名古屋市立植田中学校
愛知県名古屋市にある中学校
名古屋市立植田中学校(なごやしりつうえだちゅうがっこう)は、名古屋市天白区植田本町一丁目にある、公立中学校である。
名古屋市立植田中学校 | |
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北緯35度8分12.9秒 東経136度59分33.7秒 / 北緯35.136917度 東経136.992694度座標: 北緯35度8分12.9秒 東経136度59分33.7秒 / 北緯35.136917度 東経136.992694度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 名古屋市 |
校訓 | 自ら学び 自ら鍛え 自ら高める |
設立年月日 | 1984年 |
共学・別学 | 共学 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | C123210001108 |
所在地 | 〒468-0007 |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
概要
編集通称は「植中」。名古屋市のマンモス校であり、付近の川を境に他の中学校との学区が分かれているため、場合によっては自宅の目の前に他の中学校があるにもかかわらず、坂を上って植田中学校まで通学しなければならないことがある。
沿革
編集経緯
編集名古屋市立天白中学校から分離開校された。その後改修を繰り返し、現在は格技場、2つのクラブハウス、ランチルーム、グリーンサンドの運動場、観察池、心の教室などが整備されており、2014年には各教室にエアコンが設置された。
また、社会奉仕活動も積極的に実施しており、赤い羽根募金、エコキャップ・ベルマーク・インクカートリッジ集めを行い、2013年には台風の被害を受けたフィリピンへ寄付された。東日本大震災で被害を受けたいわき市立植田中学校には生徒1人1人のメッセージを書いた「希望の虹」という旗を送り、「虹の架け橋プロジェクト」としていわき市立植田中学校からも被害の大きかった周辺4校に旗が送られた。その後もテレビ会議などを行い交流を続けている。
部活動では、吹奏楽部が東京ディズニーランドなどでパレードを行い、マーチングコンテストでは何度も金賞を受賞する強豪校である。
年表
編集- 1984年 - 名古屋市立天白中学校から分離開校
- 1985年 - 特別支援学級2室設置
- 1986年 - 格技場、観察池完成
- 1988年 - クラブハウス完成
- 1989年 - 運動場をグリーンサンドへ全面改修
- 1990年 - 校歌「友よ、君は」制定
- 1991年 - 西2階建てクラブハウス、コンピューター室完成
- 1997年 - ランチルーム棟完成、身体障がい者用スロープ設置
- 2000年 - 心の教室「ほっとRoom」整備、夢・チャレンジ交流会実施
- 2002年 - スクールカウンセラー設置
- 2004年 - 防犯カメラ設置
- 2009年 - 防災備蓄倉庫設置
- 2011年 - 体育館窓ガラス飛散防止皮膜貼付、防犯カメラ増設
- 2013年 - 夢・チャレンジ支援事業実施
- 2014年 - 教室エアコン設置完了
生徒数の変遷
編集『愛知県小中学校誌』(1998年)によると、生徒数の変遷は以下の通りである[1]。
1984年(昭和59年) | 406人 | |
1987年(昭和62年) | 553人 | |
1997年(平成9年) | 851人 |
学区
編集名古屋市立植田小学校、名古屋市立植田南小学校、名古屋市立植田北小学校、名古屋市立植田東小学校の各学区。
生徒会活動
編集- 生活委員会
- 文化委員会
- 図書委員会
- 美化委員会
- 保健委員会
- 体育委員会
- 選挙管理委員会
部活動
編集運動系部活動
編集- ハンドボール部(男子のみ)
- 野球部(男子のみ)
- ソフトボール部(女子のみ)
- バレーボール部(男女別)
- バスケットボール部(男女別)
- ソフトテニス部(男女別)
- 柔道部 (男女合同)
- 剣道部
文化系部活動
編集- 吹奏楽部
- 美術部
- 生徒会執行部
学校行事(生徒会行事も含む)
編集- 学年別の行事(球技大会やレクリエーション、野外教育活動など)
- 体育大会(主に陸上競技を行う)
- 音楽会(毎年行われ、特別賞、優良賞、優秀賞、最優秀賞がある)
- 三送会(三年生を送る会。各学年の出し物、有志で幕間などを行う)(2022年度から廃止)
近隣の学校
編集周辺施設
編集交通
編集脚注
編集- ^ 六三制教育五十周年記念愛知県小中学校誌編集委員会 1998, p. 407.
参考文献
編集- 六三制教育五十周年記念愛知県小中学校誌編集委員会 編『六三制教育五十周年記念愛知県小中学校誌』1998年3月1日。