石川県の市町村章一覧
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石川県の市町村章一覧(いしかわけんのしちょうそんしょういちらん)は、石川県内の市町村に制定されている、あるいは制定されていた市町村章の一覧である。なお、一覧の順序は全国地方公共団体コード順による。廃止された市町村章は廃止日から順に掲載している。
市部
編集市 | 市章 | 由来 | 制定日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
金沢市 | 梅の花の形に「金」を配したもの[1] | 1891年3月7日[1] | ||
七尾市 | 「N」を表している[2] | 2004年10月1日[2] | 色は青色と水色が指定されている[3] 2代目の市章である | |
小松市 | 「小松」を図案化したもの[1] | 1941年3月20日[1] | 色は緑色が指定されている[4] | |
輪島市 | 「ワジマ」を図案化したもの[2] | 2006年2月1日[2] | 色は緑色と青色が指定されている[5] 2代目の市章である | |
珠洲市 | 「スズ」を組み合わせたもの[1] | 1954年9月16日[1] | ||
加賀市 | 「K」を図案化したもの[1] | 2005年7月28日[1] | 2005年7月18日に公表され、[6]色は青色・緑色・黄色が指定されている[7] 2代目の市章である | |
羽咋市 | 「はくい」を図案化したもの[2] | 1958年9月30日[2] | ||
かほく市 | 「か」を図案化したもの[1] | 2004年3月1日[1] | 色は緑色と青色が指定されている[8] | |
白山市 | 中央に白山を配し、三本の潮の流れは上の1本が手取川・下の2本は日本海を表したもの[2] | 2005年2月1日[2] | 色は白色・黄緑色・青色・水色が指定されている[9] | |
能美市 | 三つの「の」を渦巻き状に配しかつ意匠化し、図案化したもの[2] | 2005年2月1日[2] | 色は橙色・青色・緑色が指定されている[10] | |
野々市市 | 「のの」を組み合わせ、分銅を形成したもの[2] | 1960年6月15日[2] | 野々市町章として制定され、市制施行後に継承される |
町村部
編集郡 | 町村 | 町村章 | 由来 | 制定日 | 備考 |
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能美郡 | 川北町 | 「川北」を図案化したもの[1] | 1947年[1] | 川北村章として制定され、町制施行後に継承される | |
河北郡 | 津幡町 | 「ツバ」を図案化したもの[2] | 1966年1月11日[2] | ||
内灘町 | 「う」を図案化したもの[1] | 1962年1月1日[1] | 色は緑色が指定されている[11] | ||
羽咋郡 | 志賀町 | 「S」と円を表したもの[1] | 2005年9月1日[1] | 2代目の町章である 色は青色・緑色・橙色が指定されている[12] | |
宝達志水町 | 「宝」を意匠化し、図案化したもの[2] | 2005年7月1日[2] | 色は「う」冠は緑色・「玉」は青色が指定されている[13] | ||
鹿島郡 | 中能登町 | 「中」を図案化したもの[2] | 2005年3月1日[2] | 色は緑色・青色・橙色が指定されている[14] 2004年12月6日に公表され、翌年3月1日に制定される[14] | |
鳳珠郡 | 穴水町 | 「穴」を鳩にあしらい図案化したもの[1] | 1959年1月10日[1] | ||
能登町 | 「N」の形から、人と人とが手を取り合って見えるように表したもの[2] | 2005年3月1日[2] | 色は緑色・水色・橙色が指定されている[15] |
廃止された市町村章
編集市郡 | 町村 | 市町村章 | 由来 | 制定日 | 廃止日 | 備考 |
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鹿島郡 | 七尾町 | クローブを表したもの[16] | 天保年間[16] | 1939年7月20日 | 町村制施行前から制定され、制定後に継承される | |
河北郡 | 高松町 | 「タカ」を図案化し、円と両側の翼で表したもの[17][18] | 1959年12月21日[18][17] | 2004年3月1日 | ||
