第1高射特科大隊
第1高射特科大隊(だいいちこうしゃとっかだいたい、JGSDF 1st Antiaircraft Artillery Battalion)は、静岡県御殿場市の駒門駐屯地に駐屯する、陸上自衛隊第1師団隷下の高射特科部隊である。
第1高射特科大隊 | |
---|---|
創設 | 1992年(平成4年)3月27日 |
所属政体 | 日本 |
所属組織 | 陸上自衛隊 |
部隊編制単位 | 大隊 |
兵科 | 高射特科 |
兵種/任務 | 師団防空、SAM |
所在地 | 静岡県、御殿場市 |
編成地 | 駒門 |
上級単位 | 第1師団 |
担当地域 | 南関東、神奈川県西部(災害派遣) |
沿革
編集第61連隊第5大隊
第1特科連隊第5大隊
第1特科連隊第6大隊
- 1962年(昭和37年)1月18日:第1管区隊の第1師団への改編に伴い、第1特科連隊第6大隊に改編。
- 1968年(昭和44年)3月25日:宇都宮駐屯地から駒門駐屯地に移駐。
- 1974年(昭和49年)3月26日:35mm2連装高射機関砲 L-90の配備に伴い、改編。
第1高射特科大隊
- 1992年(平成 4年)3月27日:第1特科連隊第6大隊が第1高射特科大隊として分離・独立、師団直轄となる。
- 2002年(平成14年)3月27日:後方支援体制変換に伴い、整備部門を第1後方支援連隊第2整備大隊高射直接支援隊へ移管。
- 2020年(令和 2年)3月26日:部隊改編
- 第1高射中隊を指揮情報中隊に改編。
- 第2高射中隊を高射中隊に改編。
警備隊区
編集神奈川県西部[1]。
(神奈川県小田原市、南足柄市、足柄上郡中井町、足柄上郡大井町、足柄上郡松田町、足柄上郡山北町、足柄上郡開成町、足柄下郡箱根町、足柄下郡真鶴町、足柄下郡湯河原町[1])
部隊編成
編集- 第1高射特科大隊本部
- 本部管理中隊「1高-本」
- 指揮情報中隊「1高-指」 - 93式近距離地対空誘導弾
- 高射中隊「1高-高」 - 81式短距離地対空誘導弾
整備支援部隊
編集- 第1後方支援連隊第2整備大隊高射直接支援隊「1後支-2整-高直支」(駒門駐屯地):2002年(平成14年)3月27日から
廃止(改編)部隊
編集主要装備
編集- 81式短距離地対空誘導弾
- 93式近距離地対空誘導弾
- 対空レーダ装置 JTPS-P14
- 低空レーダ装置 JTPS-P18
- 1/2tトラック / 73式小型トラック
- 1 1/2tトラック / 73式中型トラック
- 3 1/2tトラック / 73式大型トラック
- 89式5.56mm小銃
脚注
編集- ^ a b “神奈川県災害時広域受援計画-資料編-”. 神奈川県. 2021年2月21日閲覧。
参考文献
編集『高射のあゆみ二十年』 高射学校編 1982年
関連項目
編集外部リンク
編集- 第1高射特科大隊HP
- 陸上自衛隊 駒門駐屯地@公式(@JGSDF_Komakado) - Twitter