菅仙谷
神奈川県川崎市多摩区の町名
菅仙谷(すげせんごく)は、神奈川県川崎市多摩区にある地名。現行行政地名は菅仙谷1丁目から菅仙谷4丁目。住居表示実施済み区域[5]。
菅仙谷 | |
---|---|
町丁 | |
菅さくら公園 | |
北緯35度37分39秒 東経139度31分19秒 / 北緯35.62758度 東経139.52181度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川 |
市町村 | 川崎市 |
行政区 | 多摩区 |
人口情報(2024年(令和6年)6月30日現在[1]) | |
人口 | 5,273 人 |
世帯数 | 2,410 世帯 |
面積([2]) | |
1.160492837 km² | |
人口密度 | 4543.76 人/km² |
設置日 | 1985年(昭和60年)2月12日 |
郵便番号 | 214-0006[3] |
市外局番 | 044(川崎MA)[4] |
ナンバープレート | 川崎 |
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地理
編集川崎市多摩区の北西部に位置し、西側は稲城市と接する。多摩丘陵の南山から続く里山(現在は多くが宅地化している)が多くを占め、ふもとには三沢川が流れる。南部には遊園地のよみうりランドがある。
東は菅馬場(すげばんば)、西は稲城市矢野口、南は麻生区細山・麻生区多摩美(たまみ)、北は菅城下(すげしろした)に接する。
河川
編集地価
編集住宅地の地価は、2024年(令和6年)1月1日の公示地価によれば、菅仙谷2-30-4の地点で18万円/m²[6]、菅仙谷3-8-3の地点で18万4000円/m²[7]となっている。
歴史
編集→詳細は「菅 (川崎市) § 歴史」を参照
沿革
編集地名の由来
編集スゲ(菅)が多く生えていたことと[8]、寿福寺西の谷戸、仙石谷(せんごくやと)に仙人が住んでいたとされることから[9]。
町名の変遷
編集実施後 | 実施年月日 | 実施前(各町名ともその一部) |
---|---|---|
菅仙谷1丁目 | 1985年(昭和60年)2月12日 | 菅字仙石谷 |
菅仙谷2丁目 | 菅字小谷 | |
菅仙谷3丁目 | 菅字小谷、菅字北浦谷 | |
菅仙谷4丁目 | 菅字仙石谷、菅字小谷 |
世帯数と人口
編集2024年(令和6年)6月30日現在(川崎市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
菅仙谷1丁目 | 540世帯 | 1,177人 |
菅仙谷2丁目 | 859世帯 | 1,799人 |
菅仙谷3丁目 | 943世帯 | 2,229人 |
菅仙谷4丁目 | 68世帯 | 68人 |
計 | 2,410世帯 | 5,273人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[11] | 4,986
|
2000年(平成12年)[12] | 5,291
|
2005年(平成17年)[13] | 5,843
|
2010年(平成22年)[14] | 5,698
|
2015年(平成27年)[15] | 5,583
|
2020年(令和2年)[16] | 5,453
|
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[11] | 1,743
|
2000年(平成12年)[12] | 1,885
|
2005年(平成17年)[13] | 2,081
|
2010年(平成22年)[14] | 2,010
|
2015年(平成27年)[15] | 2,131
|
2020年(令和2年)[16] | 2,181
|
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2022年3月時点)[17][18]。
丁目 | 番・番地等 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
菅仙谷1丁目 | 全域 | 川崎市立西菅小学校 | 川崎市立南菅中学校 |
菅仙谷2丁目 | 全域 | ||
菅仙谷3丁目 | 全域 | 川崎市立南菅小学校 | |
菅仙谷4丁目 | 全域 | 川崎市立西菅小学校 |
事業所
編集2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[19]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
菅仙谷1丁目 | 11事業所 | 31人 |
