC166

前年は250ccクラスでも他を圧倒したホンダの6気筒RC166とマイク・ヘイルウッドだったが、この年は前年トラブル続きだったヤマハの水冷V型4気筒V4・RD05Aがようやく力を発揮し始め、強力なライバルとなった。ホンダはヘイルウッドに加えて前年軽量クラスで活躍したラルフ・ブライアンズを250ccクラスに出場させ、対するヤマハもエースのフィル・リードに加えて前年125ccクラスで頭角を現したビル・アイビーをこのクラスにも全戦出場させ、この4人による激しいタイトル争いがシーズン終盤まで続けられた。

開幕戦ではヘイルウッドがトップを走りながらパンクでリタイヤしてリードが先勝、ヘイルウッドは第2戦もリタイヤとなってブライアンズが250cc初勝利を挙げた。そして第3戦フランスでもヘイルウッドはトップを走っている時にミッショントラブルで後退し、シーズン初完走で3位は得たもののアイビーとリードに1・2フィニッシュを許した。ヘイルウッドのシーズン初勝利は、第4戦のマン島TTまで待たなければならなかった。

その後もこの4人で表彰台をほとんど独占する形でシーズンは続き、第11戦イタリアが終わった時点でリードとヘイルウッドが4勝ずつを挙げ、2位が3回だったリードがポイントではわずかに上回っていた。そして気温10度以下という悪コンディションの中で行われた第12戦カナダGPではリードのマシンが不調となってヘイルウッドが5勝目を挙げ、両者は同ポイントで最終戦に臨むことになった[1]。ところが最終戦日本GPではリードは4周目にマシントラブルでリタイヤ、トップを走っていたヘイルウッドも序盤にリタイヤしてしまう。レースはアイビーや前年同大会優勝の長谷川弘らが次々とトラブルで脱落する中をブライアンズが優勝し[10]、同ポイントでシーズンを終えたリードとヘイルウッドのタイトル争いは優勝回数が多かったヘイルウッドに軍配が上がった[11]。マニュファクチャラーズ・タイトルはヘイルウッドとブライアンズの2人で7勝をかせいだホンダのものとなった。

125ccクラス

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スズキのV型4気筒RS67

ホンダの撤退により、このクラスはヤマハスズキMZといった2ストローク勢同士の争いとなった。前年デビューさせた水冷V型4気筒のRA31を熟成させていたヤマハに対し、スズキは従来の2気筒モデルの改良型であるRT67を投入したが苦戦は必至であり、既にV型4気筒の新型の開発をスタートさせていた[1]

シーズンがスタートするとヤマハの強力なV4に乗るビル・アイビーフィル・リードの2人は他を寄せ付けず、第2戦西ドイツでアイビーとリードの転倒によってスズキの片山義美が、第8戦フィンランドではリードのマシンのクランクシャフト破損に助けられたスチュアート・グラハムがそれぞれ1勝した以外は全てのレースでアイビーとリードが勝利を独占した。その中でもアイビーは第7戦チェコスロバキアGP終了時点で4勝と5割以上の勝率で優位に立ち、第9戦アルスターGPではチームオーダーによりリードはアイビーに勝利を譲った。そして続くイタリアGPで冷却水漏れによるオーバーヒートに苦しんだアイビーは、スズキのハンス=ゲオルグ・アンシャイトのスリップストリームを使う作戦でマシンを温存してゴール直前でアンシャイトをかわし、0.2秒差で優勝すると初めてのタイトルを獲得した[1][12]

最終戦の日本GPでは、スズキが待望の水冷V型4気筒マシンRS67をデビューさせた。グラハムがこのマシンを駆ってチャンピオンのアイビーに次ぐ2位でフィニッシュしたが、この後スズキがグランプリ撤退を決定したため、このマシンは2度とグランプリを走ることはなかった。一方、徐々に力をつけていたカワサキデイブ・シモンズのライディングでフランスGPで初ポイントを獲得し、フィンランドでは初表彰台を獲得している[1]

