野田蒼

日本のキックボクサー (2003-)

野田 蒼(のだ あおい、2003年2月4日[1] - )は、日本男性キックボクサー大阪府枚方市出身[2]月心会チーム侍所属[1]K-1甲子園2020 -55kg王者[1]。兄はキックボクサーの野田哲司

野田 蒼
基本情報
本名 野田 蒼(のだ あおい)
通称 韋駄天BOY
階級 フライ級バンタム級
身長 166cm
体重 53.0kg
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (2003-02-04) 2003年2月4日(21歳)
出身地 日本の旗 日本 大阪府枚方市
所属 月心会チーム侍
スタイル 空手
プロキックボクシング戦績
総試合数 14
勝ち 6
KO勝ち 1
敗け 7
引き分け 1
無効試合 0
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経歴

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小学1年生で月心会に入門し、小学6年生からキックボクシングの練習を始める[2]。2018年6月、高校1年生のときにK-1アマチュア全日本大会Aクラストーナメントで優勝。2020年にはK-1甲子園で優勝[1]

2019年1月にDEEP☆KICKでプロデビュー。翔太YAMATOと対戦して3-0の判定勝ち[3]

2019年8月24日、K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~で、のちにK-1王者になる黒田斗真と対戦して引き分け[4]

2022年7月30日、Krush.139でKrushバンタム級タイトルマッチを行い、池田幸司と対戦して2R KO負け。王座戴冠ならず[5]

2022年12月3日、K-1 WORLD GP 2022 JAPAN〜大阪で峯大樹と対戦し、右フックやハイキックによる有効打で出血させ1R TKO勝ち[6]

2023年12月、K-1・Krushとの契約を終了。2024年のRIZIN大晦日大会への出場を目標とし、Breaking Downなどに出場するためK-1に違約金を払って契約を解除した[7][8]

2024年3月23日、RIZIN LANDMARK 9で大会開始前のオープニングファイトに出場して上村雄音と対戦。2Rにパンチでダウンを奪われ、立ち上がるも再度パンチの連打を受けて2R TKO負けを喫した[9]

BreakingDown出場以降

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2024年9月に開催された「BreakingDown13」でBreakingDownに初出場。小田原の喧嘩自慢であるナオキと対戦し、判定5-0で勝利[10]

同年10月に開催された「BreakingDown13.5」に出場し、大野篤貴と対戦。延長戦の末、判定1-2で敗北[11]

同年12月に開催された「BreakingDown14」では、同大会で行われたフェザー級 1dayトーナメントに出場予定であった選手2名が前々日に急遽出場キャンセルとなったため、追加カードであるトーナメントのリザーブマッチへの出場を依頼されて出場。LFAに出場経験があるパトリック・コーネットと体重差が5.2kgある中で試合が決定した[12]。試合は判定5-0で勝利[13]

戦績

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プロキックボクシング

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キックボクシング 戦績
14 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
6 2 4 0 1 0
7 6 1 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
篠塚辰樹 試合前 RIZIN DECADE 2024年12月31日
× JIN 3R 1:47 KO RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA 2024年6月15日
× 上村雄音 2R 1:35 TKO RIZIN LANDMARK 9 2024年3月23日
× 鬼山桃太郎 2R 2:27 KO Krush.154 2023年10月21日
峯大樹 1R 1:30 TKO K-1 WORLD GP 2022 JAPAN〜大阪 2022年12月3日
× 池田幸司 2R 0:57 KO Krush.139【Krushバンタム級タイトルマッチ】 2022年7月30日
松谷桐 3R終了判定3-0 Krush.135 2022年3月26日
橋本実生 TKO(ドクターストップ) Krush.132 2021年12月18日
× 壬生狼一輝 3R終了判定1-2 K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~ 2021年5月30日
× 晃貴 2R 1:22 KO(右フック) Krush.122 2021年2月27日
紫苑 3R終了判定3-0 K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1九州初上陸~ 2020年11月3日
× 黒田斗真 1R 0:43 KO Krush.108 2019年11月16日
黒田斗真 3R終了 判定0-1 K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~ 2019年8月24日
内藤啓人 判定3-0 DEEP☆KICK39 2019年04月07日
翔太YAMATO 判定3-0 DEEP☆KICK38 2019年1月6日