宇ノ気町 | 「う」を図案化し、宇ノ気の「宇」で宇宙のように広い発展を意味したもの[17][19] | 1962年4月5日[19][17] | ||||
七塚町 | 「な」を図案化したもの[17][20] | 1962年8月8日[17] | ||||
七尾市 | クローブを表し、その中に畠山氏の紋章を配したもの[21] | 1940年2月22日[21] | 2004年10月1日 | 初代の市章である | ||
鹿島郡 | 田鶴浜町 | 「た」を図案化したもの[21] | 1965年6月19日[21] | |||
中島町 | 「な」を図案化したもの[21] | 1956年6月23日[21] | ||||
能登島町 | 太い線は「のと」・中央は三本線を表している[21] | 1965年3月2日[21] | 色は青色が指定されている[21] | |||
松任市 | 「マ」を組み合わせたもの[22] | 1970年4月1日[22] | 2005年2月1日 | 松任町制時の1957年に松任町章として制定され、市制施行後に再制定された[23] | ||
石川郡 | 美川町 | 「力」を丸く、三つ輪にしたもの[22] | 1964年9月21日[22] | |||
鶴来町 | 「ツ」を円形と菱形にし、図案化したもの[22] | 1955年9月30日[22] | ||||
河内村 | 「か」を図案化したもの[22] | 1971年4月1日[22] | ||||
吉野谷村 | 三つの山は中宮地区・中部地区・吉野地区を意味し「吉」を配し、三地区が囲んだものを表したもの[22] | 1971年4月1日[22] | ||||
鳥越村 | 「と」を飛鳥に想像し、図案化したもの[22] | 1971年4月1日[22] | ||||
尾口村 | 「オ」を図案化したもの[22] | 1971年4月1日[22] | ||||
白峰村 | 「シ」を図案化したもの[22] | 1971年4月1日[22] | ||||
能美郡 | 辰口町 | 「タ」を円形に図案化したもの[24] | 1956年1月20日[24] | |||
寺井町 | 「テライ」を組合せて図案化したもの[24] | 1956年10月1日[24] | 1975年1月1日に施行された[25] | |||
根上町 | 「ネ」を図案化したもの[24] | 1956年10月1日[24] | ||||
鳳至郡 | 能都町 | 「のと」と「和(○)」を図案化したもの[26] | 1975年6月10日[26] | 2005年3月1日 | ||
柳田村 | 「や」を平仮名の太字に図案化したもの[26] | 1969年7月1日[26] | ||||
珠洲郡 | 内浦町 | 「う」を基にし、鎌と碇を組み合わせたもの[26] | 1961年10月1日[26] | |||
鹿島郡 | 鳥屋町 | 「と」を水鳥の形に図案化したもの[27][28] | 1975年8月16日[27][28] | |||
鹿島町 | 外側は旧四村(越路町・御祖村・滝尾村・久江村)を合わせて「和」とし、中側に「カシマ」を時計回りにして図案化したもの[27][29] | 1974年9月28日[27][29] | ||||
鹿西町 | 「6・織機の歯車・農業(稲穂)・鹿の角」の四点をシンポライズし、図案化したもの[27][30] | 1962年7月1日[27][30] | ||||
羽咋郡 | 志雄町 | 「志」を六角と三つの菱形に形どり、二つの三角形を上下の位置方向に組み合わせたもの[31] | 1969年12月8日[31] | |||
押水町 | 「水」を樹木で図案化したもの[31] | 1965年11月3日[31] | ||||
羽咋郡 | 志賀町 | 「シ」をハトにかたどったもの[32] | 1971年6月15日[32] | 2005年9月1日 | 初代の町章である | |
富来町 | 「と」を意匠化したもの[32] | 1971年9月28日[32] | ||||
加賀市 | 「カ」を二つ円形に組み合せたもの[33] | 1958年1月1日[33] | 2005年10月1日 | 初代の市章である | ||
江沼郡 | 山中町 | 「山中」を図案化したもの[33] | 1959年10月10日[33] | |||
輪島市 | 中心の輪を「マ」が四つで囲み、「輪四マ」から「輪じま」を表したもの[34] | 1957年10月2日[34] | 2006年2月1日 | 初代の市章である 前大峰の作品である[34] | ||
鳳珠郡 | 門前町 | 「モン」をモノグラム化したもの[34] | 1963年8月26日[34] |
参考文献
編集書籍
