特撮 (バンド)

日本のロックバンド

特撮(とくさつ)は、2000年筋肉少女帯を脱退した大槻ケンヂが中心となって結成した、日本ロックバンド

特撮
出身地 日本の旗 日本 東京都
ジャンル
活動期間 2000年 -
レーベル 徳間ジャパンコミュニケーションズ
2000年 - 2002年
PRHYTHM
2003年 - 2005年
スターチャイルド
2011年 - 2014年
EVIL LINE RECORDS(2014年 - )
事務所 オーケン企画
公式サイト 大槻ケンヂ公式ウェブ
メンバー
旧メンバー 内田雄一郎ベース

メンバー

編集
バンドのリーダーで、ボーカル担当。東京都中野区出身。ほとんどの曲で作詞をしている。
ピアノ及びキーボード担当。東京都港区出身。大槻の作った筋肉少女帯の13期から21期までのメンバーであり、現在も再結成した同バンドで、サポートメンバーとして参加している。
ギター及びサウンドプロデュース担当。東京都多摩地区出身。COALTAR OF THE DEEPERSのリーダーでもあり、ボーカル・ギター・ベース・プログラミングをつとめるほか、Sadesper Recordや、多方面への楽曲提供などでも活動している。
ドラム担当。東京都葛飾区出身。VAMPSのサポートドラマーとしても活動している。

サポートメンバー

編集
ベース担当。オブリヴィオン・ダストのメンバー。「パナギアの恩恵」発売記念ツアーよりサポートとして参加。
ベース担当。東京都目黒区出身。内田脱退後から現在に至るまで、長年に渡りサポートとして参加。大槻ケンヂと絶望少女達の音源にも参加している。
  • 佐藤研二(さとう けんじ)
ベース担当。「ジェロニモ」、「ヌイグルマー」のレコーディングに参加。[マルコシアス・バンプ]、大槻が参加していたバンド「電車」のメンバー。
ベース担当。神奈川県横浜市出身。cali≠gariのメンバー。「オムライザー」のレコーディングに数曲参加。COALTAR OF THE DEEPERSのサポートや、大槻ケンヂと絶望少女達の音源に参加している。
  • 長谷川正(はせがわ ただし、生年非公開11月16日 - )
ベース担当。千葉県出身。Plastic Treeのメンバー。高橋の代わりとして、臨時でライブに数回参加。

旧メンバー

編集
ベース担当。東京都中野区出身。1982年大槻と筋肉少女帯(筋肉少年少女隊)を結成。唯一、筋肉少女帯を離れたことのないオリジナルメンバーである。

来歴

編集

1999年に筋肉少女帯を脱退した大槻は、古くからの盟友といえる内田雄一郎・三柴理と共に新たなバンド特撮を立ち上げる。オーディションでCOALTAR OF THE DEEPERSのギタリスト、NARASAKIを採用。ドラマーはNARASAKIの紹介により有松博に決まる。メンバー全員がそろったのはプリプロダクションの当日であった(余談だが、大槻は当初、有松博の刺青が怖いと言って加入を渋っていた)[1]

2000年初頭、シングル『アベルカイン』でメジャーデビュー。続いて1stアルバム『爆誕』をリリース。NARASAKIのラウドなディストーションギターが主張する「ジャップ・ハードコア」(NARASAKI談)[2]と、スムーズ・ジャズ(「美少年で探偵でS」)、ミニマル(「マリリン・マラソン」)、ブルースあんぜんバンドのカヴァーである「13階の女」)、パワー・バラード(「テレパシー」)などバラエティに富む内容で、大槻曰く「かなりの自信作」となった[1]。ツアーは当初の動員見込みを大幅に上回り[1]大盛況で終了するが、その後、内田が脱退してしまう。

10月には2ndアルバム『ヌイグルマー』リリース、前作の路線を引き継ぎつつ、佐藤のプレイを反映するようなファンク(「企画物AVの女」)の他フォーク(「アザナエル」)やプログレ(「ゼルダ・フィッツジェラルド」)的な要素も加わり、クラシックの翻案(アルバート・ケテルビーの「ペルシャの市場にて」)も収められる。

2001年に3rd『Agitator』をリリース。特撮の特徴であるデスでハードコアなパンク路線を極めると同時に、ヒップホップ調のヘヴィ・ロック(「ヨギナクサレ」)、ジャングル・ビート(休みの国のカヴァーである「悪魔巣取金愚」)、レゲエブギー(「人間以外の俺になれ」)、「80年代アイドル青春歌謡」(「うさぎ」・大槻談)[2]、「ジャンクでポジパンでお経」(「人狼天使」・NARASAKI談)[3]など、様々な音楽性を取り入れた転換作となる。