50ccクラス

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スズキRK67

スズキの水冷2気筒RK67は完成の域に達しており、ホンダがいなくなったこの年の優位は明らかだった。そして開幕戦のスペインでは、ハンス=ゲオルグ・アンシャイト片山義美の2人が他の全てのライダーを周回遅れにする圧勝ぶりで1・2フィニッシュを飾った。第2戦西ドイツでは、スズキはもう1台のマシンをスチュアート・グラハムに与えたが片山とグラハムはトラブルで完走できず、残ったアンシャイトが2勝目を挙げた[1]フランスでは片山が勝ち、マン島TTではグラハムがグラプリ初勝利を挙げた。グラハムは500ccクラス初代チャンピオンのレスリー・グラハムの息子であり、親子2代でのマン島制覇だった[13]。アンシャイトと片山のタイトル争いはベルギーで3勝目を挙げたアンシャイトが制し、2年連続チャンピオンとなった[14]

グランプリ

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Rd. 決勝日 GP サーキット 50ccクラス優勝 125ccクラス優勝 250ccクラス優勝 350ccクラス優勝 500ccクラス優勝
1 4月30日   スペイン モンジュイック   H.G.アンシャイト   B.アイビー   P.リード No Race No Race
2 5月7日   西ドイツ ホッケンハイム   H.G.アンシャイト   片山義美   R.ブライアンズ   M.ヘイルウッド   G.アゴスチーニ
3 5月21日   フランス クレルモン=フェラン   片山義美   B.アイビー   B.アイビー No Race No Race
4 6月12-16日   マン島TT マン島   S.グラハム   P.リード   M.ヘイルウッド   M.ヘイルウッド   M.ヘイルウッド
5 6月24日   ダッチTT アッセン   片山義美   P.リード   M.ヘイルウッド   M.ヘイルウッド   M.ヘイルウッド
6 7月2日   ベルギー スパ   H.G.アンシャイト No Race   B.アイビー No Race   G.アゴスチーニ
7 7月16日   東ドイツ ザクセンリンク No Race   B.アイビー   P.リード   M.ヘイルウッド   G.アゴスチーニ
8 7月23日   チェコスロバキア ブルノ No Race   B.アイビー   P.リード   M.ヘイルウッド   M.ヘイルウッド
9 8月6日   フィンランド イマトラ No Race   S.グラハム   M.ヘイルウッド No Race   G.アゴスチーニ
10 8月19日   アルスター ダンドロッド No Race   B.アイビー   M.ヘイルウッド   G.アゴスチーニ   M.ヘイルウッド
11 9月3日   イタリア モンツァ No Race   B.アイビー   P.リード   R.ブライアンズ   G.アゴスチーニ
12 9月30日   カナダ モスポート No Race   B.アイビー   M.ヘイルウッド No Race   M.ヘイルウッド
13 9月30日   日本 富士   伊藤光夫   B.アイビー   R.ブライアンズ   M.ヘイルウッド No Race

ポイントランキング

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ポイントシステム

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ポイントシステム
順位 1 2 3 4 5 6
ポイント 8 6 4 3 2 1
  • 500ccクラスは上位入賞した6戦分、350ccクラスは上位入賞した5戦分、250・125ccクラスは上位入賞した7戦分、50ccクラスは上位入賞した4戦分のポイントが有効とされた。

