通貨同盟(つうかどうめい、: currency union)は、経済学において複数の国が単一通貨を共有することで合意していることである。通貨統合ともいう。通貨同盟は通貨を統合しているということにとどまり、欧州連合 (EU) のユーロ圏のような、経済政策は共通化していないという点で経済通貨同盟とは異なっている。

通貨同盟:
  EUR ユーロ
  XPF CFPフラン

解説

編集

最適通貨圏が成功する条件として、

  • 経済構造が似ており、外的ショックからの影響が共通している
  • 資本・労働者など生産要素の移動が自由である
  • 価格・賃金が伸縮に動く
  • 金融市場が統合されている
  • 政策が協調できる

が挙げられる[1]

存在する通貨同盟

編集

事実上の通貨同盟

編集

計画されている通貨同盟

編集

提唱されている通貨同盟

編集

かつて存在した通貨同盟

編集

脚注

編集
  1. ^ 日本経済新聞社編 『マネーの経済学』 日本経済新聞社〈日経文庫〉、2004年、164頁。
  2. ^ アルツァフ共和国は2024年1月1日をもって解散予定
  3. ^ http://www.inforos.ru/?id=23997
  4. ^ 2015年に「アフリカ合衆国」誕生? IPSJapan 2007年6月21日

関連項目

編集

外部リンク

編集