2002年ベスト盤『初めての特撮 BEST vol.1』をリリースするが、この作品を最後に徳間ジャパンとの契約が終了、インディーズに活動の場を移す。

2003年の暮れに2年ぶりとなる4thアルバム『オムライザー』をリリース、この作品から次第にポップな曲調を見せ始める。

2004年には『夏盤』をリリース(大槻の詩集付属音源のリマスタリング作を含めた企画盤)。

2005年には6thアルバム『綿いっぱいの愛を!』をリリース、三柴が「さらばマトリョーシカ」で「 新東京正義之士」以来、20年ぶりくらいにメインボーカルをとった。

2006年筋肉少女帯再結成。メインボーカルの大槻がそちらに専念したことにより特撮は充電期間に入る。なおこの時期もNARASAKIは大槻のソロ楽曲のサウンドプロデュースに参加し、三柴は筋肉少女帯にサポート参加、また特撮チームはアニメ「さよなら絶望先生」シリーズに「大槻ケンヂと絶望少女達」として主題歌を提供している。

2011年4月1日午前2時55分に、puku1048というIDUstreamにアップロードされた動画にて、再始動ライブツアーが告知された。また前述の「…絶望先生」のBlu-ray BOXテーマソング、及び同作者の原作によるOVAかってに改蔵」の主題歌を発表し、6月には特撮名義では6年ぶりとなるセルフカヴァーアルバム「5年後の世界」をキングレコードから発売された。

2012年12月12日、オリジナルアルバムとしては7年ぶりとなる『パナギアの恩恵』を発表、それに伴う年明けのライヴツアーが決定した。

2016年2月3日、3年2ヶ月ぶりとなるオリジナルアルバム『ウインカー』をリリース。

2019年7月15日、パシフィコ横浜 国立大ホールにて開催された所属レーベルのEVIL LINE RECORDS主催のフェス『EVIL LINE RECORDS 5th Anniversary FES.“EVIL A LIVE” 2019』に出演。特撮×ももいろクローバーZによるフェス限定の新録コラボ楽曲『パーティーは今』も披露された。

2019年8月16日、約2年1ヶ月ぶりとなるワンマンライブ “特撮2019 LIVE「特撮・夏のデビル~スリーストーリーズ発売記念LIVE !」”が東京・LIQUIDROOMにて開催。会場限定シングル『スリーストーリーズ』をリリース。

2020年、「T-20  特撮デビュー20周年記念LIVE LIQUID・TRAD・HEAVEN’S ROCK」のライブを予定していたが、新型コロナ感染症のため延期[4]。チケットは払い戻しも可で、振替公演対象となった。

2021年5月12日、5年3ヶ月ぶりのニュー・アルバム『エレクトリック ジェリーフィッシュ』リリース。5月15日から26日にかけて、レコ発ライブを実施[5]。5月26日の公演では、振替のチケットと新しいチケットが混ざる異常事態になった。