ライダーズ・ランキング

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500ccクラス

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順位 ライダー マシン GER
 
IOM
 
NED
 
BEL
 
DDR
 
TCH
 
FIN
 
ULS
 
ITA
 
CAN
 
ポイント 勝利数
有効 合計
1   ジャコモ・アゴスチーニ MVアグスタ 1 - 2 1 1 2 1 - 1 2 46 58 5
2   マイク・ヘイルウッド ホンダ - 1 1 2 - 1 - 1 2 1 46 52 5
3   ジョン・ハートル マチレス - 6 - - 2 5 2 2 6 - 22 0
4   ペーター・ウィリアムス マチレス 2 2 3 - - - - - - - 16 0
5   ジャック・フィンドレイ マチレス 3 - - 4 3 - - 3 - - 15 0
6   フレッド・スティーブンス パトン - 5 - 3 - - 5 - 4 - 11 0
7   ジョン・クーパー ノートン - 4 - - - 3 - 6 - - 8 0
8   ギュラ・マルゾフスキー マチレス - - 5 5 - 4 - - - - 7 0
9   ビリー・ネルソン ノートン 5 - - - - - 3 - - - 6 0
9   スティーブ・スペンサー ノートン - 3 - - - - - 5 - - 6 0
11   アンジェロ・ベルガモンティ パトン - - - - - - - - 3 - 4 0
11   マイク・ダフ マチレス - - - - - - - - - 3 4 0
13   ダン・ショーリー ノートン - - 4 - 6 - - - - - 4 0
13   ジョン・ドッズ ノートン - - - - 4 6 - - - - 4 0
15   ロビン・フィートン ノートン 4 - - - - - - - - - 3 0
15   ボウ・グラナート マチレス - - - - - - 4 - - - 3 0
15   ジョン・ブランチャード シーリー - - - - - - - 4 - - 3 0
15   アイヴァー・ロイド マチレス - - - - - - - - - 4 3 0
19   ロドニー・ゴウルド ノートン - - - - 5 - - - - - 2 0
19   ジュゼッペ・マンドリーニ モト・グッツィ - - - - - - - - 5 - 2 0
19   アンドレアス・ジョージアデス ベロセット - - - - - - - - - 5 2 0
22   グリフ・ジェンキンス ノートン 6 - - - - - - - - - 1 0
22   クリス・コーン ノートン - - 6 - - - - - - - 1 0
22   デレク・ミンター ノートン - - - 6 - - - - - - 1 0
22   モーリス・ホーソーン ノートン - - - - - - 6 - - - 1 0
22   ジョージ・ロケット ノートン - - - - - - - - - 6 1 0

350ccクラス

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順位 ライダー マシン GER
 
IOM
 
NED
 
DDR
 
TCH
 
ULS
 
ITA
 
JPN
 
ポイント 勝利数
有効 合計
1   マイク・ヘイルウッド ホンダ 1 1 1 1 1 - - 1 40 48 6
2   ジャコモ・アゴスチーニ MVアグスタ 2 2 2 2 - 1 - - 32 1
3   ラルフ・ブライアンズ ホンダ - - - - - 2 1 2 20 1
4   ハインツ・ローズナー MZ - - 5 5 2 3 3 - 18 0
5   デレク・ウッドマン MZ - 3 - 3 3 - 5 - 14 0
6   アルベルト・パガーニ アエルマッキ 4 4 - - 5 - 4 - 11 0
7   ケル・キャラザース アエルマッキ 5 - 6 4 - 4 - - 9 0
8   レンツォ・パゾリーニ ベネリ 3 - 3 - - - - - 8 0
9   シルビオ・グラセッティ ベネリ - - - - - - 2 - 6 0
10   三室恵義 ヤマハ - - - - - - - 3 4 0
11   フレッド・スティーブンス ハンナ・パトン - - 4 - - - 6 - 4 0
12   ジルベルト・ミラーニ アエルマッキ 6 6 - - - - - 5 4 0
13   グスタフ・ハヴェル CZ - - - - 4 - - - 3 0
13   和田将宏 カワサキ - - - - - - - 4 3 0
15   クリス・コーン ノートン - 5 - - - - - - 2 0
15   ブライアン・スティーンソン アエルマッキ - - - - - 5 - - 2 0
17   ダン・ショーリー ノートン - - - 6 - - - - 1 0
17   ボフミル・ステーザ CZ - - - - 6 - - - 1 0
17   イアン・マックレガー ノートン - - - - - 6 - - 1 0
17   従野正巳 ホンダ - - - - - - - 6 1 0