アマチュアキックボクシング

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勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
パトリック・コーネット 判定5-0 BreakingDown14 2024年12月8日
× 大野篤貴 延長1-2 BreakingDown13.5 2024年10月5日
ナオキ 判定5-0 BreakingDown13 2024年9月1日
大村修輝 判定3-0 ガスワンPresents K-1甲子園2020~高校生日本一決定トーナメント~55kg決勝戦 2020年8月2日
入江亮太 判定2-1 ガスワンPresents K-1甲子園2020~高校生日本一決定トーナメント~55kg準決勝 2020年8月2日
松本陸 延長3-0 ガスワンPresents K-1甲子園2020~高校生日本一決定トーナメント~55kg準々決勝 2020年8月2日
関口功誠 延長3-0 ガスワンPresents K-1甲子園2020~高校生日本一決定トーナメント~55kg二回戦 2020年8月2日
× 嶋 秀太 判定0-3 ガスワン Presents K-1甲子園2018 -55kg トーナメント二回戦 2018年7月29日
松本 一輝 判定2-1 ガスワン Presents K-1甲子園2018 -55kg トーナメント二回戦 2018年7月29日
西林翔平 判定3-0 第6回K-1アマチュア全日本大会~アマチュア日本一決定オープントーナメント~ 決勝戦 2018年6月10日
片岡祐嘉 不戦勝 第6回K-1アマチュア全日本大会~アマチュア日本一決定オープントーナメント~ 準決勝 2018年6月10日
山岡由忠 KO 第20回K-1アマチュアK-1チャレンジAクラス55kg 準決勝 2018年2月25日
西林翔平 判定勝ち 第20回K-1アマチュアK-1チャレンジAクラス55kg 決勝戦 2018年2月25日

表彰

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獲得タイトル

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  • アマチュア14冠
  • K-1甲子園2020 -55kg王者[2]
  • 第6回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス -55kg優勝[2]
  • 第20回K-1アマチュア チャレンジAクラス -55kg優勝[2]
  • wild fit 40kg王者
  • KAKUMEI 初代37kg王者
  • KAKUMEI 42kg王者
  • KAKUMEI 50kg王者
  • S-1初代ピン級チャンピオン 防衛1回
  • S-1バンタム級第5代チャンピオン
  • SMASHERS 50kg全日本優勝
  • 関西ジュニア-50kg 第14代王者
  • 第3回 K-1ジュニア50kg全日本チャンピオン MVP
  • 第17回全日本アマチュアキックボクシング選手権-50㎏級 優勝
  • TOPRUN 50kg第14代チャンピオン
  • 第3回WBCムエタイジュニアリーグU-15中学の部50kgチャンピオン
  • S1-40kg級チャンピオン
  • BORDER 42kg級チャンピオン

脚注

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  1. ^ a b c d 野田蒼 - RIZIN オフィシャルサイト”. jp.rizinff.com. 2024年4月2日閲覧。
  2. ^ a b c d e 野田 蒼”. K-1 OFFICIAL SITE | 格闘技イベント (2023年10月19日). 2024年12月11日閲覧。
  3. ^ 4.7DEEP KICK 内藤三兄弟の三男・啓人が初参戦”. SHOOTBOXING (2019年1月19日). 2024年12月14日閲覧。
  4. ^ K-1 WGP 2019”. K-1 OFFICIAL SITE | 格闘技イベント. 2024年12月23日閲覧。
  5. ^ BOUTREVIEW (2022年7月30日). “Krush 7.30 後楽園ホール(レポ):池田幸司、野田蒼を2R KOしバンタム級王座初防衛 | BOUTREVIEW”. 2024年12月22日閲覧。
  6. ^ 【K-1】野田蒼が峯大樹にTKO勝利でリザーバーに=初代バンタム級王座決定T”. eFight【イーファイト】 (2022年12月3日). 2024年12月22日閲覧。
  7. ^ RIZIN FIGHTING FEDERATION (2024-12-22), 12.31 RIZIN大晦日【緊急!アベマSP特番】, https://www.youtube.com/watch?v=uDM7VWH-Q0U 2024年12月23日閲覧。 
  8. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2024年9月1日). “【ブレイキングダウン13】元K-1ファイターの野田蒼が〝小田原のけんか自慢〟ナオキに5-0で判定勝ち”. サンスポ. 2024年12月14日閲覧。
  9. ^ 【試合結果】RIZIN LANDMARK 9 in KOBE OPENING FIGHT 第3試合/野田蒼 vs. 上村雄音 - RIZIN オフィシャルサイト”. jp.rizinff.com. 2024年4月2日閲覧。
  10. ^ 【ブレイキングダウン13】元K-1ファイターの野田蒼が〝小田原のけんか自慢〟ナオキに5-0で判定勝ち”. サンスポ (2024年9月1日). 2024年12月14日閲覧。
  11. ^ 【BreakingDown】10人ニキが瓜田からダウン奪う快勝、次の標的はバン仲村で次回対戦決定。ベアナックルでメカ君が2連勝、大野篤樹が元K-1の野田蒼に延長戦で勝利、修斗...”. ゴング格闘技 - GONKAKU. 2024年12月14日閲覧。
  12. ^ 【BreakingDown】朝倉未来が「今回呼んだ外国人の中で一番強い」と評したコーネットと急遽参戦・野田蒼の体重差はなんと5.2kg”. ゴング格闘技 - GONKAKU. 2024年12月14日閲覧。
  13. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2024年12月8日). “【ブレイキングダウン14】元K-1ファイターの野田蒼がパトリック・コーネットを撃破 フェザー級トーナメントリザーブファイト”. サンスポ. 2024年12月14日閲覧。
  14. ^ 「K-1 AWARDS 2022」最優秀選手賞は軍司泰斗!ベストバウトは金子晃大vs玖村将史、ベストKOは大和哲也が受賞”. K-1 OFFICIAL SITE | 格闘技イベント (2023年2月2日). 2024年12月11日閲覧。

外部リンク

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