水の星へ愛をこめて
「水の星へ愛をこめて」(みずのほしへあいをこめて、英語: For Us to Decide)は、森口博子の楽曲。森口のデビューシングルとして、1985年8月7日[注釈 1]にキングレコードの社内レーベルであるスターチャイルドから発売された。
「水の星へ愛をこめて」 | ||||||||
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森口博子 の シングル | ||||||||
初出アルバム『水の星へ愛をこめて』 | ||||||||
B面 | 銀色ドレス | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | EPレコード(K07S-10041) | |||||||
録音 | 1985年6月[1] | |||||||
ジャンル | ||||||||
レーベル | キングレコード / スターチャイルド | |||||||
作詞 | 売野雅勇[注釈 2] | |||||||
作曲 | ニール・セダカ | |||||||
ゴールドディスク | ||||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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森口博子 シングル 年表 | ||||||||
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表題曲は、テレビアニメ『機動戦士Ζガンダム』全50話の後期[注釈 4]オープニングテーマとして、カップリング曲の「銀色ドレス」は、『機動戦士Ζガンダム』第20話「灼熱の脱出」の挿入歌として使用された。
背景
編集本作でデビューするまでの森口博子
編集1985年にNHK『勝ち抜き歌謡天国』全国名人大会で準優勝し、キングレコードからスカウトされた森口は、テレビアニメ『機動戦士Ζガンダム』後期主題歌「水の星へ愛をこめて」オーディションに合格。4歳で歌手を夢見て、風呂のないアパートで母と姉3人と歌の力とともに暮らし、中学生になってからはオーディションというオーディションを全滅していた森口は本作により遂に17歳で歌手デビューを果たした[2]。
キングレコードのディレクターからオーディションで「声がすごくよかった」と認められ、森口は5月のオーディション後、6月にレコーディングをして7月に上京した[1]。ディレクターは「この曲は何年たっても、大人になっても歌える曲だから。君にはそんな歌手になって欲しいんだよ」と森口に言い聞かせたという[3]。
デビューした森口のキャッチフレーズは「よかった、君がいて」というものであった[4]。これは、「歌を聴いた人に“博子ちゃんの歌があってよかった” “博子ちゃんがいてくれてよかった”と思ってもらえるような、そんな人になってほしいんだよ」、というディレクターの思いである[4]。
本作以後の森口博子
編集シングル「水の星へ愛をこめて」のスマッシュヒットにもかかわらず、森口は堀越高等学校卒業間近に所属芸能事務所からリストラ候補に挙げられ、東京から地元福岡への帰還の危機に直面した[5]。所属芸能事務所は森口と同期の松本典子をアイドルとして推し、当時の芸能界では1つの芸能事務所につきアイドルは1人が原則として用意されたパイの取り分であった[6]。アニメ雑誌こそカラーで森口を特集したが[7]、アイドル雑誌での扱いは小さく、同期のアイドルは2ページくらいの記事が組まれていた一方、森口は情報欄に載る程度であった[8]。レコード会社のほうでは同期の中山美穂を推していた[7]。この時代のアニメソングは日の当たらない存在であり、アニメソングの歌手も後の時代のような憧れの職業ではなかった[9]。アニメソングの歌手としてデビューした森口は期待された人材ではなかったのである[10]。
ガンダムの後は使い道がないという事務所の空気を森口は読み取った[11]。リストラ危機で一時期は事務所の組織表から森口の名前が消えていた[5]。森口はどうしても芸能活動を続けたいと泣きつき、テレビのバラエティー番組の仕事を次々に引き受けた[5]。森口不要論は事務所の統一見解ということはなく、森口を応援する事務所スタッフたちもいた[12]。森口は「元祖バラドル(バラエティーアイドル)」となりマルチな才能を発揮した[9]。シングル「水の星へ愛をこめて」ではアイドルの装いをして憧れの松田聖子[13]のトレードマークである「聖子ちゃんカット」[注釈 5]で登場した森口は変貌した[15]。帽子をかぶり[注釈 6]、三つ編みにした髪型の毛先にリボンを結んで、「お馴染みの帽子、三つ編み、リボンスタイル」を「三種の神器」として芸能活動をした[15]。顔と名前を覚えてもらうための努力であった[15]。
