伊藤光子
日本の外交官
伊藤 光子(いとう みつこ)は、日本の外交官。外務省国際機関人事センター所長等を経て、世界の子どもにワクチンを日本委員会事務局長。
来歴
編集東京都出身[1]。1974年上智大学国際部卒業。1976年ロンドン大学東洋アフリカ研究学院大学院修了、修士[2]。1981年外務省入省。1998年外務省国際社会協力部国際機関人事センター所長。2003年外務省領事局海外安全相談センター室長[3]。2014年に定年退官後[2]、2015年から特定非営利活動法人世界の子どもにワクチンを日本委員会事務局長を務め、開発途上国へのワクチン支援にあたった[1]。
同期
編集- 兼原信克(14年国家安全保障局次長兼務・12年内閣官房副長官補)
- 泉裕泰(19年日本台湾交流協会台北事務所長・17年バングラデシュ大使)
- 上月豊久(15年ロシア大使)
- 岡村善文(19年OECD大使・17年人権人道担当大使)
- 山田彰(17年ブラジル大使・14年メキシコ大使)
- 上村司(21年日本国政府代表(中東和平担当特使)、17年サウジアラビア大使)
- 佐藤地(17年駐ハンガリー大使・15年ユネスコ大使)
- 側嶋秀展(19年ミクロネシア大使・16年ザンビア大使)
- 香川剛廣(18年国際貿易・経済担当大使・15年エジプト大使)
- 石兼公博(19年国連大使・17年カナダ大使)
- 高岡正人(19年クウェート大使・16年モンゴル大使・13年シドニー総領事・12年イラク大使)
- 高木昌弘(21年駐ドミニカ共和国大使・20年クリチバ総領事)
- 冨田浩司(21年駐米大使・19年韓国大使・15年イスラエル大使)
- 川村裕(24年依願免職・20年ノルウェー大使・18年沖縄大使・14年コートジボワール兼トーゴ兼ニジェール大使)
- 川村泰久(19年カナダ大使)
- 嘉治美佐子(19年クロアチア大使・14-17年ジュネーヴ代表部大使)
- 宮島昭夫(20年ポーランド大使・17年トルコ大使)
- 重枝豊英(15年リトアニア大使)
- 石井哲也(17年トンガ大使)
- 岡田誠司(20年バチカン大使・17年南スーダン大使)
- 冨永純正(14年青年海外協力協会会長・11年コンゴ民主共和国大使)
- 奥克彦(イラク日本人外交官射殺事件犠牲者[4]、03年殉職のため大使の称号付与)
- 福嶌教輝(21年駐メキシコ大使・15年駐アルゼンチン大使)
- 福嶌香代子(19年ナッシュビル総領事)
脚注
編集- ^ a b だいあろ~ぐ東京彩人記 身近な物で国際支援を 「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」事務局長 伊藤光子さん /東京毎日新聞2017年9月6日
- ^ a b 「I.日本の若者の国際化は進んでいるか」AFICS-Japan
- ^ 危機管理リレー・セミナー」(仙台)の開催についてセミナー・シンポジウム報告外務省
- ^ 葬儀では山田が同期を代表して弔辞を読んでいる。“【イラク情勢】棺の上にゆかりの品 「涙が止まらない」外務省同期生ら”. 朝日新聞 (2003年12月6日). 2014年3月26日閲覧。