赤﨑秀平

日本のサッカー選手
赤崎秀平から転送)

赤﨑 秀平(あかさき しゅうへい、1991年9月1日 - )は、鹿児島県いちき串木野市出身の元プロサッカー選手。現役時代のポジションはフォワード(FW)

赤﨑 秀平
名前
愛称 シュウヘイ
カタカナ アカサキ シュウヘイ
ラテン文字 AKASAKI Shuhei
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1991-09-01) 1991年9月1日(33歳)
出身地 鹿児島県いちき串木野市
身長 174cm
体重 70kg
選手情報
ポジション FW
利き足 右足
ユース
日本の旗 パルティーダ鹿児島U-15
2007-2009 日本の旗 佐賀東高校
2010-2013 日本の旗 筑波大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2013-2017 日本の旗 鹿島アントラーズ 62 (14)
2017 日本の旗 ガンバ大阪(loan) 14 (1)
2018-2019 日本の旗 川崎フロンターレ 1 (0)
2019 日本の旗 名古屋グランパス(loan) 21 (5)
2020-2022 日本の旗 ベガルタ仙台 47 (2)
2022 日本の旗 南葛SC 2 (0)
通算 147 (22)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

来歴

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プロ入り前

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小中学生時代はクラブチームのパルティーダ鹿児島でプレーし、高校は佐賀県立佐賀東高校に進学し、天皇杯にも出場。浦和レッズからもオファーを受けたが[1][2][3]、2010年、筑波大学へ進学。1年生でレギュラーに定着し、2010年、2012年に関東大学サッカーリーグ戦得点王を獲得した[4]。関東大学サッカー通算で74試合48得点を記録し、同リーグの通算最多得点(渡邉千真の37得点)を更新した[2][5][6]。なお、大学2年間、風間八宏から指導を受けた。ユニバーシアード日本代表として2011年深圳大会2013年カザン大会に出場し、2011年は優勝、2013年は大会得点王となった[6]

鹿島アントラーズ

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2013年4月に翌年の鹿島アントラーズ加入内定が発表され[7]、同月には特別指定選手として鹿島に登録され[8]、8月3日の大宮アルディージャ戦でJ1デビューを果たした[6]

2014年、鹿島に加入。4月16日のヤマザキナビスコカップ仙台戦でプロ初ゴール。11月29日のJ1第33節・C大阪戦で、クラブの大卒加入者リーグ戦最多通算得点(5得点目)を記録した。

2015年、ブラジル人FWのダヴィジネイが負傷した影響でコンスタントに出場機会を得て、ヤマザキナビスコカップでは準決勝までの4試合で2得点1アシストと結果を残しニューヒーロー賞を受賞[9]、チームも優勝した。

FIFAクラブワールドカップ2016では、エース金崎夢生のコンディションが万全でないこともあって、1回戦vsオークランド・シティ戦で先発出場を果たすと、同点ゴールを記録[10]。その後も引き続き先発に抜擢され続け、チームの準優勝に貢献した。

ガンバ大阪

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2017年3月11日、鹿島と対戦する公式戦には出場しないことを条件にガンバ大阪へ期限付き移籍することが発表された[11]。10月4日、ルヴァンカップ準決勝のセレッソ大阪戦で移籍後初得点を決めた。

川崎フロンターレ

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2018年、川崎フロンターレに完全移籍で加入[12]。しかし、層の厚いチャンピオンチームで主軸となれず、リーグ戦の出場は1試合にとどまった。

名古屋グランパス

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2019年1月12日、川崎と対戦する公式戦には出場しないことを条件に名古屋グランパスへ期限付き移籍することが発表された[13]。3月2日のセレッソ大阪戦で移籍後初得点を含む2得点を決めた。

ベガルタ仙台 

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2019年12月25日、ベガルタ仙台への完全移籍が発表[14]

2022年3月31日、海外クラブへの移籍を目指すため、ベガルタ仙台との契約を解除し退団した[15]

南葛SC 

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2022年7月27日、南葛SCへの完全移籍が発表された[16]

2023年1月5日、南葛SCとの契約を更新[17]。だが1月17日、体調の問題によりアスリート活動の継続にドクターストップがかかったため、現役を引退すると発表された[18]

プレースタイル

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相手選手の視野から消え、スペースを作り、オフザボールで勝負する動きの質に自信を持つストライカー[19]。関東大学リーグで2010年、2012年に得点王になるなど得点能力が高く[20]、鹿島入団後も2015年に9得点を決め、ゴール数も増加している。そのプレースタイルから鹿島常務(当時)の鈴木満には「動き出しがいい。ヤナギ(柳沢敦)に似ている。 ボールを引き出すのがうまい」と評価されている[21]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2009 佐賀東高 10 - - - 2 1 2 1
2011 筑波大 9 - - 2 1 2 1
2012 - - 2 2 2 2
2013 - - 2 3 2 3
2013 鹿島 36 J1 1 0 0 0 - 1 0
2014 18 15 5 3 2 1 0 19 7
2015 22 7 5 2 2 0 29 9
2016 24 2 4 0 5 2 33 4
2017 0 0 - - 0 0
G大阪 53 14 1 2 1 3 0 19 2
2018 川崎 9 1 0 2 0 1 0 4 0
2019 名古屋 32 21 5 7 4 1 0 29 9
2020 仙台 11 11 1 1 0 - 12 1
2021 33 1 2 0 0 0 35 1
2022 J2 3 0 - - 3 0
2022 南葛 40 関東1部 2 0 - - 2 0
通算 日本 J1 142 22 26 9 13 2 181 30
日本 J2 3 0 - - 3 0
日本 関東1部 2 0 - - 2 0
日本 - - 8 7 8 7
総通算 147 22 26 9 21 9 194 37
  • 2013年は特別指定選手登録