キングレコードは根気強く森口の作品群を生産した[12]。バラエティーアイドル活動の一方、ガンダムソングは売れたものだがガンダムとは無関係な森口のレコードは売れなかった[12]。森口がレコード店に行くと、正統派アイドル松本典子[注釈 7]のレコードは専用棚が設置され[11]、森口名義のレコードは店の片隅に追いやられていた[16]。やきもきした森口は「レコードが売れないんじゃなくて、売ってないんじゃないんですか?!」、と所属芸能事務所マネージャーに販売意思を問い質したこともあった[12]。売れっ子バラエティーアイドルとして多忙の日々、自分が歌手であるために、「その先に歌がある」、その思いで30年以上ガンダムソングを歌い続けている[17]。森口のガンダムソング作品群の原点が「水の星へ愛をこめて」である[18]。
『機動戦士ガンダム』放送40周年の2019年、森口のアルバム『GUNDAM SONG COVERS』(規格品番: KICS-3790)がデビューシングルと同じ日の8月7日にリリースされ、アルバム1曲目「水の星へ愛をこめて」はジャズバイオリニスト寺井尚子とのコラボレーションを収録した。この企画アルバムは日本作曲家協会主催の第61回日本レコード大賞で「企画賞」を受賞し、2019年12月30日の放送当日、テレビアニメ『機動戦士Ζガンダム』の映像を背景に森口と寺井のコラボレーションで「水の星へ愛をこめて」が披露された[19]。
ガンダムシリーズはテレビ局の垣根を越え、2021年12月8日、森口はフジテレビ『2021 FNS歌謡祭』第2夜に出演し、「『機動戦士ガンダム』シリーズ 特別プログラム」のコーナーで「水の星へ愛をこめて」を披露した。
2022年4月、広瀬香美は自身のYouTubeのコーナー「Music Lounge」に親友である森口を初のゲストとして招待、「水の星へ愛をこめて」を森口の歌と広瀬のピアノでコラボレーションした[20]。
2022年7月4日、森口は毎日新聞社主催チャリティーコンサート「谷村新司プレミアムコンサート 生きる2022〜小児がんなど病気と闘う子どもたちとともに〜」(Bunkamuraオーチャードホール)にゲスト出演[注釈 8]、闘病する子供と家族や美智子上皇后らが森口の「水の星へ愛をこめて」を鑑賞した[21]。
制作
編集水の星へ愛をこめて
編集テレビアニメ『機動戦士Ζガンダム』の総監督・富野由悠季は、ありきたりのロボットアニメ主題歌とは一線を画する歌を求め、渡米してニール・セダカに楽曲のリクエストをした[13]。ニール・セダカは「カレンダー・ガール」などを大ヒットさせた1960年代のポップスターである。富野とセダカの組み合わせは当時のアニメファンの想像を絶するコラボレーションであった[22]。鮎川麻弥が担当する前期オープニングテーマ「Ζ・刻をこえて」(およびエンディングテーマ「星空のBelieve」)は、ニール・セダカの既存の英語曲を日本語曲にアレンジしたものであった[22]。富野がロサンゼルスのセダカ宅を訪ねて交渉し、提供された楽曲であった[23]。
1985年3月に『機動戦士Ζガンダム』は放送を開始し、同月のNHK『勝ち抜き歌謡天国』全国名人大会における森口の準優勝曲はニール・セダカとハワード・グリーンフィールドが作詞作曲をした「ボーイ・ハント」であった[24]。1985年5月、富野総監督の一行は再び渡米し、『機動戦士Ζガンダム』のビデオを携えてニューヨークでニール・セダカと2時間半のミーティングを行った。
