第1期十段戦 (将棋)

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第1期十段戦(だい1きじゅうだんせん)は、1962年度(1961年12月23日 - 1963年1月10日)の十段戦である。十段戦七番勝負は、挑戦者決定リーグ戦にて上位2名となった升田幸三九段及び大山康晴名人によって行われ、その成績を大山名人が升田九段に4勝3敗として十段を獲得した。大山は初の十段獲得となり、また初代十段となった[1]。更に前身である九段戦での成績も含めると、5期連続7期目となった。

第1期 十段戦
開催期間 1961年12月23日 - 1963年1月10日
第1期十段 大山康晴(初)
リーグ
リーグ
0 残留
大野源一 / 大山康晴 / 升田幸三 / 二上達也
リーグ
0 陥落
塚田正夫 / 灘蓮照
十段戦
第12期九段戦第2期 >
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第1期十段戦七番勝負

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対局者 第1局 第2局 第3局 第4局 第5局 第6局 第7局
1962年
10月26日・27日
1962年
11月9日・10日
1962年
11月20日・21日
1962年
12月1日・2日
1962年
12月14日・15日
1962年
12月25日・26日
1963年
1月9日・10日
升田幸三九段
大山康晴名人 十段獲得

第1期十段戦挑戦者決定リーグ戦

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七番勝負進出2名・陥落2名

順位 棋士 備考 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 5回戦 6回戦 7回戦 8回戦 9回戦 10回戦
3 升田幸三九段 7 3 七番勝負進出 ●大野 ●二上 ○塚田 ○灘 ○大山 ○大野 ○灘 ○二上 ○塚田 ●大山
1 大山康晴名人 6 4 七番勝負進出 ○二上 ○灘 ○大野 ○塚田 ●升田 ●塚田 ○灘 ●大野 ●二上 ○升田
4 二上達也八段 6 4 ●大山 ○升田 ○灘 ○大野 ○塚田 ●大野 ●塚田 ●升田 ○大山 ○灘
4 大野源一八段 5 5 ○升田 ●塚田 ●大山 ●二上 ●灘 ●升田 ○二上 ○大山 ○灘 ○塚田
2 塚田正夫永世九段 4 6 陥落 ○灘 ○大野 ●升田 ●大山 ●二上 ○大山 ○二上 ●灘 ●升田 ●大野
4 灘蓮照八段 2 8 陥落 ●塚田 ●大山 ●二上 ●升田 ○大野 ●升田 ●大山 ○塚田 ●大野 ●二上

三次予選

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1回戦 2回戦 決勝
二上達也八段
二上
高柳敏夫八段 二上達也八段 リーグ入り
芹沢博文八段
熊谷達人八段
熊谷
山川次彦七段 熊谷達人八段
高島一岐代八段
1回戦 2回戦 決勝
大野源一八段
大野源一八段 リーグ入り
加藤一二三八段
加藤
佐瀬勇次七段
花村元司八段
花村元司八段
丸田祐三八段
1回戦 2回戦 決勝
灘蓮照八段
灘蓮照八段 リーグ入り
加藤博二八段
加藤
富沢幹雄七段
本間爽悦七段
本間
清野静男七段 本間爽悦七段
廣津久雄八段

二次予選

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1回戦 決勝
加藤一二三八段
加藤一二三八段
小堀清一八段
関根茂六段
関根茂六段
長谷部久雄七段
1回戦 決勝
高柳敏夫八段
高柳敏夫八段
吉田利勝五段
佐藤大五郎六段
佐藤大五郎六段
宮坂幸雄四段
1回戦 決勝
佐瀬勇次七段
佐瀬勇次七段
松下力八段
原田泰夫八段
原田泰夫八段
萩原淳八段
1回戦 決勝
富沢幹雄七段
富沢幹雄七段
五十嵐豊一八段
山田道美七段
山田道美七段
坂口允彦八段
1回戦 決勝
清野静男七段
清野静男七段
下平幸男七段
大友昇七段
大友昇七段
斎藤銀次郎八段
1回戦 決勝
山川次彦七段
山川次彦七段
北村昌男七段
松田茂役八段
松田茂役八段
佐藤庄平六段
1回戦 決勝
有吉道夫七段
本間爽悦七段
本間爽悦七段
大原英二五段
大原英二五段
松浦卓造八段
1回戦 決勝
熊谷達人八段
熊谷達人八段
山中和正六段
内藤國雄五段
内藤國雄五段
南口繁一八段

一次予選

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2回戦 決勝
宮坂幸雄四段
宮坂幸雄四段
関屋喜代作四段
山本武雄七段
山本武雄七段
木村義徳四段
2回戦 決勝
斎藤銀次郎八段
斎藤銀次郎八段
木川貴一五段
山口千嶺四段
山口千嶺四段
佐伯昌優四段
2回戦 決勝
吉田利勝五段
吉田利勝五段
津村常吉五段
木村嘉孝四段
木村嘉孝四段
剱持松二四段
1回戦 2回戦 決勝
大原英二五段
大原英二五段
藤川義夫六段
賀集正三四段
賀集
伊達康夫四段 賀集正三四段
大村和久五段
2回戦 決勝
山中和正六段
山中和正六段
角田三男六段
市川伸五段
市川伸五段
神田鎮雄六段
1回戦 2回戦 決勝
内藤國雄五段
内藤國雄五段
二見敬三六段
岡崎史明六段
岡崎史明六段
星田啓三六段
星田
北村秀治郎七段

脚注

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  1. ^ 九段戦(全日本選手権戦)・十段戦|終了・休止棋戦”. 日本将棋連盟. 2021年8月2日閲覧。

外部リンク

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