菅仙谷2丁目 | 21事業所 | 84人 |
菅仙谷3丁目 | 29事業所 | 188人 |
菅仙谷4丁目 | 19事業所 | 602人 |
計 | 80事業所 | 905人 |
事業者数の変遷
編集経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[20] | 77
|
2021年(令和3年)[19] | 80
|
従業員数の変遷
編集経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[20] | 899
|
2021年(令和3年)[19] | 905
|
交通
編集橋
編集施設
編集- 菅さくら公園
- 川崎市農業技術支援センター(旧:川崎市フルーツパーク)
- 菅仙谷公園
- 菅仙谷なかよし公園
- 菅小谷緑地
- 菅仙谷緑地
- 八幡神社
史跡
編集- 小沢城跡
トリビア
編集第94代内閣総理大臣菅直人と内閣官房長官仙谷由人2人の苗字が地名に入っているだけでなく、菅仙谷なかよし公園があること、小沢城址(小沢一郎)が菅地区を見下ろす高台にあることから話題となった[23][24][25]。
その他
編集日本郵便
編集警察
編集町内の警察の管轄区域は以下の通りである[27]。
丁目 | 番・番地等 | 警察署 | 交番・駐在所 |
---|---|---|---|
菅仙谷1丁目 | 全域 | 多摩警察署 | 菅星ヶ丘交番 |
菅仙谷2丁目 | 全域 | ||
菅仙谷3丁目 | 全域 | ||
菅仙谷4丁目 | 全域 |
脚注
編集- ^ a b “令和6年町丁別世帯数・人口 6月末日現在” (xls). 川崎市 (2024年7月25日). 2024年8月16日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ “町丁別面積(総務省統計局「地図で見る統計(統計GIS)の数値」令和2年国勢調査)” (XLS). 川崎市 (2024年1月25日). 2024年3月20日閲覧。 “町丁別面積(総務省統計局「地図で見る統計(統計GIS)」の数値)”
- ^ a b “菅仙谷の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ a b “区別町名一覧表(多摩区)”. 川崎市 (2022年1月28日). 2022年3月19日閲覧。
- ^ “不動産情報ライブラリ 国土交通省地価公示(標準地) 川崎多摩-19”. 国土交通省. 2024年4月21日閲覧。
- ^ “不動産情報ライブラリ 国土交通省地価公示(標準地) 川崎多摩-21”. 国土交通省. 2024年4月21日閲覧。
- ^ 「角川日本地名大辞典 14 神奈川県」角川書店 1984年6月、p509
- ^ 「川崎市制80周年記念川崎地名辞典(下)」川崎市 、p121-122
- ^ “川崎市北部 多摩区・麻生区の町名の移り変わり”. 川崎市. p. 40 (2022年8月7日). 2022年8月7日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “多摩区の小学校(町丁名順)”. 川崎市 (2019年4月6日). 2022年3月19日閲覧。
- ^ “多摩区の中学校(町丁名順)”. 川崎市 (2015年8月27日). 2022年3月19日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ 「指月橋の物語」 小沢城址里山会
- ^ 木造国一禅師坐像川崎市教育委員会
- ^ “.「菅仙谷」川崎市多摩区に意味深地名と史跡、政権暗示?「小沢」も登場/神奈川”. カナロコ(神奈川新聞). (2010年11月29日) 2020年4月14日閲覧。
- ^ “名所?「菅仙谷なかよし公園」近くに「小沢城」も”. ANN. (2010年12月3日) 2010年12月9日閲覧。
- ^ “菅仙谷なかよし公園…何か意味深な?看板のヒビ”. 読売新聞. (2010年12月9日) 2010年12月9日閲覧。
- ^ “郵便番号簿PDF(2023年度版) 表紙等付属資料” (PDF). 日本郵便. 2024年3月27日閲覧。 “郵便番号データダウンロード 郵便番号簿PDF(2023年度版)”
- ^ “多摩警察署 交番案内”. 神奈川県警察. 2024年3月27日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
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