森口は約6000人のオーディションから『機動戦士Ζガンダム』後期オープニングテーマの歌手に選ばれた。「水の星へ愛をこめて」は、ニール・セダカの「For Us to Decide」という未発表のストック曲が原曲であり、これにアレンジと新たな日本語詞を加えたものである[25][注釈 2]。日本語詞は売野雅勇による「水の星」へのラブソング[25]。この歌詞は井荻麟の手法を意識したものとも考えられている[25]。当時の森口は哲学的な歌詞を難しく思い、ディレクターから「“水の星”って何かわかる?」と尋ねられ、緊張していたこともあり「地球」とは思っていたが「水星」と言ってしまい[4]、ディレクターに「地球だよ」と教えられた[1]。ディレクターは複雑な人間模様のテーマが深いガンダムの曲を「上手に歌おうと思わなくていいから、とにかく丁寧に歌ってね。特に語尾を大事に歌ってね」[4]、「大きな気持ちで歌ってね」[12]と言い、森口は鮮明に記憶したその言葉をずっと自身の歌の基本姿勢にしている[4]。
後年、森口は「ガンダムの女神」(あるいは「ガンダムの歌姫」、「ガンダムソングの女王」)の名声を獲得し、ガンダムは人間の世界の象徴的な物語であり、依然として終わらない世界各地の紛争に対する先駆的な作品でもあるのだと大人になり実感している[12][注釈 9]。森口は、物語の片隅にたたずむ脇役たちへの共感がガンダムの物語の魅力を増すのであるから、その背景をより深く歌に込めるようになった[12]。リスナーたちはアニメの映像ととも若き日の森口の歌のことをずっとそのまま覚えているだろうから、森口はコンサートで歌唱アレンジをあまり変えることはない[27]。年を重ねれば声は変わるものだが、ガンダム30周年に総監督・富野由悠季から「声が変わることは問題じゃないよ」、「曲をもらったときの新鮮な気持ちを忘れずに、基本に返ってその曲に向き合えることがいちばん大事だよ」、と言われて勇気づけられた[27]。時はデビューから35年になり、森口は売野雅勇の哲学的な歌詞の意味を理解しはじめ、売野の描いた天地創造の世界[注釈 10]に気がついた[17]。
「この曲は何年経っても、君が大人になっても歌える曲だからね」という当時のディレクターの言葉の通り、この曲は不朽の名作となった。ディレクターは40代で死去したが、森口は、歌うたびに彼を思い出すという[4][1]。
銀色ドレス
編集テレビアニメ『機動戦士Ζガンダム』総監督である富野由悠季が井荻麟のペンネームで作詞している。テレビアニメ第24話「反撃」からオープニングテーマ曲となる「水の星へ愛をこめて」に先行して、1985年7月20日放送の第20話「灼熱の脱出」で「銀色ドレス」が挿入歌として流れる。第20話ではアムロ・レイと組んだカミーユ・ビダンがガンダムMk-IIに搭乗する[注釈 11]。
反地球連邦組織エゥーゴのパイロットであるカミーユ・ビダンと敵側のパイロットフォウ・ムラサメは互いに惹かれ合い、口づけを交わし、恋に落ちていた。ガンダムMk-IIに搭乗したカミーユは、サイコガンダムに搭乗したフォウと交戦し、カミーユの優しさに触れたフォウは彼を地上から宇宙へ脱出させるために決死の覚悟で自らを犠牲にした[29]。フォウの危機下、ためらうカミーユに、すかさずアムロは名言とされる「人の善意を無駄にする奴は一生苦しむぞ」というアムロ自身の過去の苦しみから発せられた言葉で警告し、カミーユはフォウの想いを受け止め宇宙へ脱出する[29]。挿入歌「銀色ドレス」の流れる中、フォウはカミーユの飛行を見届け、そっと別れを口にする。
批評
編集『CDジャーナル』は、「爽やかでジューシィな声、健康的な容姿(ブックレット参照)と[注釈 5]、文句ないデビューだったのだ」[30]と肯定的に評価している。同ジャーナルはまた、このデビューシングルを表題曲としたデビューアルバム『水の星へ愛をこめて』を評し、森口の歌唱は「伸びやかで溌溂とした歌い方が新鮮」であると記述している[31]。
楽曲「水の星へ愛をこめて」は、「フルバージョンで聞いても、コード進行や曲の展開が秀逸」、「ガンダムMk-IIのシーンから始まり、タイトルが表示されると同時に曲が始まるとテンションが上がる」[注釈 12]、「キレイで素敵だけど力強さもある」、などの理由でリスナーから高評価が得られている[32]。スネアドラムの深いリバーブや、きらびやかなキーボードの音色に時代の懐かしさがある[9]。ガンダムの物語に寄り添い、切なさ、儚さ、祈りなどを聴き手に感じさせる歌声は、豊かな声量に余力を残し、なおかつ情感を込める森口は本物の歌唱力がある[9]。
「銀色ドレス」は、「馬飼野康二が乙女チックな井荻リリックに全力で乗ったサウンドが光る、これまた本気で泣ける名曲」[25]。
記録
