国道242号
北海道を通る一般国道
(置戸国道から転送)
国道242号(こくどう242ごう)は、北海道網走市から紋別郡湧別町や中川郡幕別町を経由して、帯広市に至る一般国道である。
一般国道 | |
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国道242号 | |
地図 | |
総延長 | 283.5 km |
実延長 | 184.6 km |
現道 | 184.6 km |
制定年 | 1963年(昭和38年) |
起点 | 北海道網走市(北緯44度1分13.52秒 東経144度16分4.59秒 / 北緯44.0204222度 東経144.2679417度) |
主な 経由都市 |
北海道紋別郡湧別町、北見市、 足寄郡足寄町 |
終点 | 北海道帯広市 大通北1交差点(北緯42度55分55.32秒 東経143度12分14.43秒 / 北緯42.9320333度 東経143.2040083度) |
接続する 主な道路 (記法) |
国道238号 国道333号 国道39号 国道241号 国道274号 国道38号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
概要
編集路線データ
編集一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
- 起点:網走市(網走市南4条西1丁目1番1[2]、国道39号・国道240号終点、国道243号・国道244号起点)
- 終点:帯広市( 帯広市大通南1丁目5番1[2]、大通北1 / 大通南1交差点 = 国道38号上、国道236号起点、国道241号旧道終点)
- 重要な経過地:北海道常呂郡佐呂間町、紋別郡上湧別町[注釈 2]、同郡遠軽町、同郡生田原町[注釈 3]、常呂郡留辺蘂町[注釈 4]、足寄郡陸別町、同郡足寄町、中川郡本別町、同郡池田町、同郡幕別町
- 総延長 : 283.5 km(重用延長を含む。)[3][注釈 5]
- 重用延長 : 98.9 km[3][注釈 5]
- 未供用延長 : なし[3][注釈 5]
- 実延長 : 184.6 km[3][注釈 5]
- 指定区間:全線[4]
歴史
編集現行の道路法(昭和27年法律第180号)に基づく国道として初回指定された1953年(昭和28年)では、釧路根室線として指定されていた[5]。1963年(昭和38年)に一級国道44号への昇格に伴って欠番となり、同日新たに指定された網走帯広線に採番された[6][7]。
年表
編集- 1954年(昭和29年)3月30日 - 北海道道30号留辺蘂西足寄線(常呂郡留辺蘂町 - 中川郡西足寄町)、北海道道34号幕別西足寄線(中川郡幕別町 - 中川郡西足寄町)として道道認定[要出典]。
- 1963年(昭和38年)4月1日 - 二級国道242号網走帯広線(網走市 - 帯広市)として指定施行[7]。
- 1965年(昭和40年)4月1日 - 道路法改正により一級・二級区分が廃止されて一般国道242号として指定施行[1]。
- 1975年(昭和50年)4月1日 - 北海道道511号上湧別留辺蘂線を昇格編入し、常呂郡留辺蘂町(当時) - 網走市を国道39号重複から紋別郡湧別町経由に変更(昭和49年政令第364号)。
路線状況
編集通称
編集- 置戸国道[8]
- 紋別郡湧別町の国道238号交点 - 常呂郡置戸町の区間の通称。置戸町と陸別町の町界以北、オホーツク総合振興局内の単独区間を指す。
- 陸別国道[9]
重複区間
編集- 国道39号・国道240号・国道243号(網走市(起点) - 網走市・大曲1交差点)
- 国道238号・国道239号(網走市・大曲1交差点 - 紋別郡湧別町北兵村三区)
- 国道333号(紋別郡遠軽町豊里 - 遠軽町生田原水穂)
- 国道39号(北見市留辺蘂町旭 - 北見市・旭中央町交差点)
- 国道241号(足寄郡足寄町・足寄駅前交差点 - 足寄町・郊南1丁目交差点)
- 国道274号(足寄郡足寄町・郊南1丁目交差点 - 中川郡本別町・南3丁目 / 南4丁目交差点)
- 国道38号(幕別町・明野交差点 - 帯広市・大通北1 / 大通南1交差点終点)
道路施設
編集主な橋梁
編集トンネル
編集- 置戸トンネル(置戸山、常呂郡置戸町)
道の駅
編集- オホーツク総合振興局
- サロマ湖(常呂郡佐呂間町)
- 愛ランド湧別(紋別郡湧別町)
- かみゆうべつ温泉チューリップの湯(紋別郡湧別町)
- 十勝総合振興局
- オーロラタウン93りくべつ(足寄郡陸別町)
