池田 光穂(いけだ みつほ、1956年6月16日[2] - )は、日本文化人類学者大阪府出身。専門領域は、中央アメリカ民族誌研究医療人類学[3]

いけだ みつほ

池田 光穂
生誕 1956年
大阪府大阪市
国籍 日本の旗 日本
民族 日本人
活動期間 1983年 -
肩書き 大阪大学名誉教授[1]
公式サイト https://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/ikeda-j.htm [リンク切れ]
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略歴

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専攻

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医療人類学文化人類学)、中米民族誌学エコツーリズム研究、科学人類学、先住民運動研究、多文化共生を可能にする社会状況下における医療・福祉サービスのあり方、臨床コミュニケーションヘルスコミュニケーション狗類学(こうるいがく)研究、ほか[3]

所属学会

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[3]

主要著作

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  • 『医療と神々』(宗田一監修),平凡社,1989年1月
  • 『文化現象としての医療』(医療人類学研究会編)[共著]、メディカ出版、1992年4月
  • 『健康論の誘惑』[共著]野村一夫編、文化書房博文社、2000年10月
  • 『文化現象としての癒し』[共著]佐藤純一編、メディカ出版、2000年12月
  • 実践の医療人類学—中央アメリカ・ヘルスケアシステムにおける医療の地政学的展開』世界思想社、2001年3月
  • 『マヤ学を学ぶ人のために』[共著]八杉佳穂編、世界思想社、2004年4月
  • 『宗教人類学入門』[共著]関一敏大塚和夫編、弘文堂、2004年12月
  • 『メイキング人類学』[共著]太田好信浜本満編、世界思想社、2005年3月
  • 『医療人類学のレッスン』(奥野克巳との共編著)学陽書房、2007年10月
  • 『生命倫理と医療倫理(改訂2版)』[共著]伏木信次樫則章霜田求編、金芳堂、2008年3月
  • 『看護人類学入門』文化書房博文社、2010年4月
  • 『認知症ケアの創造』(阿保順子との共編著)雲母書房、2010年12月
  • 『人と動物、駆け引きの民族誌』奥野克巳編、はる書房、2011年9月
  • 『コンフリクトと移民』池田光穂編、大阪大学出版会、2012年3月
  • 『人と動物の人類学』奥野克巳・山口未花子近藤祉秋編、春風社、2012年9月
  • "To See Once More the Stars." Naito, D, R. Sayre, H. Swanson & S. Takahashi (eds.), Santa Cruz, CA.: New Pacific Press,2014.
  • 『動物殺しの民族誌』シンジルト・奥野克巳編、昭和堂(担当箇所:池田光穂「子殺しと棄 老:「動物殺し」としての殺人の解釈と理解について」Pp.57-97)365pp. + ix、2016年10月
  • 池田光穂(共著)『ワールドシネマ・スタディーズ:世界の「いま」を映画か ら考えよう』小長谷有紀・鈴木紀・旦匡子編、勉誠出版(担当箇所:「親と子そしてキョウダイを結びつけるものは何か?」Pp.166-172)、 296pp.、2016年11月 
  • 『対話で創るこれから の「大学」』大阪大学COデザインセンター監修、大阪大学出版会(担当箇所:小笠原舞・小竹めぐみ・池田光穂の鼎談「学びが「生まれる場」のつくり方」 Pp.49-69)、213pp.、2017年9月
  • 『全地球学』松井孝典監修、ウェッジ(担当箇所:池田光穂「医療人類学が問いかけるもの:社会現象としての医療」 Pp.378-379)、511pp., 2018年3月
  • 『はじめてまなぶ文化人類学:人物・古典・名著からの誘い』岸上伸啓編、ミネルヴァ書房(担当箇所:「メアリー・ダグラス」 Pp.173-178;「マーガレット・ロック」Pp.245-250)、317pp.、2018年3月
  • 『交錯する世界・自然と文化の脱構築:フィリップ・デスコラとの対話』秋道智彌編、京都大学学術出版会(担当箇所「実験動物と神経生理学における『自然』について」 Pp.221-246)、432pp.、2018年3月
  • 『国際看護:国際社会の中での看護の力を発揮するために』森淑江ほか編、南江堂(担当箇所「異文化の理解と看護」望月由紀・池田光穂、Pp.34-41)ISBN 9784524252640、260pp., 2019年4月
  • 『犬からみた人類史』大石高典・近藤祉秋・池田光穂編、勉誠出版(担当箇所「序章・犬革命宣言―犬から人類史をみる」(分担:大石高典・近藤祉秋・池田光 穂)、「第19章・イヌとニンゲンの〈共存〉についての覚え書き」(単著)、「『犬からみた人類史』グロッサリー」池田光穂・近藤祉秋・大石高典) ISBN 9784585230700、467pp., 2019年5月
  • 『病む』山中浩司・石蔵文信編、大阪大学出版会(担当箇所「第3章病むことの多様性と治ることの斉一性」Pp.47-62)ISBN 978-4872596229、270pp., 2020年3月
  • 『暴力の政治民族誌:現代マヤ先住民の経験と記憶』大阪大学出版会、ISBN978-4-87259-697-7, 368pp. 2020年8月
  • 『京大よ還せ:琉球人骨は訴える』松島泰勝・山内小夜子編、耕文社(担当箇所「遺骨や副葬品を取り戻しつつある先住民のための試論」Pp.202-211)ISBN 978-4863770607, 256pp, 2020年9月
  • 『自然学論集 : 文化人類学の観点から』Co*Design / 特別号3(2021-03), 573pp., https://doi.org/10.18910/83315 大阪大学学術情報庫. 2021年3月
  • 『音と感覚のエスノグラフィー : マヤ・ケクチの民族音楽学』(滝奈々子・池田光穂 共著)Co*Design / 特別号4(2021-12), 182pp., https://doi.org/10.18910/85580 大阪大学学術情報庫. 2021年12月

医療人類学

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医療人類学の定義は、池田光穂によると「医学と人類学を架橋(ブリッジ)する学問を医療人類学(medical anthropology)」[9]としている。

関連事項

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脚注・出典

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  1. ^ 池田光穂個人サイト”. 2023年6月26日閲覧。
  2. ^ Curriculum Vitae(履歴書) - ウェイバックマシン(2021年2月25日アーカイブ分)
  3. ^ a b c 池田光穂公式サイト”. 2020年12月31日閲覧。[リンク切れ]
  4. ^ 池田光穂:大阪大学名誉教授 池田光穂の自己紹介に記載
  5. ^ 中川米造(なかがわ・よねぞう; 1926-1997)解説:池田光穂は大阪大学名誉教授、専門は医学概論医学史医療倫理学
  6. ^ 2016年6月30日をもって廃止・大阪大学CSCDとは? 池田光穂. 2024年6月29日閲覧。
  7. ^ センター長インタビュー 池田光穂教授 大阪大学COデザインセンター. 2024年6月29日閲覧。
  8. ^ COデザインセンターを退職 池田光穂. 2024年6月29日閲覧。
  9. ^ 池田光穂「医療人類学の可能性:健康の未来とは何か?」『医療人類学のレッスン』池田光穂・奥野克巳共編、p.1、学陽書房、2007年

外部リンク

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