田中町 (瀬戸市)
愛知県瀬戸市の地名
田中町(たなかちょう)は、愛知県瀬戸市山口連区の町名。丁番を持たない単独町名である。
田中町 | |
---|---|
田中橋 | |
北緯35度11分47.6秒 東経137度6分7.2秒 / 北緯35.196556度 東経137.102000度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 瀬戸市 |
地区[1] | 山口連区 |
町名制定[2] | 1981年(昭和56年)3月31日 |
面積 | |
• 合計 | 0.128807929 km2 |
標高 | 90.5 m |
人口 | |
• 合計 | 664人 |
• 密度 | 5,200人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
489-0961[6] |
市外局番 | 0561(瀬戸MA)[7] |
ナンバープレート | 尾張小牧 |
地理
編集- 瀬戸市の南部に位置する[8]。西を柳ケ坪町、北を矢形町・山口町、東を若宮町、南を大坪町・掛下町と隣接している[8]。
- 矢田川右岸の田園地帯であったが、国道沿線及び愛知環状鉄道山口駅南地区には、各種商店、サービス業の進出が目立つ[8]。
- 当地域は旧河道の氾濫原で、条里制遺構が見られた[9]。古地図に多くの古墳があり、中に大将塚と呼ばれる武田信玄方の武将の山田信濃守を葬った墓と言い伝えられるものもあったが、戦後の土地改良事業で消滅[9]。
河川
編集- 矢田川(山口川)[8] : 町の南端、大坪町・掛下町との境を西流している。
- 若宮川(矢田川支流) : 町の南東端、若宮町との町境を南流し、矢田川に注ぎ込んでいる。
- 八幡川(矢田川支流) : 町の西端、柳ケ坪町との境を南流し、町の南西端で矢田川に注ぎ込んでいる。
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[11]。
番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|
全域 | 瀬戸市立幡山東小学校 | 瀬戸市立幡山中学校 | 尾張学区 |
歴史
編集町名の由来
編集町名設定の際に、旧山口村字田中の小字名を採って田中町にしたと推察される[2]。田の中に発展した地域で、古くから田中と呼ばれていた[12]。
沿革
編集世帯数と人口
編集2024年(令和6年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[5]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
田中町 | 311世帯 | 664人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 447人 | [13] | |
2000年(平成12年) | 449人 | [14] | |
2005年(平成17年) | 560人 | [15] | |
2010年(平成22年) | 599人 | [16] | |
2015年(平成27年) | 558人 | [17] | |
2020年(令和2年) | 679人 | [18] |
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 189世帯 | [13] | |
2000年(平成12年) | 203世帯 | [14] | |
2005年(平成17年) | 245世帯 | [15] | |
2010年(平成22年) | 270世帯 | [16] | |
2015年(平成27年) | 252世帯 | [17] | |
2020年(令和2年) | 300世帯 | [18] |
交通
編集鉄道
編集バス
編集- 瀬戸駅前 - 山口駅 - サンヒル上之山 - 八草駅 系統 : 山口駅バス停
道路
編集施設
編集- 旧・瀬戸市立幡山東小学校 : 1873年(明治6年)山口学校として開校[19]。1974年(昭和49年)の移転後も門とグラウンドは残っている[20]。
- 瀬戸市立幡山東保育園[8] : 1954年(昭和29年)6月1日に開園し、1984年(昭和59年)4月1日に現在の建物に改築[21]。定員は135人。障害児保育にも対応[22]。
- 山口公民館[8] : 1980年(昭和55年)竣工[23]。住民相互の親睦と連帯感を育む町づくりの推進などを目標に運営[24]。
- 瀬戸警察署 山口駐在所 : 瀬戸市内にある4つの駐在所のうちの1つ[25]。
- 葬儀会館ティア瀬戸南 : 株式会社ティアの葬儀場[26]。150名収容の大ホールと家族葬対応ホールがある[26]。
- みなくるらんど : 矢田川の河川敷を整備した広場。
その他
編集日本郵便
編集脚注
編集出典
編集- ^ “町丁名一覧【連区別】” (PDF). 瀬戸市 (2023年11月2日). 2024年2月12日閲覧。
- ^ a b c 瀬戸市 1981.
- ^ “愛知県瀬戸市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2024年2月21日閲覧。
- ^ “瀬戸市の標高&海抜”. 標高海抜ナビ (2018年). 2022年11月20日閲覧。
- ^ a b “人口と世帯 令和6年2月1日現在” (PDF). 瀬戸市 (2024年2月5日). 2024年2月12日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2021年9月20日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2021年9月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1701.
- ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 806.
- ^ “町名別通学学校名一覧” (PDF). 瀬戸市 (2023年9月16日). 2024年2月12日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2021年9月20日閲覧。
- ^ 瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会 2020, p. 174.
- ^ a b 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年9月20日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年9月20日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年9月20日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年9月20日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年9月20日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2022年2月10日). “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 2022年5月5日閲覧。
- ^ 愛知県小中学校校長会 1957, p. 112.
- ^ 愛知県小中学校校長会 1978, p. 327.
- ^ 保育園のあゆみ編集委員会 1998, p. 27.
- ^ “幡山東保育園”. 瀬戸市 (2020年4月1日). 2021年8月26日閲覧。
- ^ “令和2年度版 瀬戸市の教育” (PDF). 瀬戸市 (2020年10月). 2021年9月20日閲覧。
- ^ “令和2年度 山口公民館あらまし” (PDF). 瀬戸市 (2021年5月19日). 2021年9月20日閲覧。
- ^ “瀬戸警察署 警察署・交番・駐在所の所在地”. 愛知県警察. 2023年1月8日閲覧。
- ^ a b “ティア瀬戸南”. 株式会社ティア. 2021年9月20日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2021年9月20日閲覧。
注釈
編集参考文献
編集- 愛知県小中学校校長会 編『六三制教育十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校校長会、1957年。
- 愛知県小中学校校長会 編『六三制教育三十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校校長会、1978年。
- 瀬戸市 編『昭和56年3月31日施行 山口地区・菱野字台六 町名設定調書』瀬戸市、1981年。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5。
- 保育園のあゆみ編集委員会 編『保育園のあゆみ』瀬戸市、1998年。
- 瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会 編『郷土史研25周年誌-瀬戸・尾張旭の寺社・街道・地名-』瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会、2020年。
関連項目
編集外部リンク
編集- 瀬戸市ホームページ
- コミュニティバス利用案内 | 瀬戸市ホームページ
- ウィキメディア・コモンズには、田中町 (瀬戸市)に関するカテゴリがあります。