250ccクラス

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順位 ライダー マシン SPA
 
GER
 
FRA
 
IOM
 
NED
 
BEL
 
DDR
 
TCH
 
FIN
 
ULS
 
ITA
 
CAN
 
JPN
 
ポイント 勝利数
有効 合計
1   マイク・ヘイルウッド ホンダ - - 3 1 1 2 - 3 1 1 - 1 - 50 54 5
2   フィル・リード ヤマハ 1 2 2 2 - - 1 1 - - 1 2 - 50 56 4
3   ビル・アイビー ヤマハ - - 1 - 2 1 2 2 2 3 2 - 6 46 51 2
4   ラルフ・ブライアンズ ホンダ 2 1 4 3 3 3 3 4 - 2 3 3 1 40 58 2
5   デレク・ウッドマン MZ - - 5 - 4 4 - 6 3 4 5 - - 18 0
6   ハインツ・ローズナー MZ - 3 6 - - - 4 5 - - 4 - - 13 0
7   ジンジャー・モロイ ブルタコ 4 - - - 6 5 5 - - - 6 - - 9 0
8   ギュラ・マルゾフスキー ブルタコ - 5 - - - 6 6 - 4 6 - - - 8 0
9   本橋明泰 ヤマハ - - - - - - - - - - - - 2 6 0
10   トミー・ロブ ブルタコ 5 - - - - - - - - - - - 4 5 0
10   デイブ・シモンズ カワサキ - - - 4 5 - - - - - - - - 5 0
12   ホセ・メドラーノ ブルタコ 3 - - - - - - - - - - - - 4 0
12   浜野順 ヤマハ - - - - - - - - - - - - 3 4 0
14   ジャック・フィンドレイ ブルタコ - 4 - - - - - - - - - - - 3 0
14   イヴォン・デュハメル ヤマハ - - - - - - - - - - - 4 - 3 0
16   ビル・スミス カワサキ - - - 5 - - - - - - - - - 2 0
16   フレッド・スティーブンス パトン - - - - - - - - 5 - - - - 2 0
16   ブライアン・スティーンソン アエルマッキ - - - - - - - - - 5 - - - 2 0
16   F.カミレーリ ヤマハ - - - - - - - - - - - 5 - 2 0
16   ジルベルト・ミラーニ アエルマッキ - - - - - - - - - - - - 5 2 0
21   カルロス・ヒーロ オッサ 6 - - - - - - - - - - - - 1 0
21   ロルフ・シュミット ブルタコ - 6 - - - - - - - - - - - 1 0
21   ミック・チャタートン ヤマハ - - - 6 - - - - - - - - - 1 0
21   マルコム・スタントン アエルマッキ - - - - - - - - 6 - - - - 1 0
21   ロン・グラント スズキ - - - - - - - - - - - 6 - 1 0

125ccクラス

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順位 ライダー マシン SPA
 
GER
 
FRA
 
IOM
 
NED
 
DDR
 
TCH
 
FIN
 
ULS
 
ITA
 
CAN
 
JPN
 
ポイント 勝利数
有効 合計
1   ビル・アイビー ヤマハ 1 - 1 - 2 1 1 2 1 1 1 1 56 76 8
2   フィル・リード ヤマハ 2 - 2 1 1 2 - - 2 - - - 40 2
3   スチュアート・グラハム スズキ 4 - 4 2 3 3 2 1 3 - - 2 38 44 1
4   片山義美 スズキ 3 1 3 - 4 - - - - - - - 19 1
5   ラズロ・サボー MZ - 3 - - - 6 3 - - 3 - - 13 0
6   ハンス=ゲオルグ・アンシャイト スズキ - 2 - - - - - - - 2 - - 12 0
7   デイブ・シモンズ カワサキ - - 5 4 - - - 3 - - - - 9 0
8   ケル・キャラザース ホンダ - - - 5 - - - 5 4 - - - 7 0
9   ティム・クーパー ヤマハ - - - - - - - - - - 2 - 6 0
10   トーマス・ホイシェンケル MZ - - - - - 5 4 - - - - - 5 0
10   ワルター・シーマン ホンダ - - - - - - 5 - - 4 - - 5 0
12   本橋明泰 ヤマハ - - - 3 - - - - - - - - 4 0
12   ロバート・ラスク ヤマハ - - - - - - - - - - 3 - 4 0
12   金谷秀夫 カワサキ - - - - - - - - - - - 3 4 0
15   ウォルター・ヴィラ モンテッサ - 4 - - - - - - - - - - 3 0
15   クラウス・エンダーレイン MZ - - - - - 4 - - - - - - 3 0
15   ユルゲン・レンク MZ - - - - - - - 4 - - - - 3 0
15   ジャン・ギィ・デュバル ヤマハ - - - - - - - - - - 4 - 3 0
15   森下勲 カワサキ - - - - - - - - - - - 4 3 0
20   ジム・カリー ホンダ - - - 6 - - 6 - - 6 - - 3 0
21   フランチェスコ・ヴィラ モンテッサ 5 - - - - - - - - - - - 2 0
21   ホセ・ブスケ モンテッサ - 5 - - - - - - - - - - 2 0
21   セース・ファン・ドンゲン ホンダ - - - - 5 - - - - - - - 2 0
21   ケビン・キャス ブルタコ - - - - - - - - 5 - - - 2 0
21   ジョバンニ・バーランド ホンダ - - - - - - - - - 5 - - 2 0
21   ラルフ・スウェギャン ヤマハ - - - - - - - - - - 5 - 2 0
21   滋野靖穂 ブリヂストン - - - - - - - - - - - 5 2 0
28   ホセ・メドラーノ ブルタコ 6 - - - - - - - - - - - 1 0
28   ヘルベルト・マン MZ - 6 - - - - - - - - - - 1 0
28   ジャン=ルイ・ヴェルネ ブルタコ - - 6 - - - - - - - - - 1 0
28   レックス・エイブリィ EMC - - - - 6 - - - - - - - 1 0
28   エヴレン・ビショフ MZ - - - - - - - 6 - - - - 1 0
28   ジンジャー・モロイ ブルタコ - - - - - - - - 6 - - - 1 0
28   ロバート・メッシーナ ヤマハ - - - - - - - - - - 6 - 1 0
28   バリー・スミス ブルタコ - - - - - - - - - - - 6 1 0