編集- 小学館辞典編集部 編『図典 日本の市町村章』(初版第1刷)小学館、2007年1月10日。ISBN 4095263113。
- 近藤春夫『都市の紋章 : 一名・自治体の徽章』行水社、1915年。NDLJP:955061
- 中川幸也『シリーズ人間とシンボル第2号「都市の旗と紋章」』中川ケミカル、1987年10月11日。
- 丹羽基二『日本の市章 (西日本)』保育社、1984年5月5日。
- 望月政治『都章道章府章県章市章のすべて』日本出版貿易株式会社、1973年7月7日。
- NHK情報ネットワーク『NHKふるさとデータブック4 [北陸・甲信越]』日本放送協会、1992年4月1日。
自治体書籍
編集- かほく市役所『かほく市例規集』石川県かほく市。
- 七尾市役所『旧・七尾市例規集』石川県七尾市。
- 田鶴浜町役場『田鶴浜町例規集』石川県鹿島郡田鶴浜町。
- 中島町役場『中島町例規集』石川県鹿島郡中島町。
- 能登島町役場『能登島町例規集』石川県鹿島郡能登島町。
- 松任市役所『松任市例規集』石川県松任市。
- 美川町役場『美川町例規集』石川県石川郡美川町。
- 鶴来町役場『鶴来町例規集』石川県石川郡鶴来町。
- 河内村役場『河内村例規集』石川県石川郡河内村。
- 吉野谷村役場『吉野谷村例規集』石川県石川郡吉野谷村。
- 鳥越村役場『鳥越村例規集』石川県石川郡鳥越村。
- 尾口村役場『尾口村例規集』石川県石川郡尾口村。
- 白峰村役場『白峰村例規集』石川県石川郡白峰村。
- 辰口町役場『辰口町例規集』石川県能美郡辰口町。
- 寺井町役場『寺井町例規集』石川県能美郡寺井町。
- 能登町役場『能登町例規集』石川県鳳洲郡能登町。
- 能都町役場『能都町例規集』石川県鳳至郡能都町。
- 柳田村役場『柳田村例規集』石川県鳳至郡柳田村。
- 内浦町役場『内浦町例規集』石川県珠洲郡内浦町。
- 鳥屋町役場『鳥屋町例規集』石川県鹿島郡鳥屋町。
- 鹿島町役場『鹿島町例規集』石川県鹿島郡鹿島町。
- 鹿西町役場『鹿西町例規集』石川県鹿島郡鹿西町。
- 志雄町役場『志雄町例規集』石川県羽咋郡志雄町。
- 押水町役場『押水町例規集』石川県羽咋郡押水町。
- 志賀町役場『旧・志賀町例規集』石川県羽咋郡志賀町。
- 加賀市役所『旧・加賀市例規集』石川県加賀市。
- 山中町役場『山中町例規集』石川県江沼郡山中町。
- 輪島市役所『旧・輪島市例規集』石川県輪島市。
脚注
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 図典 日本の市町村章 p105
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 図典 日本の市町村章 p106
- ^ 七尾市の市章
- ^ 小松市章・市の木・市の花・市歌
- ^ 輪島市市章の制定について
- ^ 新・加賀市の市章
- ^ 加賀市市章取扱規程
- ^ かほく市の概要
- ^ 白山市章条例
- ^ 能美市章
- ^ NHKふるさとデータブック p402
- ^ 志賀町章
- ^ 宝達志水町章
- ^ a b ろくなん合併協議会だより 第25号
- ^ 能登町章・町民憲章
- ^ a b 都市の紋章 : 一名・自治体の徽章 p65
- ^ a b c d e f 高松町・七塚町・宇ノ気町合併協議会 慣行の取扱いについて
- ^ a b NHKふるさとデータブック p394
- ^ a b NHKふるさとデータブック p399
- ^ NHKふるさとデータブック p397
- ^ a b c d e f g h i 七尾・鹿北1市3町の市・町章
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 松任・石川広域合併協議会 慣行の取り扱い
- ^ 松任市章条例
- ^ a b c d e f 根上町・寺井町・辰口町合併協議会 慣行の取り扱い
- ^ 寺井町例規集
- ^ a b c d e f 能都町・柳田村・内浦町合併協議会 慣行の取り扱い
- ^ a b c d e f 鹿南合併協議会 慣行の取り扱いについて
- ^ a b 鳥屋町例規集 鳥屋町章制定に関する条例
- ^ a b 鹿島町例規集 鹿島町の町章
- ^ a b 鹿西町例規集 鹿西町章
- ^ a b c d 志雄・押水合併協議会の調整内容 慣行の取扱い
- ^ a b c d 志賀町・富来町合併協議会の調整方針 慣行の取扱いについて
- ^ a b c d 加賀市・山中町合併協議会 慣行の取り扱いについて
- ^ a b c d e 輪島市・門前町合併協議会 慣行の取扱いについて