ディスコグラフィー

編集

シングル

編集
# 発売日 タイトル カップリング 規格品番 収録アルバム 備考
1st 2000年1月26日 アベルカイン 身代わりマリー/テレパシー TKCA-71856 爆誕
2nd 2000年9月27日 ジェロニモ ヌイグルマー 〜序章〜/戦え! ヌイグルマー/ケテルビー (Single Version) TKCA-72011 ヌイグルマー GASTUNKのカバー
3rd 2001年7月25日 ヨギナクサレ 殺神/ヤンガリー 1.テーマ〜2.アクアヤンガリー TKCA-72147 Agitator
4th 2002年11月7日 パティー・サワディー 渚の前衛ダンサー (ヴァージョン冬) TKCA-72443 初めての特撮 BEST vol.1
5th 2005年5月25日 綿いっぱいの愛を! デス市長伝説(当選編!) PWCM-3004 綿いっぱいの愛を!
6th 2014年1月22日 シネマタイズ (映画化) 世界中のロックバンドが今夜も…/一点もの/ハンマーはトントン KICM-1488 ウインカー
7th 2019年8月16日 スリーストーリーズ (夏のデビル/メグマレ/ピルグリム(放浪者)/オム・ライズ (“EVIL A LIVE” 2019 ver.)/アングラ・ピープル・サマー・ホリディ (“EVIL A LIVE” 2019 ver.)/人として軸がぶれている (“EVIL A LIVE” 2019 ver.)/林檎もぎれビーム! (“EVIL A LIVE” 2019 ver.)) NMAX-1340 エレクトリック ジェリーフィッシュ (初回版) 会場限定販売&配信シングル、CD版は『特撮2019 LIVE「特撮・夏のデビル~スリーストーリーズ発売記念LIVE !」』の会場限定販売。収録曲の内、新曲である「夏のデビル」「メグマレ」「ピルグリム(放浪者)」の3曲は各配信サイトから配信リリースされている[6]
8th 2020年9月4日 ブルー・スリー (オーバー・ザ・レインボー~僕らは日常を取り戻す/テレパシー(2020)/殺神(2020)) NKZM1013-1014 「墓場の画廊」にて先行発売、ELR STOREにて通信販売、CD+Blu-ray。Blu-rayは「オーバー・ザ・レインボー〜僕らは日常を取り戻す」Music Videoを収録。CDの3曲は配信リリースされている。
その他のシングル
2007年8月22日 人として軸がぶれている 強引niマイYeah〜(歌:絶望少女達) KICM-3152 5年後の世界 『大槻ケンヂと絶望少女達』名義、アニメ『さよなら絶望先生』主題歌。クレジットに特撮の文字はないが、作詞と男性ヴォーカルは大槻、作曲とプロデュースはNARASAKI、演奏は高橋竜を含めた特撮メンバーによる作品で、大槻もブログにて「録音メンバーは実質、特撮」と発言している[7]
2008年1月23日 空想ルンバ 恋路ロマネスク(歌:絶望少女達) KICM-3162 『大槻ケンヂと絶望少女達』名義、アニメ『俗・さよなら絶望先生』主題歌。メンバーや構成などは、前作『人として軸がぶれている』と同様。当初、楽曲タイトルは歌詞の一部から取った「俺の値段を誰が決めた」というものであったが、NARASAKIとの相談の結果、現在のタイトルに決定した。また、タイトル変更が決まった後も、大槻はしばらくの間「幻想ルンバ」に変えたと思い込んでいたという[8]
2011年4月23日 メビウス荒野〜絶望伝説エピソード1 アングラピープル サマー ホリディ ~2011版 KICM3230 『大槻ケンヂと絶望少女達』名義、アニメ『さよなら絶望先生』Blu-ray BOXテーマソング。過去の主題歌3曲(特撮とはメンバーが異なる『林檎もぎれビーム!』を含む)のフレーズが曲中に含まれている。C/Wには特撮の単独名義では5年ぶりとなる音源『アングラ・ピープル・サマー・ホリディ』のセルフカヴァーを収録。
2011年4月23日 かってに改造してもいいぜ ヌイグルマー KICM-3228 水木一郎と特撮』名義、OVA『かってに改蔵』主題歌。表題曲は水木単独による歌唱。C/Wは特撮のセルフカヴァーである『ヌイグルマー』で、こちらは『特撮と水木一郎』名義で大槻と水木のツインボーカルの楽曲である。なお大槻と水木は過去に筋肉少女帯の楽曲『221B戦記』でも共演している。
2014年1月22日 ヌイグルマーZ 遊星歯車機構/マリリン・マラソン KICM-1487 アルバム未収録 『特撮×中川翔子』名義

配信限定シングル

編集
# 発売日 タイトル 収録アルバム
2013年8月7日 パナギアの恩恵 エレクトリック ジェリーフィッシュ (初回版)
2019年8月16日 スリーストーリーズ -EP-
2020年4月20日 オーバー・ザ・レインボー〜僕らは日常を取り戻す エレクトリック ジェリーフィッシュ
2020年9月18日 ブルー・スリー -EP- エレクトリック ジェリーフィッシュ (初回版)
2021年1月15日 I wanna be your Muse エレクトリック ジェリーフィッシュ
2021年4月23日 ヘイ!バディー

アルバム

編集

オリジナルアルバム

編集
# 発売日 タイトル 規格品番
通常盤 初回盤 再発盤
1st 2000年2月23日 爆誕 TKCA-71864 TKCA-73391
TKCA-10107
2nd 2000年10月25日 ヌイグルマー TKCA-72025 TKCA-73392
TKCA-10108
TKCA-10529
3rd 2001年9月27日 Agitator TKCA-72223 TKCA-73393
TKCA-10109
TKCA-10530
4th 2003年11月27日 オムライザー PWCP-1004 TKCA-10186
5th 2004年6月30日 夏盤 PWCP-1010 TKCA-10187
6th 2005年6月29日 綿いっぱいの愛を! PWCP-1018 TKCA-10188
7th 2012年12月12日 パナギアの恩恵 KICS-1853
8th 2016年2月3日 ウインカー KICS-3352 KICS-93352
9th 2021年5月12日 エレクトリック ジェリーフィッシュ KICS-3993 KICS-93993

ベストアルバム

編集
# 発売日 タイトル 規格品番
通常盤 初回盤 再発盤
1st 2002年11月21日 初めての特撮 BEST vol.1 TKCA-72471 TKCA-10111
(HQCD+DVD)
2nd 2006年5月24日 ロコ!思うままに PWCP-1029 PWCP-1028