50ccクラス

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順位 ライダー マシン SPA
 
GER
 
FRA
 
IOM
 
NED
 
BEL
 
JPN
 
ポイント 勝利数
有効 合計
1   ハンス=ゲオルグ・アンシャイト スズキ 1 1 2 2 4 1 4 30 42 3
2   片山義美 スズキ 2 - 1 - 1 2 - 28 2
3   スチュアート・グラハム スズキ - - 3 1 - 3 2 22 1
4   アンヘル・ニエト デルビ 6 - 5 - 2 4 - 12 0
5   バリー・スミス デルビ - 4 4 - 3 - 5 12 0
6   伊藤光夫 スズキ - - - - - - 1 8 1 0
7   ルドルフ・シュマルツ クライドラー - 2 - - - - - 6 0
8   ベンジャミン・グラウ デルビ 3 - - - - - - 4 0
8   ホセ・ブスケ デルビ - 3 - - - - - 4 0
8   トミー・ロブ スズキ - - - 3 - - - 4 0
8   河崎裕之 スズキ - - - - - - 3 4 0
12   アールト・トールセン クライドラー - - - - 5 5 - 4 0
13   ジャン・ボルドン デルビ 4 - - - - - - 3 0
13   C.M.ウォルポール ホンダ - - - 4 - - - 3 0
15   ダニエル・クリベロ デルビ 5 - 6 - - - - 3 0
16   グレーム・ゲッデス クライドラー - 5 - - - - - 2 0
16   E.L.グリフィス ホンダ - - - 5 - - - 2 0
18   ポール・ロデウィックス ヤマティ - - - - 6 6 - 2 0
19   ウォルフガング・ラインハルト Reimo - 6 - - - - - 1 0
19   ジョン・ロウリー ホンダ - - - 6 - - - 1 0
19   赤松勝 ブリヂストン - - - - - - 6 1 0

マニュファクチャラーズ・ランキング

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500ccクラス

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順位 マニュファクチャラー GER
 
IOM
 
NED
 
BEL
 
DDR
 
TCH
 
FIN
 
ULS
 
ITA
 
CAN
 
ポイント
有効 合計
1   MVアグスタ 1 - 2 1 1 2 1 - 1 2 46 58
2   ホンダ - 1 1 2 - 1 - 1 2 1 46 52
3   マチレス 2 2 3 4 2 4 2 2 6 3 34 45
4   ノートン 4 3 4 6 4 3 3 5 - 6 21 25
5   パトン - 5 - 3 - - 5 - 3 - 12
6   シーリー - - - - - - - 4 - - 3
7   モト・グッツィ - - - - - - - - 5 - 2
7   ベロセット - - - - - - - - - 5 2

350ccクラス

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順位 マニュファクチャラー GER
 
IOM
 
NED
 
DDR
 
TCH
 
ULS
 
ITA
 
JPN
 
ポイント
有効 合計
1   ホンダ 1 1 1 1 1 2 1 1 40 62
2   MVアグスタ 2 2 2 2 - 1 - - 32
3   MZ - 3 5 3 2 3 3 - 22 24
4   アエルマッキ 4 4 6 4 5 4 4 5 15 20
5   ベネリ 3 - 3 - - - 2 - 14
6   ノートン - 5 - 6 - 6 - - 5
7   ヤマハ - - - - - - - 3 4
8   ハンナ・パトン - - 4 - - - 6 - 4
9   CZ - - - - 4 - - - 3
9   カワサキ - - - - - - - 4 3

