輪西町
輪西町(わにしちょう)は北海道室蘭市の地名。輪西町一丁目から三丁目の町がある。住居表示実施済み。郵便番号は050-0085。かつて同名の字が存在した。
輪西町 | |
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町 | |
北緯42度20分6.04秒 東経141度0分42.98秒 / 北緯42.3350111度 東経141.0119389度座標: 北緯42度20分6.04秒 東経141度0分42.98秒 / 北緯42.3350111度 東経141.0119389度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 北海道 |
市町村 | 室蘭市 |
人口情報(2023年(令和5年)12月31日現在) | |
人口 | 1,489[1] 人 |
世帯数 | 1,037[1] 世帯 |
設置日 | 1964年(昭和39年)5月1日 |
郵便番号 | 050-0085[2] |
市外局番 | 0143(室蘭MA)[3] |
ナンバープレート | 室蘭 |
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地理
編集地域の特徴
編集室蘭市の都市計画マスタープランでは蘭東地域に属する[4]。
平坦な地形であり、一丁目・二丁目は商業地域。北縁の外側をJR北海道室蘭本線(支線)が通り、一丁目・二丁目の北縁に沿って室蘭市道母恋・東町大通線(旧国道36号)が走る。一丁目に室蘭警察署 輪西交番,室蘭輪西南郵便局,こどもの森幼稚園,輪西会館,日本製鉄 輪西寮、二丁目に室蘭市市民会館,室蘭市立図書館 輪西分室,輪西郵便局、三丁目に浄土真宗本願寺派光昭寺、日本製鉄室蘭球場がある。
歴史
編集絵鞆半島の中心部として新日鉄(現日本製鉄)と共に興隆した地域[5]。町の発展に伴い、室蘭信用金庫,北海道拓殖銀行,北海道相互銀行,北洋相互銀行,室蘭商工信用組合の支店や出張所が相次いで開店したが、その後別の地域に移転している。また、かつて一丁目には新日鉄の社宅アパートが群立しており、隣接する市道も輪西社宅通りと呼ばれていたが、全て取り壊され、跡地の一部に輪西寮が建っている。
地名の由来
編集古くはワヌシとも呼ばれた。由来はアイヌ語の「ワ・ネ・ウシ」(輪・になっている・所),「マ・ネ・ウシ」(澗・になっている・所),「ハルウシ」(食料・郡在する・所)などの説がある[6]。
沿革
編集- 1929年(昭和4年)10月16日 - 字名改正により輪西村(大字)の一部が輪西町(字)となり、輪西村(大字)を廃止[7][8]。
- 1964年(昭和39年)5月1日 - 輪西町一丁目 - 三丁目新設[7][9]。
町名の変遷
編集実施内容 | 実施年月日 | 実施後 | 実施前 |
---|---|---|---|
字名改正 | 1929年(昭和4年)10月16日 | 輪西町(字) | 輪西村(大字)の小字、 瑞ノ江,霞台,大沢,エトツケレップ,チリベツ,札幌通,ベシボッケ,元町,三橋,柏木,イタンキ[8] |
町名新設 住居表示 |
1964年(昭和39年)5月1日 | 輪西町一丁目 | 輪西町(字)の一部 [7] |
輪西町二丁目 | |||
輪西町三丁目 |
世帯数と人口
編集2023年(令和5年)12月31日現在(室蘭市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
輪西町一丁目 | 626世帯 | 864人 |
輪西町二丁目 | 394世帯 | 603人 |
輪西町三丁目 | 17世帯 | 22人 |
計 | 1,037世帯 | 1,489人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
1995年(平成7年) | 2,539人 | [10] | |
2000年(平成12年) | 2,007人 | [11] | |
2005年(平成17年) | 1,777人 | [12] | |
2010年(平成22年) | 1,633人 | [13] | |
2015年(平成27年) | 1,631人 | [14] | |
2020年(令和2年) | 1,506人 | [15] |
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 1,075世帯 | [10] | |
2000年(平成12年) | 940世帯 | [11] | |
2005年(平成17年) | 845世帯 | [12] | |
2010年(平成22年) | 819世帯 | [13] | |
2015年(平成27年) | 948世帯 | [14] | |
2020年(令和2年) | 945世帯 | [15] |
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[16]。
町 | 街区 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
輪西町一丁目 | 全域 | 室蘭市立海陽小学校 | 室蘭市立翔陽中学校 |
輪西町二丁目 | 全域 | ||
輪西町三丁目 | 全域 |
交通
編集鉄道
編集- JR北海道 輪西駅
バス
編集町域の北縁を通る室蘭市道母恋・東町大通線(旧国道36号)には、道南バスの蘭東地区と蘭西地区を結ぶ路線が数多く運行されている。「日本製鉄前」停留所には、市内線の他、郊外路線や高速バスも停車する。
道路
編集施設
編集役所・公的機関
編集- 室蘭警察署 輪西交番
公共施設
編集- 室蘭市民会館
- 室蘭市立図書館 輪西分室
- 輪西会館
教育施設
編集- こどもの森幼稚園
金融機関
編集- 室蘭輪西南郵便局
- 輪西郵便局
寺社
編集- 浄土真宗本願寺派光昭寺
公園
編集- 輪西駅前広場
- 輪西公園
その他
編集- 日本製鉄 輪西寮
- 日本製鉄室蘭球場
出身人物
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b c “町別の人口と世帯数(日本人のみ)”. 室蘭市 (2024年1月4日). 2024年1月20日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2023年10月21日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2023年10月21日閲覧。
- ^ “室蘭市都市計画マスタープラン”. 都市建設部都市政策推進課都市政策推進係. 2023年10月22日閲覧。
- ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 1.北海道 下巻』角川書店、1987年、434頁。ISBN 4040010124。
- ^ 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第1巻』室蘭市役所、1981年3月25日、171頁。
- ^ a b c 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 1.北海道 上巻』角川書店、1987年、1650頁。ISBN 4040010116。
- ^ a b 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、109-123頁。
- ^ “むろらん市政だより 昭和39年1月号”. 室蘭市. 2023年10月14日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ “室蘭市内小中学校通学区域”. 室蘭市 教育部・学校教育課. 2023年10月15日閲覧。
- ^ “道路台帳図”. 室蘭市オープンデータサイト. 室蘭市. 2024年1月14日閲覧。
- ^ “室蘭市都市計画情報ウェブサイト”. 室蘭市. 2024年1月14日閲覧。
- ^ “堀井学外務大臣政務官略歴”. 外務省 (2017年11月2日). 2024年1月23日閲覧。
関連項目
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