西京極駅

京都府京都市右京区にある阪急電鉄の駅

西京極駅(にしきょうごくえき)は、京都府京都市右京区西京極西池田町にある、阪急電鉄京都本線。駅番号はHK-82

西京極駅
駅舎(2014年5月)
にしきょうごく
Nishikyogoku
(西京極総合運動公園前)
HK-81 (2.1 km)
(1.8 km) 西院 HK-83
地図
所在地 京都市右京区西京極西池田町2番地[1]
北緯34度59分32.57秒 東経135度43分6.72秒 / 北緯34.9923806度 東経135.7185333度 / 34.9923806; 135.7185333座標: 北緯34度59分32.57秒 東経135度43分6.72秒 / 北緯34.9923806度 東経135.7185333度 / 34.9923806; 135.7185333
駅番号 HK82
所属事業者 阪急電鉄
所属路線 京都本線
キロ程 40.1 km(十三起点)
大阪梅田から42.5 km
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
17,495人/日
-2022年-
乗降人員
-統計年次-
(通年平均)14,598人/日
-2022年-
開業年月日 1928年昭和3年)11月1日
テンプレートを表示

京都市西京極総合運動公園の最寄り駅であり、西京極総合運動公園前という副駅名が付されている[2]

歴史

編集

駅名の「西京極」は平安京の西端の南北道路である西京極大路に由来し、西京極大路の延長線上に当駅が存在する[1]。駅が開業した際、この付近は京都府葛野郡京極村であった[2]

年表

編集

駅構造

編集
 
配線図[10]

築堤上に相対式2面2線のホームを有する高架駅分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。

改札口コンコースは下り(大阪梅田方面)ホーム側にある。また、上り(京都河原町方面)ホーム側にはスロープでつながる臨時改札口があり、西京極総合運動公園でのイベント開催日に使用される。

駅舎は1988年昭和63年)に改築されたもので、旧駅舎のイメージを継承せず、新京阪時代の建築で1984年(昭和59年)頃まで存在した桂駅旧駅舎に似たデザインとなっている[2]

臨時改札口(上りホーム北側)は、当初計画されていた西院までの貨物線の遺構上に設けられたものである。この先西院地下入口付近までは、複単線構造で三線の線路用地をもつものとなっている。

のりば

編集
号線 路線 方向 行先
1 京都本線 上り 烏丸京都河原町方面
2 下り 高槻市大阪梅田天下茶屋方面

※実際には構内にのりば番号表記はないが、スマートフォン向けアプリ「阪急沿線ナビ TOKKアプリ」の発車案内機能では、河原町方面が1号線、梅田方面が2号線と表示されている。

利用状況

編集

2022年(令和4年)の通年平均の乗降人員は14,598人、阪急電鉄全体では第47位である[11]

普通停車駅だったが、1997年からは快速(初代)→急行(初代快速を南茨木駅に停車)→準急と高槻市駅から各駅に停車する優等列車が停車するようになった。ほかの優等列車のうち、通勤特急・快速急行・快速(2代目)は桂駅 - 京都河原町駅間で当駅のみ通過していたが、2022年のダイヤ改正からは快速を急行に改称して当駅に停車するようになった。そのほか、副駅名にもなっている西京極総合運動公園で、プロ野球関西学生野球などのイベント開催時は、試合開催日の夕方以降に運行される快速急行2001年以前のダイヤにおいては急行)が臨時停車することがある[12]

近年の1日平均乗車・乗降人員は下記の通り[13][14]

年度 1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
2007年(平成19年) 17,644 9,011
2008年(平成20年) 18,454 9,438
2009年(平成21年) 17,726 8,745
2010年(平成22年) 17,532 8,764
2011年(平成23年) 17,505 8,721
2012年(平成24年) 19,818 8,967
2013年(平成25年) 18,199 9,099
2014年(平成26年) 18,303 9,203
2015年(平成27年) 21,035 10,590
2016年(平成28年) 19,436 9,683
2017年(平成29年) 19,726 9,896
2018年(平成30年) 20,932 10,507
2019年(令和元年) 19,923 9,959
2020年(令和02年) 14,940 7,477
2021年(令和03年) 14,798 7,386
2022年(令和04年) 17,495 8,803

駅周辺

編集

バス路線

編集

2015年3月より駅前広場に西京極駅前停留所が設置され、京都市バスの乗り入れが開始された[6]。 利用できる系統は以下の通り。

また、徒歩圏内に以下の停留所がある。

光華女子学園前(北へ徒歩約5分、五条通沿い)

光華女子学園

川勝寺ほほえみ通りを南へ徒歩約5分、七条通沿い)

 
川勝寺停留所(東行)

隣の駅

編集
阪急電鉄
京都本線
快速特急・特急・通勤特急・準特急
通過
急行(下りは平日のみ)・準急・普通
桂駅 (HK-81) - 西京極駅 (HK-82) - 西院駅 (HK-83)
  • 前述の通り、西京極総合運動公園での大規模なイベントの開催日には準特急が臨時停車する場合がある。

脚注

編集
  1. ^ a b 『阪急ステーション』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 4〉、2001年、109頁。ISBN 4-89485-051-6 
  2. ^ a b c d e f g h 生田誠『阪急京都線・千里線 街と駅の1世紀』彩流社〈懐かしい沿線写真で訪ねる〉、2013年、4-6・42-43頁頁。ISBN 978-4-7791-1726-8 
  3. ^ 「七駅のホーム延伸」『交通新聞』交通協力会、1972年5月7日、1面。
  4. ^ 阪急沿線No.151(1988年5月)P2「西京極駅改良工事が完成」
  5. ^ 京都市:西京極駅前広場の再整備について”. web.archive.org (2014年4月11日). 2023年1月2日閲覧。
  6. ^ a b 【鉄道との乗継がスムーズに!】~阪急西京極駅とのアクセスが便利になりました~”. 京都市交通局 (2015年4月8日). 2016年3月28日閲覧。
  7. ^ 西京極駅前広場再整備事業 完成式典が執り行われました | 京都光華女子大学・京都光華女子大学短期大学部”. www.koka.ac.jp. 2023年1月2日閲覧。
  8. ^ 門川大作京都市長OFFICIALサイト» Blog Archive » 西京極駅前再整備が完成 開放感あふれる広場が誕生”. 2023年1月2日閲覧。
  9. ^ 2022年12月17日(土)初発より 阪急全線(神戸線・宝塚線・京都線)でダイヤ改正を実施 ~2024年に京都線で座席指定サービスを開始します~』(PDF)(プレスリリース)阪急電鉄、2022年10月12日https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/dd2e3f9dbc4759095b47e378f4d54e59336a79ac.pdf2022年10月13日閲覧 
  10. ^ オフィスJ.B、旭和則『都市鉄道完全ガイド 関西私鉄・地下鉄 2022-2023年版』双葉社、2022年8月31日、7頁。
  11. ^ 阪急電鉄 駅別乗降人員
  12. ^ 当駅に停車する場合、 - 京都河原町駅間は全ての駅に停車することになる。
  13. ^ 京都府統計書 第10章 運輸・情報通信・観光 10-1.鉄道乗車人員
  14. ^ 京都市統計書 第8章 都市施設 07 私鉄市内駅乗降客数(JRを除く)

関連項目

編集

外部リンク

編集