霧多布港
北海道厚岸郡浜中町にある港湾
霧多布港(きりたっぷこう)は、北海道厚岸郡浜中町にある港湾。港湾管理者は浜中町。港湾法上の「地方港湾」に指定されている。釧路市と根室市のほぼ中間に位置しており、港は浜中湾と琵琶瀬湾の2湾に面している。これまでに大規模な地震や津波の被害が発生しているため、港湾整備事業と海岸整備事業が連携した防災対策を進めている。
霧多布港 | |
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所在地 | |
国 | 日本 |
所在地 | 北海道厚岸郡浜中町 |
座標 | 北緯43度05分00秒 東経145度07分22秒 / 北緯43.08333度 東経145.12278度座標: 北緯43度05分00秒 東経145度07分22秒 / 北緯43.08333度 東経145.12278度 |
詳細 | |
管理者 | 浜中町 |
種類 | 地方港湾 |
統計 | |
統計年度 | 平成27年 |
発着数 | 1,489隻[1] |
貨物取扱量 | 45,949トン[1] |
港湾施設
編集主な港湾施設は次の通り。「はまなか町勢要覧(資料編)」参照[2]。
外郭施設
- 東防波堤
- 東護岸
- 西防波堤
- 北防波堤
- 防砂堤
- 本町地区護岸
- 東防波堤基部護岸
- 琵琶瀬湾西防波堤
- 琵琶瀬湾東防波堤
- 琵琶瀬湾西船溜防波堤
- 琵琶瀬湾東船溜防波堤
- 中防波堤
- 琵琶瀬湾航路護岸
- 本町西防波堤
- 本町東防波堤
- 琵琶瀬湾第二東地区荷捌地護岸
- 琵琶瀬湾航路護岸東
- 琵琶瀬湾航路護岸第二東
- 琵琶瀬湾防波堤第二内東
- 暮帰別地区航路護岸(左岸)
- 暮帰別地区航路護岸(右岸)
係留施設
- -2.0 m物揚場
- 本町地区-4.0 m物揚場
- 第一船揚場
- 第二船揚場
- 東-4.0 m物揚場
- 北-2.0 m物揚場
- -5.0 m岸壁
- 琵琶瀬湾西物揚場
- 本町地区-3.0 m物揚場
- 琵琶瀬湾東-2.5 m物揚場
- 琵琶瀬湾第二東-2.5 m物揚場
- 本町地区西-3.5 m物揚場
- 本町地区東-3.5 m物揚場
- 西-5.0 m岸壁
- 西-5.0 m岸壁取付部
- 暮帰別地区-1.5 m物揚場(左岸)
- 暮帰別地区-1.5 m物揚場(右岸)
荷捌施設
- 中央地区荷捌地
- 荷捌地
- 本町地区公共荷捌地
- 埠頭用地
- 琵琶瀬湾東地区荷捌地
- 琵琶瀬湾第二東地区荷捌地
沿革
編集- 1947年(昭和22年):霧多布港築設着手。
- 1949年(昭和24年):「地方港湾」指定。
- 1952年(昭和27年):「十勝沖地震」発生。
- 1953年(昭和28年):浜中町が港湾管理者となる。
- 1956年(昭和31年):公有水面埋立法による「乙号港湾」指定。
- 1960年(昭和35年):「チリ地震」に伴う津波によりトンボロ(陸繋島)破断[3]、霧多布大橋流失(翌年架設)。
- 1971年(昭和46年):港則法による「適用港湾」指定。臨港地区指定。
- 1988年(昭和63年):琵琶瀬湾側整備着手。
- 1993年(平成 5年):「釧路沖地震」発生。
- 1994年(平成 6年):「北海道東方沖地震」発生。
- 2001年(平成13年):津波防災ステーション完成[4]。
- 2003年(平成15年):「十勝沖地震」発生。
- 2011年(平成23年):「東日本大震災」発生。
脚注
編集参考資料
編集- “はまなか町勢要覧(資料編)” (PDF). 浜中町. 2017年12月12日閲覧。