華屋与兵衛 (レストラン)
株式会社華屋与兵衛(はなやよへい)は、関東地方を中心に店舗展開する和食ファミリーレストランチェーン。株式会社ゼンショーホールディングスの連結子会社。
本社が入居するJR品川イーストビル | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒108-0075 東京都港区港南2丁目18番1号 JR品川イーストビル |
設立 | 1986年(昭和61年)3月 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 8010401084006 |
事業内容 | 和食専門チェーンの経営 |
代表者 | 代表取締役社長 佐藤聖二 |
資本金 | 1億円(2015年3月現在) |
発行済株式総数 | 6600万株(2015年3月現在) |
売上高 | 143億97百万円(2015年3月期) |
総資産 | 49億58百万円(2015年3月現在) |
従業員数 | 正社員129名 従業員総数 3239名(2017年3月現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 株式会社ゼンショーホールディングス 100% |
関係する人物 | 清水信次(創業者) |
外部リンク |
www |
概要
編集1986年にライフコーポレーションの会長である清水信次が会社設立し、[要出典]「華屋与兵衛」として1号店を出店した。
店名(のち社名も)の由来となった華屋与兵衛は江戸時代後期の寿司職人で、握り寿司の始祖とされる人物である。当社はこの実在の華屋与兵衛および、与兵衛が出した店とは沿革上の関係はない。
2008年に株式会社ゼンショー(現・ゼンショーホールディングス)が株式を取得して連結子会社化。2016年に株式会社ゼンショーホールディングスが株式交換により完全子会社化した。
沿革
編集- 1986年
- 1996年8月 - 株式会社華屋与兵衛に商号を変更。
- 2008年
- 2010年12月 - 「ごはん処 華の家」2店舗とも閉店。
- 2012年11月 - 埼玉県狭山市の華屋与兵衛狭山店をリニューアル、「和食よへい」第1号店として開業(2020年10月閉店。2021年2月、「イタリア食堂 オリーブの丘 狭山富士見店」に業態転換)。
- 2013年10月 - 関東地方以外の地域に初出店となる「和食よへい」上田しおだ野店(長野県上田市)、信州中野店(長野県中野市)を開店。
- 2014年
- 2015年5月 - 「小判通帳」 をリニューアルし、スタンプカードに変更。
- 2016年3月 - 株式会社ゼンショーホールディングスが株式交換により完全子会社化。
- 2017年10月 - ゼンショーグループ共通ポイントカード「ZENSHO CooCa(ゼンショー・クーカ)」導入に伴い、スタンプカード発行終了。
- 2018年1月 - スタンプカード押印終了、廃止。
- 2019年7月 - 「ZENSHO CooCa」に加え、新たに楽天ポイント(楽天ペイメント)、Pontaポイント(ロイヤリティマーケティング)、dポイント(NTTドコモ)の共通ポイントサービスを導入。
- 2021年2月28日 - 「和食よへい」全店閉店、長野県から撤退。
メニュー
編集ファミリーレストランチェーンとしては珍しく、江戸前寿司・手打ちうどん・各種和定食・和膳を主力メニューとしており、デザートもあんみつ・抹茶アイスクリーム・かき氷(季節メニュー)など和風のものが中心である。年末にはおせち料理、節分前には恵方巻の予約販売も行っている。
全店内に座敷席を設けており、個室としての予約利用や宴会も受け入れている。アルコール飲料の提供、一部メニューとセットになった飲み放題もある。また店舗にて提供している玄米茶やコーヒー(ドリップバッグ)などを販売しているほか、持ち帰りメニューがある。
会員制度
編集ダイレクトメール会員特典制度「よへい倶楽部」があり、メールマガジン、クーポン送付などが受けられる。公式サイトにて個人情報を登録する。
共通ポイントサービス
