里村昌休

戦国期の連歌師

里村 昌休(さとむら しょうきゅう、1510年永正10年)- 1552年12月10日天文21年11月5日))は、戦国期の室町時代連歌師である。名は堯景。通称は彌次郎(彌二郎とも)。別号に指雪斎等がある。

経歴・人物

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近江の生まれ。1534年天文3年)に飛鳥井家に仕え、和歌蹴鞠をよくした。また、当時の風俗や社会的な関係についても学んだ。後に周桂及び谷宗牧の門人となり連歌を学ぶ。

宗牧の死後、連歌を詠み続け里村紹巴を弟子として育てた。子に里村昌叱がいる。

主な著作物

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  • 『昌休発句集』
  • 休聞抄』- 『源氏物語』の注釈書。師匠の宗牧から学んだ多くの連歌が入選されている。

出典

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