高木昌弘
日本の外交官
高木 昌弘(たかぎ まさひろ)は、日本の外交官。クリチバ総領事を経て、2021年(令和3年)からドミニカ共和国駐箚特命全権大使。
経歴・人物
編集1981年(昭和56年)東京外国語大学外国語学部英米語学科を卒業し、外務省に入省する。本省で中南米局に勤務したのち、1982年(昭和57年)に在スペイン日本国大使館副理事官となる。同三等理事官を経て、1984年(昭和59年)在ウルグアイ日本国大使館三等書記官。1987年(昭和62年)から本省で中南米局、経済局で勤務し、1994年(平成6年)に在アルゼンチン日本国大使館二等書記官となる。1997年(平成9年)同一等書記官。同年在ペルー日本国大使館一等書記官。2000年(平成12年)中南米局中南米第二課課長補佐。2003年(平成15年)外務省大臣官房領事移住部邦人保護課邦人特別対策室首席事務官。2004年(平成16年)領事局海外邦人安全課邦人テロ対策室に異動。2005年(平成17年)大臣官房総務課監察査察室に異動。2007年(平成19年)在ホンジュラス日本国大使館一等書記官。2011年(平成23年)在パース日本国総領事館領事。2013年(平成25年)在ペルー日本国大使館一等書記官。2014年(平成26年)在ペルー日本国大使館参事官。2018年(平成30年)中南米局南米課地域調整官。2020年(令和2年)クリチバ総領事[1]。2021年(令和3年)から駐ドミニカ共和国特命全権大使[2]。
同期
編集- 兼原信克(14年国家安全保障局次長兼務・12年内閣官房副長官補)
- 泉裕泰(19年日本台湾交流協会台北事務所長・17年バングラデシュ大使)
- 上月豊久(15年ロシア大使)
- 岡村善文(19年OECD大使・17年人権人道担当大使)
- 山田彰(17年ブラジル大使・14年メキシコ大使)
- 上村司(21年日本国政府代表(中東和平担当特使)、17年サウジアラビア大使)
- 佐藤地(17年駐ハンガリー大使・15年ユネスコ大使)
- 側嶋秀展(19年ミクロネシア大使・16年ザンビア大使)
- 香川剛廣(18年国際貿易・経済担当大使・15年エジプト大使)
- 石兼公博(19年国連大使・17年カナダ大使)
- 高岡正人(19年クウェート大使・16年モンゴル大使・13年シドニー総領事・12年イラク大使)
- 冨田浩司(21年駐米大使・19年韓国大使・15年イスラエル大使)
- 川村裕(24年依願免職・20年ノルウェー大使・18年沖縄大使・14年コートジボワール兼トーゴ兼ニジェール大使)
- 川村泰久(19年カナダ大使)
- 嘉治美佐子(19年クロアチア大使・14-17年ジュネーヴ代表部大使)
- 宮島昭夫(20年ポーランド大使・17年トルコ大使)
- 重枝豊英(15年リトアニア大使)
- 石井哲也(17年トンガ大使)
- 岡田誠司(20年バチカン大使・17年南スーダン大使)
- 冨永純正(14年青年海外協力協会会長・11年コンゴ民主共和国大使)
- 奥克彦(イラク日本人外交官射殺事件犠牲者[3]、03年殉職のため大使の称号付与)
- 伊藤光子(15年世界の子どもにワクチンを日本委員会事務局長)
- 福嶌教輝(21年駐メキシコ大使・15年駐アルゼンチン大使)
- 福嶌香代子(19年ナッシュビル総領事)
脚注
編集- ^ 履歴書
- ^ 中南米の旗手が示す新経済圏 高木昌弘氏 駐ドミニカ共和国大使日本経済新聞2022年5月12日 2:00
- ^ 葬儀では山田が同期を代表して弔辞を読んでいる。“【イラク情勢】棺の上にゆかりの品 「涙が止まらない」外務省同期生ら”. 朝日新聞 (2003年12月6日). 2014年3月26日閲覧。