編集2018年5月5日、「水の星へ愛をこめて」はNHKが行ったBSプレミアム生放送番組『発表!全ガンダム大投票』におけるガンダムソング部門で1位を獲得した[33]。投票総数は174万280票。実に361曲の中から選出されたものであり、3位も森口の「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜」が選出され、森口は感動して泣いてしまった[4]。森口は放送から3日後、ブログで思いを綴り「みんなの魂に、未来に届くように一音入魂で。私たちが住んでいる水の星へ愛をこめて歌い続けます」と約束した[34]。森口はニール・セダカに感謝を伝えるため八神純子に英訳してもらったメッセージをセダカのツイッターに送った[35]。セダカから「たくさんの人に愛されていることを喜んでいます。たくさんのいい音楽が必要となる時代なので活躍し続けることを心から願っています」という返信があった[36]。79歳のセダカは2年後の2020年4月11日に「Ζ・刻をこえて」の原曲、2020年6月15日に「星空のBelieve」の原曲をYouTubeで演奏している[37]。森口も80代でも歌うことを目標としている[38]。
「水の星へ愛をこめて」収録アルバム『GUNDAM SONG COVERS』の第2弾『GUNDAM SONG COVERS 2』(2020年9月16日、規格品番: KICS-3926)は、ファン投票により収録曲が決定され「銀色のドレス」が2位に選出された。
収録曲
編集全編曲: 馬飼野康二。 | ||||
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | |
---|---|---|---|---|
1. | 「水の星へ愛をこめて」 | 売野雅勇[注釈 2] | ニール・セダカ | |
2. | 「銀色ドレス」 | 井荻麟 | 馬飼野康二 |
カバー
編集アーティスト | 収録作品(初出のみ) | 発売日 | 規格品番 | 備考 |
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水の星へ愛をこめて | ||||
山野さと子 | 『テレビまんがベスト16 男の子向き』 『最新 テレビまんが大行進』 |
1985年11月21日 | CPY-129 CPY-131 |
日本コロムビア版カバー音源。前田俊明編曲。 |
『機動戦士ガンダム コンサート・スペシャル・ライブ』 | 1992年2月5日 | KICA-85 | コンサートは1991年11月24日に名古屋市総合体育館レインボーホールにて開催された。 | |
MIQ | 『スーパーロボット大戦 ボーカルコレクション ROBONATION1』 | 1997年5月16日 | FSCA-10004 | |
石田燿子 | 『ウルトラアニメユーロビートシリーズ パラパラMAX4〜THE POWER OF NEW ANIMATION SONGS〜』 | 2001年6月22日 | PICA-1229 | |
藤原いくろう | 『Eternal Love animation healing music』 | 2002年9月25日 | MJCG-80107 | |
下川みくに | 『Remember 〜青春アニソンハウスアルバム〜』 | 2006年3月15日 | PCCA-02239 | |
リッチー・コッツェン | 『哀 戦士 Z×R』 | 2006年3月22日 | BVC2-34022 | |
米倉千尋 | 『Ever After』 | 2008年6月25日 | KICS-1366 | |
田中理恵 | 「水の星へ愛をこめて」 | 2009年1月1日 | デジタルシングルとしてリリースされた。 | |
2dholik | 『EXIT TRANCE PRESENTS SPEED アニメトランス ビター』 | 2009年8月19日 | QWCE-00119 | タイトルは「FOR US TO DECIDE (水の星へ愛をこめて) feat.mi-mi」。 |
橋本みゆき | 『ガンダムトリビュート from Lantis』 | 2009年12月9日 | LACA-5985 | ガンダムシリーズの楽曲を収録したトリビュート・アルバム。 |
岩男潤子 | 『Anison Acoustics』 | 2011年10月26日 | JICD-008 | |
arlie Ray | 『Re: covered』 | 2016年6月15日 | SCMD-145 | |