- あしょろ銀河ホール21(足寄郡足寄町、国道241号重複区間内)
- ステラ★ほんべつ(中川郡本別町)
地理
編集通過する自治体
編集交差する道路
編集オホーツク総合振興局
- 紋別郡湧別町
- (国道39号、国道238号との重複区間は省略)
- 国道238号 : 北兵村三区
- 北海道道712号緑蔭中湧別停車場線:北兵村三区
- 北海道道404号上湧別停車場線:上湧別屯田市街地
- 北海道道336号上社名淵上湧別線:上湧別屯田市街地
- 紋別郡遠軽町
- 北海道道137号遠軽雄武線 : 大通北11
- 北海道道244号遠軽芭露線:大通南1
- 北海道道333号遠軽停車場線 : 大通南1
- 北海道道1032号遠軽安国線:南町1
- 旭川紋別自動車道遠軽IC : 野上
- 国道333号:豊里、生田原水穂
- 北海道道592号湯里生田原停車場線:生田原
- 北見市
- 国道39号:留辺蘂町旭西、留辺蘂町旭北
- 北海道道307号留辺蘂停車場線:留辺蘂町旭北(国道39号重複区間)
- 常呂郡置戸町
- 北海道道261号置戸福野北見線:秋田
- 北海道道50号北見置戸線:豊住
- 北海道道986号置戸訓子府北見線:置戸
- 北海道道211号春日置戸線:拓殖
- 北海道道1001号北光置戸線:拓殖
十勝総合振興局
- 足寄郡陸別町
- 北海道道620号苫務小利別停車場線:小利別
- 北海道道143号北見白糠線:小利別
- 十勝オホーツク自動車道陸別小利別IC : 小利別
- 北海道道51号津別陸別線:陸別
- 北海道道502号斗満陸別停車場線:陸別、上勲祢別
- 足寄郡足寄町
- 北海道道772号上斗満大誉地線:大誉地本町
- 北海道道621号足寄原野上利別停車場線:上利別本町(2ヶ所)
- 北海道道468号清水谷足寄線:上利別
- 北海道道663号植坂足寄停車場線:下愛冠1丁目
- 国道241号:北1条1丁目(足寄駅前交差点)、郊南1丁目
- 国道274号:郊南1丁目
- 道東自動車道足寄IC:郊南
- 中川郡本別町
- 北海道道88号本別留辺蘂線:北7丁目、北5丁目
- 北海道道499号勇足本別停車場線・北海道道770号美里別本別停車場線:北3丁目(本別駅交点)
- 北海道道658号本別本別停車場線:北1丁目
- 国道274号:南3丁目(南3丁目・南4丁目交差点)
- 北海道道1154号本別インター線:勇足 → 道東自動車道本別IC
- 北海道道134号本別士幌線:勇足
- 北海道道659号勇足停車場線:勇足
- 北海道道236号勇足池田線:勇足
- 中川郡池田町
- 北海道道237号池田停車場高島線:高島
- 北海道道496号下居辺高島停車場線:高島
- 道東自動車道池田IC:信取
- 北海道道31号音更池田線:信取
- 北海道道882号利別牛首別線 : 利別西町(利別交差点)
- 北海道道73号帯広浦幌線:利別西町(利別交差点)
- 中川郡幕別町
- 国道38号:明野
- (国道38号との重複区間は省略)
主な峠
編集- 金華峠(紋別郡遠軽町 - 北見市)
- 池北峠(常呂郡置戸町 - 足寄郡陸別町)
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2013年8月10日閲覧。
- ^ a b “占用制限を行う路線一覧(一般国道)(2016年10月18日のアーカイブ)”. オリジナル : 北海道開発局、アーカイブ : Wayback Machine. 2022年5月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月14日閲覧。
- ^ “一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2013年8月10日閲覧。
- ^ ウィキソースには、二級国道の路線を指定する政令(昭和28年5月18日政令第96号)の原文があります。
- ^ ウィキソースには、一級国道の路線を指定する政令の一部を改正する政令(昭和37年5月1日政令第184号)の原文があります。
- ^ a b ウィキソースには、二級国道の路線を指定する政令の一部を改正する政令(昭和37年5月1日政令第184号)の原文があります。
- ^ 昭文社 2006, pp. 41–42, 47–48.
- ^ 昭文社 2006, pp. 35, 42.
参考文献
編集- 昭文社 (2006), ツーリングマップル 北海道 (2006年3版4刷 ed.), 昭文社, ISBN 4-398-65571-9