新録+セルフカヴァーアルバム

編集
# 発売日 タイトル 品番
1st 2011年6月29日 5年後の世界 KICS-1675

映像作品

編集
発売日 タイトル 規格品番 備考
DVD BD VHS
2001年4月11日 FIGHTING! NUIGULUMAR TOUR TKBA-1016 TKVA-68036
2002年11月21日 初めての特撮 P.V.4+X TKBA-1032
2004年12月17日 ライブ盤〜めんどうなこと言うなら、もう帰る!! LBID-11
2012年1月21日 特撮復活ライブ2011! 5年後の世界 KIBM-297
2022年2月6日 20thアニバーサリー・リベンジャーズ KIBM-901 KIXM-90486

参加作品

編集
発売日 アーティスト 収録アルバム 収録曲 備考
2002年4月17日 大正九年 KYU-BOX. ネットで叩いてやる! 大正九年と特撮のコラボレーション楽曲『ネットで叩いてやる!』を収録。
2002年8月7日 大槻ケンヂ 対自核-自己カヴァー カーネーション・リインカネーション 大槻ケンヂによるセルフカヴァー・アルバム。筋肉少女帯のカヴァーである『カーネーション・リインカネーション』と『風車男ルリヲ』は、二曲とも特撮メンバーによる演奏。
風車男ルリヲ
2003年6月14日 大槻ケンヂ 花火 花火 大槻ケンヂの歌詞集。付録CDに特撮による『花火』『ロードムービー』『海上プラネタリウム』の三曲とデモ曲『やってんだかわからない美術館』を収録。
ロードムービー
海上プラネタリウム
やってんだかわからない美術館 (Demo)
2006年1月21日 V.A. GALACTiKA 19 音楽DVDマガジン。メトロノームやLAB.(LAB. THE BASEMENT)と共に、特撮のライブ映像が収録されている。
2006年5月10日 ROCK THE ULTRAMAN マイティジャックの歌 ウルトラマン生誕40周年記念オムニバス・アルバム。『マイティジャックの歌』のカヴァーを収録。原曲はフールサンズ合唱団による円谷プロ制作のSF特撮テレビ番組マイティジャック』(『戦え!マイティジャック』)の主題歌。
2006年8月2日 マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝 ORIGINAL SOUND TRACK 映画『マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝』のサウンドトラック特撮の楽曲がNARASAKIの手で映画BGM用に編集され「movie-mix」として収録されている。
2007年10月24日 絶望劇伴撰集 人として軸がぶれている アニメ『さよなら絶望先生』のサウンドトラック。『人として軸がぶれている』のテレビサイズ・ヴァージョンを収録。
2008年3月26日 俗・絶望劇伴撰集 空想ルンバ アニメ『俗・さよなら絶望先生』のサウンドトラック。『空想ルンバ』のテレビサイズ・ヴァージョンを収録。
2008年5月14日 絶望大殺界 人として軸がぶれている アニメ『さよなら絶望先生』『俗・さよなら絶望先生』の主題歌・挿入歌・キャラクターソングなどを収録したアルバム。『人として軸がぶれている』『空想ルンバ』を収録。また、大槻が男性ヴォーカルを担当したユニット・大槻ケンヂと木村カエレによる『豚のご飯』では、作詞・作曲とプロデュースをNARASAKIが担当している。
空想ルンバ
豚のご飯
2011年12月14日 かってに改蔵 コンセプトアルバム 『スーパーDX超合金』 戦え!改造!!ん、違う? OVA『かってに改蔵』のコンセプトアルバム。『戦え!改造!!ん、違う?』を収録。
2019年7月11日 EVIL LINE RECORDS 5th Anniversary FES. EP “EVIL A LIVE” パーティーは今 特撮×ももいろクローバーZ」による『パーティーは今』を収録したオムニバスアルバム。配信のみのリリース。

脚注

編集
  1. ^ a b c 『オーケンのめくるめく脱力旅の世界』の一章「音楽雑誌が書かないロックバンドの日々」より。
  2. ^ a b 再発盤封入の自作解説より。
  3. ^ ベストアルバムの自作解説より。
  4. ^ 延期前のスケジュールは、4/19 HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3、4/22 umeda TRAD、4/25 LIQUIDROOM。
  5. ^ 5月15日、HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3にて、5月16日、新宿BLAZEにて、5月26日、LIQUIDROOMにて実施。
  6. ^ 大槻ケンヂ率いるバンド“特撮”、会場限定シングル収録の新曲3曲を配信”. Rolling Stone Japan. 2022年2月24日閲覧。
  7. ^ 6月21日 不定期日記”. オーケンブログ (2007年6月22日). 2013年4月18日閲覧。
  8. ^ 1/23 不定期日記”. オーケンブログ (2008年1月24日). 2013年4月18日閲覧。

外部リンク

編集