織田信明
織田 信明(おだ のぶあきら)は、江戸時代前期から中期にかけての旗本。通称は仙千代、式部。官位は従四位下・侍従、讃岐守。
時代 | 江戸時代前期 - 中期 |
---|---|
生誕 | 寛文2年(1662年) |
死没 | 元文元年9月20日(1736年10月24日) |
改名 | 信秋(初名)→信明→退翁(号) |
別名 | 通称:仙千代、式部 |
官位 | 従四位下・侍従、讃岐守 |
幕府 | 江戸幕府旗本 |
主君 | 徳川綱吉→家宣→家継→吉宗 |
氏族 | 織田氏(長政流高家) |
父母 | 父:織田長政、母:松平英親養女 |
兄弟 | 信明、信清、長喬、遠山友春継室 |
妻 | 正室:松浦鎮信養女・マル |
子 |
信客、生駒親猶正室 養子:信栄 |
生涯
編集交代寄合・織田長政の長男として誕生した。生母は松平英親の養女。初名は信秋。
元禄3年(1690年)12月12日、家督を相続する。同日、父・長政の遺言により、弟・信清に300石を分与した。その結果、所領は2700石となった。
元禄14年(1701年)9月21日、高家旗本となる。宝永2年(1705年)1月21日、高家職に就任、従五位下・侍従・讃岐守に叙任する。後に従四位下に昇進する。享保8年(1723年)2月18日、高家職を辞任、7月23日、隠居する。長男の信客は早世しており、養子に迎えた甥の信栄に家督を譲る。以後、退翁と号する。
系譜
編集子女は1男1女。