湯江 タケユキ(ゆえ タケユキ、旧芸名:湯江 健幸[2]1967年10月18日[3][4][2] - )は、日本俳優歌手である。東京都多摩市出身[5]。俳優業と並行して服飾デザイナーとしても活動している。

ゆえ タケユキ
湯江 タケユキ
本名 湯江 健幸
生年月日 (1967-10-18) 1967年10月18日(57歳)
出生地 日本の旗 日本東京都多摩市
国籍 日本の旗 日本
身長 182 cm
血液型 AB型
職業 俳優歌手服飾デザイナー
ジャンル テレビドラマ映画舞台
活動期間 1985年 -
配偶者 あり[1]
公式サイト FACEBOOKページ
受賞
第5回メガロポリス歌謡祭優秀新人エメラルド賞
'86KBC新人歌謡音楽祭優秀新人賞
ヤング歌謡大賞・新人グランプリシルバー賞
第19回新宿音楽祭銀賞
第13回横浜音楽祭新人奨励賞
1986年FNS歌謡祭優秀新人賞
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略歴

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野々村真と同時期に「いいとも青年隊」のオーディションを受けるが落選して2週間で高校を辞めた後、原宿明治通り沿い)のアパレルショップ「SURPLUS COMPANY」で働いていた(店員当時の姿は、雑誌『週刊セブンティーン』の1984年7月31日号に掲載されている)。かっこいい人がいると若い女性客の間で話題になり、渡辺プロダクションにスカウトされて契約する[5]

俳優としては1985年のテレビドラマ『ハーフポテトな俺たち』、歌手としては1986年のシングル「HURRY UP」でデビュー。「HURRY UP」は本人も出演した森永製菓のアイス「PARI PARI BAR」のCMソングとしてOAされオリコン最高16位を記録。セカンドシングル「涙のLove Somebody」も最高15位とヒットし、歌番組などに多数出演した。当時のキャッチフレーズは、和製ジェームズ・ディーン。デビューに際して、少女マンガ雑誌『mimi』に「湯江健幸物語」が連載される一方、本格的なロック雑誌の表紙・グラビアを飾り、アイドルとロックファンの両方に向けて売り出された。

新人賞レースに多数ノミネートされ、1986年度第5回メガロポリス歌謡祭優秀新人エメラルド賞、第19回新宿音楽祭銀賞、第13回横浜音楽祭新人奨励賞、1986年FNS歌謡祭優秀新人賞などを受賞[6]。同期には少年隊木村一八諸岡ケンジ山瀬まみ西村知美杉浦幸斉藤さおり勇直子などがいる。歌手として1987年1月にシングル「トラブル」をリリースした以降は俳優、タレント活動がメインとなったが、ライブ活動は継続していた。1988年をもって渡辺プロダクションを退社した後[6]、1年間の休止期間を経て俳優活動を再開し現在に至るが、2016年よりキンミヤ焼酎のサポートで商業的なライブ活動を再開している。

所属事務所は渡辺プロダクション、ヒロ・グループ(後にJVCエンタテインメントに統合、現・ハーキュリーズ)、エムズエンタープライズを経てパールダッシュ。

2009年にはSixeなどを創業したデザイナー・白谷直樹と共同プロデュースで「slow down」を、2011年4月には中野に期間限定のアパレルショップ「Simeon & Thea」開店。2年間、自らデザインと運営を行う。

2012年2月、デビュー25周年記念としてゲストに友人のNIGO大鶴義丹を迎え渋谷Ruide K2にてライブを開催した。

2015年4月、アパレルのオリジナルブランド「MICKS」開始

2016年4月、デビュー30周年記念ライブを代官山「晴れたら空に豆まいて」にて開催。ゲストに友人の柳沢慎吾大鶴義丹を迎える。

2017年より「湯江 健幸」から名前をカタカナにした「湯江 タケユキ」へ改名した。同時期に大鶴義丹と共演する形で出演した『有吉反省会』での言動が注目され[7]、バラエティー番組への出演が増えた。