Max Lux | 『砂の果実 Fujiyama Paradise Tribute』 | 2016年11月16日 | PCCA-04453 | Max Luxは、売野雅勇がプロデュースするロシア出身の女性ユニット[40]。 |
鈴華ゆう子 | 『CRADLE OF ETERNITY』 | 2016年11月23日 | AVCD-93526 | 数量限定生産盤のDisc 2に収録。 |
SUGIZO feat. コムアイ | 『機動戦士ガンダム 40th Anniversary Album 〜BEYOND〜』 | 2020年6月24日 | SRML-1008/10 | TVアニメ版『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のエンディングテーマ(第5話 - 第8話)として使用。 |
(帝子ボンボン) | 『君の青春は輝いているか』 | 2022年6月22日 | FJ231/2 |
脚注
編集注釈
編集- ^ a b 森口の公式ウェブサイトでは8月7日発売となっているが、レコードジャケットには8月5日発売と印刷されている。
- ^ a b c JASRACには、作詞作曲ニール・セダカ、訳詞売野雅勇で著作権登録されている(作品コード 0F1-7728-0 FOR US TO DECIDE)。
- ^ 2019年5月RIAJ認定。
- ^ 1985年8月17日放送第24話「反撃」から1986年2月22日放送第50話「宇宙(そら)を駆ける」。
- ^ a b 「水の星へ愛をこめて」のブックレットは[14]、森口の顔写真とΖガンダムの肖像画の表裏一体になり、森口の髪型は当時の他の女性アイドルたちに同じく「聖子ちゃんカット」である。
- ^ アルバム『水の星へ愛をこめて』(1985年11月21日、規格品番: K28A-692)では「聖子ちゃんカット」の他、黒い帽子をかぶって、ブックレットに写真が収録されている。
- ^ もっとも、松本も後にバラエティー番組『志村けんのだいじょうぶだぁ』出演に活路を見出した。この番組は森口も出演歴がある。
- ^ 森口は『GUNDAM SONG COVERS 3』(2022年3月9日、規格品番: KICS-4039)で、谷村新司が作詞作曲をした劇場版『機動戦士ガンダム』主題歌「砂の十字架」をカバーしている。「生きる2022」コンサートでは谷村と森口のデュエット歌唱で「砂の十字架」をコラボレーションした。
- ^ 『機動戦士ガンダム』40周年に森口はガンダムシリーズの見どころについて、「1979年から一貫して、善悪では語れない複雑な人間模様を描いていること、これに尽きると思うんですよね。(戦いを)終わらせたいのに終わらせられない矛盾の連鎖というか。今現在も、現実に争い事、紛争とか、世界で起こっているじゃないですか。舞台は宇宙であり地球であったりするんですけど、非現実的ではありながらも、現代社会ともすごくリンクしているところがあります。」、と語っている[26]。
- ^ 売野は同じ時期、中森明菜に対しては旧約聖書のモーセの十戒をモチーフにして「十戒 (1984)」を作詞している[28]。
- ^ モビルスーツΖガンダムは第21話「ゼータの鼓動」以降にカミーユ・ビダンが搭乗する。
- ^ テレビアニメ『機動戦士Ζガンダム』後期オープニングシーンは最初にガンダムMk-IIが登場する。
出典
編集- ^ a b c d “(3ページ目)「こいつ知らねーや、誰?」と囃されて 森口博子(53)が渋谷で涙が止まらなかった10代のあの日 森口博子さんインタビュー#1”. 文春オンライン. (2021年9月12日)
- ^ “本日8月7日は森口博子が「水の星へ愛をこめて」でデビューした記念日”. ニッポン放送 NEWS ONLINE. (2019年8月7日)
- ^ “「ジャニーズに挟まれるなんて」 森口博子が泣いたデビュー34年目の奇跡とは”. 週刊朝日. (2019年8月11日)
- ^ a b c d e f g “アルバム『GUNDAM SONG COVERS』インタビュー 森口博子が語る、ガンダムソングへの愛とカバーを通した発見「生涯枯れることなく歌い続けたい」”. Real Sound. (2019年8月23日)
- ^ a b c “(5ページ目)「こいつ知らねーや、誰?」と囃されて 森口博子(53)が渋谷で涙が止まらなかった10代のあの日 森口博子さんインタビュー#1”. 文春オンライン. (2021年9月12日)