その他の国内公式戦

国際大会個人成績 FIFA
年度 クラブ 背番号 出場 得点 出場 得点
AFCACLクラブW杯
2015 鹿島 18 3 1 -
2016 - 4 1
2017 1 0 -
G大阪 - - -
2018 川崎 9 2 0 -
通算 AFC 6 1 4 1

その他の国際大会

出場歴

タイトル

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クラブ

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佐賀東高校

筑波大学

鹿島アントラーズ
川崎フロンターレ

個人

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代表歴

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出場大会

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出典

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  1. ^ 浦和、高校ナンバーワンFW・赤崎にフラれた”. スポーツ報知 (2009年12月28日). 2009年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月25日閲覧。
  2. ^ a b "大学サッカーである理由" 2013 SPECIAL INTERVIEW 2 筑波大学蹴球部 赤崎秀平”. CSPark (2013年6月3日). 2017年6月25日閲覧。
  3. ^ 【浦和】“ドラフト1位候補”筑波大FW赤崎に正式オファー”. スポーツ報知 (2013年2月21日). 2013年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月25日閲覧。
  4. ^ 渡邉千真が最多20得点を記録、赤﨑秀平は1年時に得点王を獲得…関東大学リーグ過去10回大会得点ランクトップ選手”. サッカーキング (2015年11月12日). 2017年6月25日閲覧。
  5. ^ 竹中 玲央奈 (CSPark) (2013年6月3日). “鹿島内定・赤崎が考える大卒のメリット元高校ナンバーワンFWが進学した理由”. スポーツナビ. 2017年6月25日閲覧。
  6. ^ a b c 【大学サッカーからJリーグへ】赤﨑秀平「自分に期待して、信じて道を進んでほしい」”. サッカーキング (2014年12月16日). 2017年6月25日閲覧。
  7. ^ 赤﨑秀平選手の2014年加入内定について」『鹿島アントラーズ オフィシャルサイト』2013年4月12日https://www.antlers.co.jp/news/release/354362017年6月25日閲覧 
  8. ^ 赤﨑秀平選手 2013年JFA・Jリーグ特別指定選手承認のお知らせ”. 鹿島アントラーズ オフィシャルサイト (2013年4月17日). 2013年4月18日閲覧。[リンク切れ]
  9. ^ ナビスコ杯『ニューヒーロー賞』がサプライズ発表、鹿島FW赤崎が受賞「びっくりしてます」”. サッカーキング (2015年10月25日). 2017年6月25日閲覧。
  10. ^ 「優勝の余韻がまだあったのかな」同点アシストの永木は入りの悪さを反省”. ゲキサカ (2016年12月8日). 2017年6月25日閲覧。
  11. ^ 赤崎選手がガンバ大阪に期限付き移籍”. 鹿島アントラーズ オフィシャルサイト (2017年3月11日). 2017年3月11日閲覧。[リンク切れ]
  12. ^ 赤﨑秀平選手加入のお知らせ 川崎フロンターレ(2017年12月28日)
  13. ^ 赤崎 秀平選手、期限付き移籍加入のお知らせ”. 名古屋グランパス公式サイト (2019年1月12日). 2019年1月12日閲覧。
  14. ^ 赤﨑秀平選手 完全移籍加入のお知らせ”. ベガルタ仙台 (2019年12月25日). 2019年12月25日閲覧。
  15. ^ 赤﨑秀平選手 退団のお知らせ”. ベガルタ仙台 (2022年3月31日). 2022年3月31日閲覧。
  16. ^ “南葛SCが2選手獲得を発表! 赤﨑秀平と長谷川悠の加入が決定”. サッカーキング. (2022年7月27日). https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20220727/1671180.html 2022年7月27日閲覧。 
  17. ^ 2023シーズン 契約合意選手のお知らせ”. 南葛SC (2023年1月5日). 2023年2月17日閲覧。
  18. ^ 赤﨑秀平選手 現役引退のお知らせ”. 南葛SC (2023年1月17日). 2023年1月17日閲覧。
  19. ^ 大学サッカーである理由 2013SPECIAL INTERVIEW2 筑波大学蹴球部 赤崎秀平 Livedoor ニュース
  20. ^ 大学No・1FW赤崎が鹿島加入内定 ユースGK小泉も昇格 スポーツニッポン
  21. ^ “赤崎秀平、1ゴール1アシスト!大迫の穴埋めへ柳沢級評価”. スポーツ報知. (2014年2月6日). オリジナルの2014年3月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140211045924/http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20140206-OHT1T00015.htm 2017年6月25日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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