人物

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  • 本人のヴィンテージアパレルショップ店員としての経歴からアメリカのロックアイドルチャーリー・セクストンのデビュー時点でのビジュアルイメージを意識したロカビリー志向のアイドル、さらには事務所の先輩である吉川晃司の弟分として売り出され、吉川にも可愛がられていた。『ザ・ベストテン』の「今週のスポットライト」コーナー出演時[8]や当時の雑誌では「吉川さんは良い先輩で色々教えてくれる」と語っていた。一方で『第2の吉川』的な扱いには「ロックが好きだから本当は仕事にはしたくなかった」、「優秀な吉川さんのようなアイドルになるのは抵抗がある。アイドルよりは萩原健一のような俳優になりたい」と複雑な思いを率直に語ったことがある[9]
  • 中学生時代からエルビス・プレスリーに心酔し、その後ロックバンドを組んでライブ活動をしていた[10]
  • 中山秀征金山一彦は湯江と同年齢で当時は同じ渡辺プロダクション所属でもあり、番組で共演する以外に私的にも親しい関係であったが、金山と湯江が負けず嫌いでよく喧嘩をしていたと語っていた。湯江は1989年に渡辺プロダクションを離れた[6]が、その後も交流があり、映画などでの共演、2012年には金山の歌手デビュー25周年ライブにゲスト出演したり[11]、2010年代後半に一時期再び同じ事務所(エムズエンタープライズ)に所属していたことがある。
  • 若いころは血の気が多く、ライブ中に絡んできた男子大学生相手に殴り合いの喧嘩をし、写真週刊誌に報じられたことがあった[12]
  • オリジナルブランドやセレクトショップを運営するなどファッションへの造詣が深く、アメリカンヴィンテージのコレクターでもある[3]

出演

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テレビドラマ

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映画

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Vシネマ

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  • 獣のように・完結編(1992年)
  • スーパーチューナー ばっくれ(1995年)
  • 瑠璃子女王の華麗なる日々(1998年) - 日下刑事 役
  • 実録・ヤクザの戦場~侠の終章~ 上・下巻(2002年) - 主演・安岡 役
  • 湾岸最速バトル〜スカイライン伝説(2010年)
  • 制覇18(2018年) - 九州 仲本組組長 仲本道夫 役
  • 疵と掟3、4、5(2019年) - カノウ 役
  • 組織を震撼させた男 壱・弐(2019年) - カサハラ(保証協会)

Webドラマ

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舞台

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他多数

アイドル期

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  • After the Garage Tour (1986年3月22日 - 4月14日、全国12ヵ所)

他多数

アイドル期以降

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  • 『THE SINGERS』vol.1(1999年1月15日 - 1月24日、博品館劇場)- 峰さを理らとのミュージカルコンサート
  • 25 Anniversary “Carefree Night”(2012年2月24日)
  • TAKEYUKI YUE 30th Anniversary pula pula live vol. 2 presented byキンミヤ焼酎 (2016年4月16日)
  • 湯江タケユキ LIVE TAKE2 byキンミヤ焼酎 (2017年10月21日)

他多数

その他

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他多数

ラジオ

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  • 湯江健幸のREBELS CLUB(ラジオ日本)[4]
  • 湯江健幸 ときめきナイト(民放AM各局)[4]

ディスコグラフィ

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シングル

(以下日本コロムビアから発売。オリコンチャートの順位は、週間チャートの最高位)

  • HURRY UP(1986年2月21日発売)オリコン最高位16位 6万8千枚
  • 涙のLove Somebody(1986年6月18日発売) オリコン最高位15位 3万7千枚
  • 想い出のアニー・ローリー(1986年9月17日発売) オリコン最高位31位 1万5千枚
  • トラブル(1987年1月1日発売) オリコン最高位60位 1万3千枚
アルバム
  • アフター・ザ・ガレージ・アレイ
  • Thanks to EDDIE

脚注

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  1. ^ 俳優の湯江健幸に女児誕生「とてもうれしく思います!」│ORICON NEWS”. ORICON (2015年3月3日). 2022年5月6日閲覧。
  2. ^ a b c 野村宏平、冬門稔弐「10月18日 / 10月19日」『ゴジラ365日』洋泉社映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日、296頁。ISBN 978-4-8003-1074-3 
  3. ^ a b 湯江タケユキ、「Sexy Zone」中島健人、菅田将暉ら「若い俳優との共演を増やした」理由│Yahoo!ニュース”. Yahoo Japan (2018年11月21日). 2022年5月6日閲覧。
  4. ^ a b c DJ名鑑 1987三才ブックス、1987年2月15日、162頁。
  5. ^ a b 週刊テレビ番組(東京ポスト)1985年10月11日号「プロフィル」40頁
  6. ^ a b c 「抱えきれない夢 渡辺プログループ40年史・資料編
  7. ^ 大鶴義丹が好き過ぎて1カ月に24回会っている俳優とは? ザテレビジョン、2017年11月7日
  8. ^ 1986年3月6日放送
  9. ^ FRIDAY、1985年10月25日号
  10. ^ 河北新報 1987年6月4日朝刊 24面「登場」コーナー
  11. ^ 金山一彦=Fish
  12. ^ FRIDAY、1986年11月7日号
  13. ^ a b “山下智久が主演「正直不動産2」2024年1月スタート、スペシャル版の放送日も決定”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年9月3日). https://natalie.mu/eiga/news/539447 2023年9月3日閲覧。 
  14. ^ 9 ナイン : 作品情報”. 映画.com (2018年2月17日). 2019年7月1日閲覧。

外部リンク

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