- ^ “『Zガンダム』曲ヒットでも「お役御免」森口博子がデビュー35年アルバムと諦めなかった「歌うこと」語る”. マイナビニュース. (2021年8月7日)
- ^ a b “(4ページ目)「こいつ知らねーや、誰?」と囃されて 森口博子(53)が渋谷で涙が止まらなかった10代のあの日 森口博子さんインタビュー#1”. 文春オンライン. (2021年9月12日)
- ^ “ガンダム40周年記念アルバム好評! 森口博子「ガンダムがあったからこそ今の森口があるんです」”. zakzak. (2019年11月6日)
- ^ a b c d “森口博子がバラドルを経て “ガンダムの女神” になるまで!”. Reminder Inc. (2021年6月13日)
- ^ “"ガンダムの女神"森口博子、ベストソング集を発表”. 日本経済新聞. (2019年8月17日)
- ^ a b “森口博子 「泣いちゃう~!」“リストラ寸前”から34年での初レコ大を回想”. スポニチ. (2020年8月9日)
- ^ a b c d e f g “森口博子、『ガンダム』シリーズと歌への思いを語る「これまで会った人々の思いが自分の32年間」”. Real Sound. (2018年2月14日)
- ^ a b “デビュー35周年の森口博子さんが語る「ガンダム」との運命の絆”. アットダイム. (2020年9月13日)
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- ^ a b c “【エンタがビタミン♪】森口博子、リストラ寸前で踏ん張った20歳の頃 売り込むための「3種の神器」があった”. テックインサイト. (2021年1月13日)
- ^ “「ガンダムに救われた」 歌手生活34年、森口博子の原点”. 産経新聞. (2019年8月21日)
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- ^ “森口博子によるガンダム・カバーソング『GUNDAM SONG COVERS』シリーズが遂に完結”. e-onkyo music. (2022年4月6日)
- ^ “森口博子、『Zガンダム』映像を背に主題歌を熱唱 ”神演出”にファン歓喜”. Sirabee. (2019年12月31日)
- ^ “広瀬香美さんと! 2022-04-14” - 森口博子オフィシャルブログ「MORI MORI BLOG」
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- ^ “午前8:05 · 2017年1月15日” - 売野雅勇公式twitter
- ^ a b “人の善意を無駄にする奴は一生苦しむぞ。『Ζガンダム』20話でカミーユは再び宇宙へ”. 電撃オンライン. (2022年6月3日)
- ^ “森口博子 / 水の星へ愛をこめて(MEG-CD)” - CDジャーナル
- ^ “森口博子 / 水の星へ愛をこめて [再発][廃盤]” - CDジャーナル
- ^ “【機動戦士ガンダム】「ファースト」から「ZZ」までのテレビOP/ED人気曲ランキングTOP9! 1位は「水の星へ愛をこめて」に決定!【2022年最新投票結果】”. ねとらぼ. (2022年3月8日)
- ^ “結果発表!|全ガンダム大投票 40th”. NHK.
- ^ “「ガンダムは運命の作品」 森口博子、「全ガンダム大投票」の栄誉に名曲への思い明かす”. ねとらぼ. (2018年5月8日)
- ^ “森口博子、ガンダムソング1位に感激「ありがたい居場所」 作曲者にも報告”. デイリースポーツ. (2018年9月18日)
- ^ “森口博子「目指せ還暦!」文化放送でアニソン新番組”. 日刊スポーツ. (2018年9月18日)
- ^ “NeilSedakaMusic” - ニール・セダカ公式YouTube
- ^ “森口博子、「ガンダム」カバーで28年2ヶ月ぶりのTOP10入り 「80代まで歌い続けたい」”. オリコンニュース. (2019年8月16日)
- ^ “リッチー・コッツェンが「ガンダム」の名曲たちをカバー!音楽CD「哀戦士・Z×R」”. 電撃オンライン. (2006年4月4日)
- ^ “ロシア出身女性ユニットMax Luxが23曲熱唱”. 日刊スポーツ. (2018年3月17日)