菅野弟門
平安時代初期から前期にかけての貴族
菅野 弟門(すがの の おとかど)は、平安時代初期から前期にかけての貴族。氏姓は中科宿禰のち菅野朝臣。官位は従五位上・因幡権守。
時代 | 平安時代初期 - 前期 |
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生誕 | 不明 |
死没 | 不明 |
官位 | 従五位上・因幡権守 |
主君 | 仁明天皇→文徳天皇→清和天皇 |
氏族 | 中科宿禰→菅野朝臣 |
兄弟 | 弟門、継門?、直門? |
経歴
編集承和元年(834年)に兄弟と思しき中科継門が中科宿禰から菅野朝臣に改姓しており、この時に弟門も改姓したか。
仁寿4年(854年)外従五位下に叙せられ、斉衡2年(855年)尾張介に任ぜられる。
清和朝に入ると太政大臣・藤原良房の家令を務める一方で、貞観元年(859年)内位の従五位下、貞観5年(863年)従五位上と昇進する。貞観11年(869年)刑部大輔に遷るが、翌貞観12年(870年)因幡権守として地方官に転じている。
官歴
編集『六国史』による。