250ccクラス

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順位 マニュファクチャラー SPA
 
GER
 
FRA
 
IOM
 
NED
 
BEL
 
DDR
 
TCH
 
FIN
 
ULS
 
ITA
 
CAN
 
JPN
 
ポイント
有効 合計
1   ホンダ 2 1 3 1 1 2 3 3 1 1 3 1 1 56 84
2   ヤマハ 1 2 1 2 2 1 1 1 2 3 1 2 2 54 88
3   MZ - 3 5 - 4 4 4 5 3 4 4 - - 24 28
4   ブルタコ 3 4 - - 6 5 5 - 4 6 6 - 4 18 20
5   カワサキ - - - 4 5 - - - - - - - - 5
6   アエルマッキ - - - - - - - - 6 5 - - 5 5
7   パトン - - - - - - - - 5 - - - - 2
8   オッサ 6 - - - - - - - - - - - - 1
8   スズキ - - - - - - - - - - - 6 - 1

125ccクラス

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順位 マニュファクチャラー SPA
 
GER
 
FRA
 
IOM
 
NED
 
DDR
 
TCH
 
FIN
 
ULS
 
ITA
 
CAN
 
JPN
 
ポイント
有効 合計
1   ヤマハ 1 - 1 1 1 1 1 2 1 1 1 1 56 86
2   スズキ 3 1 3 2 3 3 2 1 3 2 - 2 44 60
3   MZ - 3 - - - 4 3 4 - 3 - - 18
4   ホンダ - - - 5 5 - 5 5 4 4 - - 14
5   カワサキ - - 5 4 - - - 3 - - - 3 13
6   モンテッサ 5 4 - - - - - - - - - - 5
7   ブルタコ 6 - 6 - - - - - 5 - - 6 5
8   ブリヂストン - - - - - - - - - - - 5 2
9   EMC - - - - 6 - - - - - - - 1

50ccクラス

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順位 マニュファクチャラー SPA
 
GER
 
FRA
 
IOM
 
NED
 
BEL
 
JPN
 
ポイント
有効 合計
1   スズキ 1 1 1 1 1 1 1 32 56
2   デルビ 3 3 4 - 2 4 5 17 22
3   クライドラー - 2 - - 5 5 - 10
4   ホンダ - - - 4 - - - 3
5   ヤマティ - - - - 6 6 - 2
6   Reimo - 6 - - - - - 1
6   ブリヂストン - - - - - - 6 1

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 『サーキットの軌跡 世界ロードレースGPの歴史』(p.79 - p.89)
  2. ^ 『サーキットの軌跡 世界ロードレースGPの歴史』(p.90 - p.91)
  3. ^ 『THE GRAND PRIX MOTORCYCLE』(p.70)
  4. ^ 『二輪グランプリ60年史』(p.82 - p.83)
  5. ^ Meetings: TT 1967 - The official Isle of Man TT website
  6. ^ 『Honda Motorcycle Racing Legend vol.3』(2009年、八重洲出版)ISBN 978-4-86144-143-1(p.139)
  7. ^ 500cc World Standing 1967 - The Official MotoGP Website
  8. ^ a b 『Honda Motorcycle Racing Legend vol.3』(p.130)
  9. ^ 350cc World Standing 1967 - The Official MotoGP Website
  10. ^ Race Archive: 1967年 - WGP参戦50周年記念スペシャルサイト|ヤマハ発動機株式会社
  11. ^ 250cc World Standing 1967 - The Official MotoGP Website
  12. ^ 125cc World Standing 1967 - The Official MotoGP Website
  13. ^ 『The 500cc World Champion』(p.25)
  14. ^ 50cc World Standing 1967 - The Official MotoGP Website

参考文献

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  • ジュリアン・ライダー / マーティン・レインズ『二輪グランプリ60年史』(2010年、スタジオ・タック・クリエイティブ)ISBN 978-4-88393-395-2
  • ケビン・キャメロン『THE GRAND PRIX MOTORCYCLE』(2010年、ウィック・ビジュアル・ビューロウ)ISBN 978-4-900843-57-8
  • マイケル・スコット『The 500cc World Champion』(2007年、ウィック・ビジュアル・ビューロウ)ISBN 978-4-900843-53-0
  • 中沖満 / ピーター・クリフォード『サーキットの軌跡 世界ロードレースGPの歴史』(1987年、グランプリ出版)ISBN 4-906189-56-3