潮見坂(しおみざか)とは日本にある坂の名称。潮見坂とつけられた坂は日本各地に存在する。

坂下から望む
道標

東京都の潮見坂

港区
東京都港区三田三丁目2番と四丁目14番に挟まれた場所にある坂(武蔵国)。坂下で聖坂と交差し、普連土学園がある。聖坂より、人や車の往来は少ない。坂上には、蛇坂や、安全寺坂がある。江戸幕府初代征夷大将軍徳川家康江戸入府の際に、その生涯において幾多の危機を乗り越えてきたことにちなみ、「を見」(潮見)て「不死身」(富士見)になると掛けて名付けられたとも、坂上から、芝浦の海辺一帯を見渡し、海の干満を知ることができたともされる。現在は全く海を眺めることはできない。「富士見」と「潮見」のついた地名は対として江戸各地に存在する。なお『江戸名所図会』に描かれた「潮見坂」は本所ではなく伊皿子坂と思われる。
千代田区
東京都千代田区霞が関外務省財務省の間)にある坂。
文京区
東京都文京区千駄木にある「団子坂」は、別名「潮見坂」ともいわれる。

東海道の潮見坂

関連項目