鴻の巣

名古屋市天白区の地名
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鴻の巣(こうのす)は、愛知県名古屋市天白区の地名。現行行政地名は鴻の巣一丁目及び鴻の巣二丁目[5]住居表示未実施[5]

鴻の巣
鴻の巣の位置(愛知県内)
鴻の巣
鴻の巣
鴻の巣の位置
鴻の巣の位置(名古屋市内)
鴻の巣
鴻の巣
鴻の巣 (名古屋市)
北緯35度8分27.21秒 東経136度59分50.16秒 / 北緯35.1408917度 東経136.9972667度 / 35.1408917; 136.9972667
日本の旗 日本
都道府県 愛知県の旗 愛知県
市町村 名古屋市
天白区
面積
 • 合計 0.399936 km2
人口
2019年(平成31年)1月1日現在)[2]
 • 合計 3,334人
 • 密度 8,300人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
468-0003[3]
市外局番 052 (名古屋MA)[4]
ナンバープレート 名古屋

地理

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名古屋市天白区の北東部に位置し、東に梅が丘天白町大字植田、西に焼山、南に植田東植田本町、北に名東区高針原に接する。

歴史

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町名の由来

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天白町大字植田小字名「鴻ノ巣」による。一説に「鴻ノ巣」は「川の洲」の転であり、河川自然堤防の意であるという[6]。また(大型の水鳥)がを作ったことに由来するとの説もある[7]。なお現在でも「鴻ノ巣」は天白町大字植田の字名として存続している[8]

近代までの沿革

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尾張徇行記』には愛知郡高針村として「こうのす池」と記載があり、 江戸時代は高針村に属していたと考えられている[6]。しかしその後の1882年明治15年)の資料では、「鴻ノ巣」は植田村の字名と記録されている[9]。植田村はその後の合併により天白村大字植田となり、後に名古屋市天白区の一部となっている。現行行政地名としての鴻の巣は、天白町大字植田のほか名東区猪高町大字高針の旧領域を含む[10]

行政区画の沿革

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  • 1995年平成7年)12月2日 - 名東区猪高町大字高針字原・メクソ、天白区天白町大字植田の各一部が、天白区鴻の巣一丁目に編入される[10][11]
  • 1997年(平成9年)1月18日 - 天白区天白町大字植田の一部が鴻の巣二丁目に編入される[12]

世帯数と人口

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2019年(平成31年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
鴻の巣一丁目 709世帯 1,730人
鴻の巣二丁目 626世帯 1,604人
1,335世帯 3,334人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移

2000年(平成12年) 2,785人 [13]
2005年(平成17年) 3,072人 [14]
2010年(平成22年) 3,199人 [15]
2015年(平成27年) 3,422人 [16]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[17]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[18]

丁目 番・番地等 小学校 中学校 高等学校
鴻の巣一丁目 全域 名古屋市立植田北小学校 名古屋市立植田中学校 尾張学区
鴻の巣二丁目 全域

施設

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300 m
4
3
2
1
略地図
1
日本動物高度医療センター名古屋
2
植田鴻ノ巣公園
3
三七川原公園
4
植田第3学童保育クラブ
  • 日本動物高度医療センター名古屋
  • 植田鴻ノ巣公園
  • 三七川原公園
  • 植田第3学童保育クラブ

その他

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日本郵便

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脚注

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  1. ^ 愛知県名古屋市天白区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2017年10月7日閲覧。
  2. ^ a b 町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年1月23日). 2019年1月23日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年2月10日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
  5. ^ a b 名古屋市役所市民経済局地域振興部住民課町名表示係 (2015年10月21日). “天白区の町名一覧”. 名古屋市. 2017年10月7日閲覧。
  6. ^ a b 新修名古屋市史民俗部会 1995, p. 25.
  7. ^ 天白区の町名の由来”. 天白区役所区政部地域力推進室地域力推進係 (2012年10月26日). 2021年3月18日閲覧。
  8. ^ 名古屋市道路認定図”. 名古屋市. 2021年8月4日閲覧。「天白区天白町植田」のページを参考とした。
  9. ^ 名古屋市計画局 1992, p. 909.
  10. ^ a b 『愛知県公報』第1050号(平成7年12月1日号)所収「愛知県告示第909号」
  11. ^ 『広報なごや No.575(天白区版)』名古屋市、1995年11月1日、10頁。 
  12. ^ 『広報なごや No.589(天白区版)』名古屋市、1997年1月1日、14頁。 
  13. ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2005年7月1日). “(刊行物)名古屋の町(大字)・丁目別人口 (平成12年国勢調査) 天白区” (xls). 2017年10月8日閲覧。
  14. ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2007年6月29日). “平成17年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口 天白区” (xls). 2017年10月8日閲覧。
  15. ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2012年6月29日). “平成22年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口 天白区” (xls). 2017年10月8日閲覧。
  16. ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2017年7月7日). “平成27年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口” (xls). 2017年10月8日閲覧。
  17. ^ 市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
  18. ^ 平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
  19. ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2019年02月10日閲覧 (PDF)

参考文献

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  • 新修名古屋市史民俗部会 編『高針地区民俗調査報告』名古屋市総務局〈新修名古屋市史報告書〉、03。 
  • 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。全国書誌番号:93012879 

関連項目

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外部リンク

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  •   ウィキメディア・コモンズには、鴻の巣に関するカテゴリがあります。