金光駅

岡山県浅口市金光町占見新田にある西日本旅客鉄道の駅

金光駅(こんこうえき)は、岡山県浅口市金光町占見新田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線である。駅番号JR-W08

金光駅*
北口駅舎(2011年8月)
こんこう
Konkō
JR-W07 新倉敷 (6.3 km)
(3.5 km) 鴨方 JR-W09
地図
所在地 岡山県浅口市金光町占見新田335-2
北緯34度32分28.50秒 東経133度37分14.45秒 / 北緯34.5412500度 東経133.6206806度 / 34.5412500; 133.6206806座標: 北緯34度32分28.50秒 東経133度37分14.45秒 / 北緯34.5412500度 東経133.6206806度 / 34.5412500; 133.6206806
駅番号 JR-W08
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 山陽本線
キロ程 174.9 km(神戸起点)
電報略号 ココ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
1,823人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1901年明治34年)8月4日[1]
備考 無人駅自動券売機 有)
* 1919年に金神駅から改称。
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南口(2020年9月)

概要

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旧・金光町及び駅名の由来となった金光教本部の最寄駅である。金光教祭典が行われる日には、ホーム屋根に教団シンボルマークが染められた装飾が吊される。

歴史

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1915年(跨線橋設置)から1925年の金光駅(金神駅)

駅構造

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単式島式混合2面3線を有する。1番線が単式ホームで、2・3番線が島式ホーム。かつては単式・島式3面4線であり、4番線ホームは金光教の団体列車(通称:金光臨)専用だったが[12]、浅口市の南口整備計画(下記)に伴い使用が停止され、線路が撤去された。また、さらにそれ以前には島式4番線ホームの反対側は同様に団体専用5番線(岡山側に車止めがある行止まり式)であった[12]が、廃止されレールは撤去されていた。

ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)で、2007年平成19年)夏にICOCA対応の自動改札機(開閉式)が導入された。

みどりの窓口は2022年2月28日に営業終了しているが、みどりの券売機は設置されている。

跨線橋はホームの東西に1つずつあり、東側(岡山方)の跨線橋にはエレベーターが併設されている。更に、4番線ホームにある金光教参拝客専用南改札口(4番線ホーム同様、こちらも通常は閉鎖、ICカード使用不可)に連絡していた。西側(福山方)の跨線橋は1915年(大正4年)に建てられたもので、階段の一番下の柱に「鐵道院」「大正四年」等の文字を見ることが可能。この跨線橋は2009年(平成21年)2月に近代化産業遺産認定を受けた[13]。また、ホーム上屋の一部は鉄道黎明期に使用されていた双頭レールを利用して造られており、当駅の歴史を物語っている。

2012年9月12日、浅口市は、旧4・5番ホームの土地を買収し、南口広場を新設、車が利用可能なロータリーや市営バス、タクシーの各乗り場、駐輪場等を設ける周辺整備事業計画を発表した。財源には合併特例債を活用し、早ければ特例債適用期限内の2015年度完成を目指す[14]と報じられ、その後暫く動きが無かったが、2017年末に旧4・5番ホーム解体工事が開始された。2020年9月26日より、南口広場及び南改札口が使用開始。今後は北口改修工事が行われる予定[8][9]。北口は市道から駅舎につながる駅前広場に歩道を設置する予定[15]

のりば

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のりば 路線 方向 行先 備考
1・2   山陽本線 上り 新倉敷岡山方面[16] 2番のりばは当駅始発
3 下り 福山尾道方面[16] 広島方面は糸崎で乗換
付記事項
  • 上り本線は1番のりば、下り本線は3番のりばである。副本線である2番のりばは上下双方への発車が可能なため、事故や各種トラブル、大雨落雷等に伴うダイヤ乱れの場合には列車折返しに使用される場合がある[注釈 2]
  • 2021年3月13日改正ダイヤでは、平日に下りで快速サンライナー接続待ちを行う列車があった。2022年3月12日改正以降は上り岡山方面への折返しに使用される。

利用状況

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近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[17]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 3,127
2000 3,053
2001 2,930
2002 2,895
2003 2,905
2004 2,768
2005 2,723
2006 2,649
2007 2,608
2008 2,580
2009 2,491
2010 2,452
2011 2,399
2012 2,423
2013 2,516
2014 2,352
2015 2,413
2016 2,391
2017 2,350
2018 2,282
2019 2,240
2020 1,990
2021 1,823


駅周辺

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金光教本部の門
北口
南口

バス路線

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駅北側に「金光駅北口」停留所、駅南側に「金光駅南口」停留所があり、浅口ふれあい号路線が発着する[18]

隣の駅

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
  山陽本線
新倉敷駅 (JR-W07) - 金光駅 (JR-W08) - 鴨方駅 (JR-W09)

脚注

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注釈

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  1. ^ この時点では、下りの一部が停車していた。
  2. ^ (※工臨等の留置に使われることもある)

出典

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  1. ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、223頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 「停車場設置」『官報』1901年8月9日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、69頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  4. ^ 山陽線運行管理システムの使用開始について』(プレスリリース)2016年3月24日https://www.westjr.co.jp/press/article/2016/03/page_8540.html2021年12月25日閲覧 
  5. ^ 岡山・福山エリア 8路線82駅への「駅ナンバー」の導入について - 西日本旅客鉄道、2020年7月28日、2020年7月28日閲覧。
  6. ^ JR西日本、岡山・福山エリア&広島エリアに「駅ナンバー」順次導入”. マイナビニュース (2020年7月28日). 2022年3月2日閲覧。
  7. ^ 山陽線 金光駅南口駅舎の供用開始について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道岡山支社、2020年8月21日。オリジナルの2020年12月26日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201226135916/https://www.westjr.co.jp/life/region/pdf/okayama/20200821.pdf2020年12月26日閲覧 
  8. ^ a b 金光駅南口広場がオープンします!”. 浅口市 (2020年8月21日). 2020年9月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月25日閲覧。
  9. ^ a b “北側だけだった改札口、待望の南口広場 JR金光駅”. 朝日新聞. (2020年9月25日). オリジナルの2020年9月25日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200925093720/https://www.asahi.com/articles/ASN9S6QGCN9SPPZB00G.html 2020年9月25日閲覧。 
  10. ^ a b 「みどりの券売機プラス」導入及び駅の体制変更について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2021年12月24日。オリジナルの2021年12月24日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20211224061938/https://www.westjr.co.jp/press/article/items/211224_08_plus.pdf2021年12月24日閲覧 
  11. ^ “2022年春ダイヤ改正について” (pdf). 西日本旅客鉄道岡山支社. (2022年12月17日). https://www.westjr.co.jp/press/article/items/211217_05_okayama.pdf 2022年12月17日閲覧。 
  12. ^ a b 小学館『国鉄全線各駅停車・9 山陽・四国670駅』(1983年12月)p.40
  13. ^ 津山の扇形機関庫など11カ所認定 経産省の近代化産業遺跡[リンク切れ]山陽新聞2009年2月7日
  14. ^ 金光駅南口広場を新設 - 中国新聞、2012年9月13日。ウェブ魚拓のキャッシュ。
  15. ^ 金光駅周辺整備事業”. 浅口市 (2019年9月3日). 2020年9月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月25日閲覧。
  16. ^ a b 金光駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年2月7日閲覧。
  17. ^ 岡山県統計年報”. 岡山県. 2023年3月29日閲覧。
  18. ^ 浅口ふれあい号 路線図”. 市営バス浅口ふれあい号. 浅口市. 2023年2月5日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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