編集ゼンショーグループ共通のZENSHO CooCa(ゼンショー・クーカ)に加え、2019年7月11日より楽天ポイント(楽天ペイメント)、Pontaポイント(ロイヤリティマーケティング)、dポイント(NTTドコモ)も導入[1]。会計時にポイントを貯めることも使うこともできるが4サービスのうち任意の1件の利用に限られ、複数のポイントサービスの併用はできない。2022年7月4日、Pontaポイントの取り扱いを終了した[2]。2024年4月22日、CooCaポイントの取り扱いを終了、2025年4月21日をもってCooCaポイントサービス自体も終了する[3]。
営業地域
編集2007年11月、東京都江戸川区鹿骨に篠崎公園店をオープンし、店舗数は160に到達。「和食よへい」展開後の2015年から2016年にかけても店舗数は150を超えていた。しかし2020年初頭からの新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、同年中に50店舗以上を閉店。コロナ禍収束の見通しが立たない中、翌2021年以降も各地の店舗を閉店し、「和食よへい」については2021年2月28日をもって全店閉店。この結果「和食よへい」2店舗のみの進出であった長野県からは撤退した。閉店後は、同じゼンショーグループの株式会社ジョリーパスタが経営する「イタリア食堂 オリーブの丘」に業態転換を行った事例もある。
店舗
編集2024年現在[4]
- 東京都:15店舗
- 舎人店 - 東京都足立区舎人1-18-25
- 足立江北店 - 東京都足立区江北1-22-3
- 葛西中央通り店 - 東京都江戸川区中葛西1-1-4
- 篠崎公園店 - 東京都江戸川区鹿骨2-41-10
- 尾久店 - 東京都北区昭和町1-1
- 板橋坂下店 - 東京都板橋区坂下1-25-14
- 多摩川大橋店 - 東京都大田区多摩川2-6-28
- 目黒八雲店 - 東京都目黒区八雲5-16-3
- 駒沢弦巻通り店 - 東京都世田谷区駒沢2-43-11
- 高円寺店 - 東京都杉並区梅里1-22-20
- 杉並高井戸東店 - 東京都杉並区高井戸東4-12-43
- 練馬大泉学園店 - 東京都練馬区大泉学園町8-30-25
- 飛田給店 - 東京都調布市飛田給1-30-2
- 東小金井店 - 東京都小金井市梶野町5-9-18
- 東久留米店 - 東京都東久留米市中央町1-14-2
- 埼玉県:7店舗
- 春日部大沼店 - 埼玉県春日部市大沼4-116
- 富士見鶴瀬店 - 埼玉県富士見市鶴瀬東2-12-11
- 小川町店 - 埼玉県比企郡小川町小川62-1
- 所沢北原店 - 埼玉県所沢市北原町1411-9
- 川口西新井宿店 - 埼玉県川口市西新井宿111
- 川口安行店 - 埼玉県川口市安行北谷610-1
- 越谷蒲生店 - 埼玉県越谷市蒲生寿町13-35
- 千葉県:5店舗
- 市川菅野店 - 千葉県市川市菅野3-11-23
- 松戸小金原店 - 千葉県松戸市小金原5-29-7
- 松戸常盤平店 - 千葉県松戸市常盤平3-13-1
- 松戸高塚店 - 千葉県松戸市高塚新田167-1
- 千葉誉田店 - 千葉県千葉市緑区誉田町1-299-3
- 神奈川県:3店舗
- 川崎大師店 - 神奈川県川崎市川崎区昭和2-18-16
- 港南台店 - 神奈川県横浜市港南区港南台6-33-31
- 相模原小山店 - 神奈川県相模原市中央区小山3-37-10
- 茨城県:3店舗
- 藤代店 - 茨城県取手市藤代963-1
- 牛久店 - 茨城県牛久市牛久町256-5
- 取手寺田店 - 茨城県取手市寺田5001-3
脚注
編集- ^ 共通ポイント開始のお知らせ 2019年7月 株式会社華屋与兵衛
- ^ Pontaポイントサービス終了のお知らせ2022年5月19日 株式会社ゼンショーホールディングス
- ^ 2025年4月 CooCaポイントサービス終了のお知らせ2024年2月26日 お知らせ ZENSHO CooCa
- ^ 華屋与兵衛 店舗一覧、メニュー一覧 ぐるなび、2024年7月18日閲覧。
関連項目
編集- ゼンショーホールディングス
- ライフコーポレーション / 清水信次
- 華屋与兵衛 - 店名・社名の由来となった人物
- 藍屋・夢庵 - 類似業態の店舗(すかいらーく)
外部リンク
編集- 華屋与兵衛
- 華屋与兵衛【公式】 (@hanayayohei_jp) - X(旧Twitter)