門島駅
長野県下伊那郡泰阜村門島にある東海旅客鉄道の駅
門島駅(かどしまえき)は、長野県下伊那郡泰阜村門島にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である[1]。
門島駅 | |
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駅構内(2022年10月) | |
かどしま Kadoshima | |
◄田本 (3.7 km) (3.4 km) 唐笠► | |
所在地 | 長野県下伊那郡泰阜村門島[1] |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■飯田線 |
キロ程 | 107.9 km(豊橋起点) |
電報略号 | モン[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
4人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1932年(昭和7年)10月30日[1][2] |
備考 |
駅員無配置駅[1] 標高:350m[1] |
歴史
編集泰阜ダム建設用の資材輸送や、舟運の貨物代替輸送等を行うために開設された[1]。
年表
編集- 1932年(昭和7年)10月30日:三信鉄道門島 - 天竜峡間開通時に、終着駅として開設[1][2][3]。一般駅[2]。
- 1935年(昭和10年)11月15日:三信鉄道が温田駅まで延伸、途中駅となる[3]。
- 1943年(昭和18年)8月1日:三信鉄道線が飯田線の一部として国有化、鉄道省(後の日本国有鉄道)の駅となる[2][3]
- 1971年(昭和46年)12月1日:貨物・荷物扱い廃止(旅客駅化)[2]。
- 1984年(昭和59年)2月24日:飯田線南部CTC化に伴い、無人駅化[4][5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東海の駅となる[2][6]。
- 1997年(平成9年)12月15日:駅舎解体[1]。
- 2013年(平成25年)
駅構造
編集島式ホーム1面2線を有し、交換設備を備える地上駅[1]。平岡方面に構内踏切がある。飯田駅管理の無人駅で駅舎は無く、ホームに待合所がある。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 飯田線 | 下り | 天竜峡・飯田方面[7] |
2 | 上り | 中部天竜・豊橋方面[7] |
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駅出入口
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待合室
利用状況
編集「長野県統計書」によると、1日平均乗車人員は以下の通り。
駅周辺
編集泰阜村だけで無く、天竜川を挟んだ阿南町富草地区も利用圏である。
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m n 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、227頁。ISBN 9784784071647。
- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、103頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 03号、15頁
- ^ “「通報」●飯田線船町駅ほか13駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 1. (1984年2月23日)
- ^ “飯田線 全線CTCへ切替え”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1984年2月28日)
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 03号、17頁
- ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。
- ^ “平成28年(2016年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2019年3月15日閲覧。
- ^ “平成29年(2017年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2020年3月14日閲覧。
- ^ “平成30年(2018年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2021年3月9日閲覧。
参考文献
編集関連項目
編集- 日本の鉄道駅一覧
- 日本の鉄道事故 (1950年から1999年)#飯田線大表沢鉄橋脱線転覆事故 - 1955年に起こった門島駅と田本駅間の電車転落死傷事故