香川県道14号屋島公園線
香川県の道路
(香川県道14号から転送)
香川県道14号 屋島公園線(かがわけんどう14ごう やしまこうえんせん)は、香川県高松市を通る主要地方道(香川県道)である[2]。
主要地方道(香川県道) | |
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香川県道14号 屋島公園線 主要地方道 屋島公園線 | |
地図 | |
総延長 | 2.461 km |
制定年 | 1954年(昭和29年)[1] |
起点 | 高松市屋島東町【北緯34度21分22.9秒 東経134度6分4.5秒 / 北緯34.356361度 東経134.101250度】 |
終点 | 高松市屋島西町【北緯34度20分21.7秒 東経134度6分1.4秒 / 北緯34.339361度 東経134.100389度】 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道11号 香川県道30号塩江屋島西線 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
概要
編集屋島山上の屋島寺山門(仁王門)前から南下する本道路は[注釈 1]、山麓まで歩行者専用道路であり、自動車・自転車は通行できない[注釈 2]。麓の車止めを南下すれば、道路西側の屋島小学校の正門前に至る。さらに南下すると、道路東側で高松市屋島出張所・屋島コミュニティセンターの入口道路と交差する。道なりに南進すれば、高松琴平電気鉄道志度線の踏切前の三差路に出合う。踏切を越えた東側に屋島競技場がある[注釈 3]。屋島競技場が隣接する相引川を渡れば国道11号と交差する百石交差点で、本道路の終点となる[3][4][5][6]。
本道路は、屋島寺への表参道で、国土交通省の「四国のみち」に指定される[4][7]。お遍路さんの遍路道である[注釈 4][8]。登山愛好者は、屋島登山道と呼称する[9]。
国指定の史跡および天然記念物「屋島」[10]の指定地内を通り[11][12]、住宅地を過ぎた登山口からの歩行者専用道路は、瀬戸内海国立公園[13]の指定地内を通る[14]。
古来から、歩行者が山上へ行き来できた、唯一の公道であった。しかし、2018年5月、山上へ通じる自動車道が、屋島スカイウェイ(高松市道 屋島東町38号線)として供用を開始した。供用開始の自動車道は、歩行者・自転車なども通行可能である[15]。
「屋島公園線」という路線名は、屋島が瀬戸内海国立公園の一部であることに由来している。
路線データ
編集歴史
編集路線状況
編集道路施設
編集橋梁
編集地理
編集通過する自治体
編集交差する道路
編集交差する道路 | 交差する場所 | |
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国道11号 香川県道30号塩江屋島西線 香川県道150号屋島停車場屋島公園線 重複 |
屋島西町 | 屋島西町交差点 / 終点 |
交差する鉄道
編集- 高松琴平電気鉄道志度線 - 「屋島踏切」[注釈 5](屋島競技場の正門前道路の北側)
沿線
編集- 四国八十八箇所霊場 第84番札所 屋島寺
- 屋島レクザムフィールド
ギャラリー
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起点の山門前
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屋島村道路元標
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起点の下流付近
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畳石上流付近
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畳石(たたみいし)
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畳石下流付近
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不喰梨(くわずのなし)
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不喰梨の下流付近
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加持水(かじすい)
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加持水下流の車止め
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登山口
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四国のみち石標前
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屋島小学校前
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終点の百石交差点
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b 昭和29年建設省告示第16号
- ^ 「香川の道路」(香川県管内図)、香川県道路課、2017年。
- ^ 『屋島風土記』、屋島文化協会、2010年、2・272-280頁。
- ^ a b 「1: 25,000 高松北部 地形図」、国土地理院、2010年。
- ^ 「屋島ウォーカー」(栞)、高松市観光交流課、2015年。
- ^ 「屋島登山ルート説明図」(栞)、屋島地域自然活用事業実行委員会、2017年。
- ^ 「四国のみち」 -国土交通省四国地方整備局
- ^ 『野山への招き PARTⅢ』、高松市ハイキング協会、2001年、47-50頁。
- ^ 高松勤労者山の会 著 『香川県の山』、山と渓谷社、2017年、10-15頁。
- ^ 屋島 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- ^ 『屋島 ーシンボリックな大地に刻まれた歴史ー』、高松市歴史資料館、2014年、1-3頁。
- ^ 讃岐ジオサイト (10) 屋島 -香川大学
- ^ 瀬戸内海国立公園」 -環境省
- ^ 「かがわの自然保護マップ」、香川県みどり保全課、2014年。
- ^ 「屋島スカイウェイ 供用開始/歩行者や自転車もOK」、四国新聞、2018年5月27日閲覧。
- ^ a b c 「道路管理調書」、香川県道路保全課、1996年。
- ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
関連項目
編集- 以下は階段県道区間がある路線