毒島誠
日本の競艇選手 (1984-)
毒島 誠(ぶすじま まこと、1984年1月8日 - )は、群馬県桐生市出身のボートレーサー。登録第4238号。身長163cm。血液型B型。92期。群馬支部所属。
毒島誠 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 群馬県桐生市 |
生年月日 | 1984年1月8日(40歳) |
身長 | 162cm |
体重 | 53kg |
血液型 | B型 |
選手情報 | |
所属 | 群馬支部 |
登録番号 | 4238 |
登録期 | 92期 |
級別 | A1 |
師匠 | 江口晃生(3159) |
弟子 | 伊久間陽優(5065) |
特徴 | 自在 |
選手実績 | |
デビュー日 | 2003年5月9日 |
SG優勝 | 9 |
GI/PGI優勝 | 14 |
GII優勝 | 2 |
GIII優勝 | 5 |
通算優勝 | 78 |
通算勝率 | 7.16 |
通算勝利 | 1511 |
主要獲得タイトル | |
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妻に元競艇選手の池田幸美(登録第3962号)。師匠は江口晃生。弟子は江口の甥である伊久間陽優[1]。同期に吉川喜継、大峯豊、安達裕樹らがいる。通算優勝数は57回、SG優勝数は9回
来歴
編集- やまと競艇学校時代、リーグ戦勝率5.83(準優出2、優出1、優勝1)の成績を残した。
- 2003年5月9日、桐生競艇場でデビュー(3着)[2]。同年7月20日、多摩川競艇場での一般競走初日第1レースで初勝利(25走目)。
- 2006年9月27日、鳴門競艇場での「第18回鳴門市長杯競走」で初優勝[2]。
- 2010年1月24日、浜名湖競艇場での「GI第24回新鋭王座決定戦」でGI初優勝(記念優出3回目)。同年5月25日、浜名湖競艇場での「SG第37回笹川賞」にSG初出場。同年7月14日、丸亀競艇場での「SG第15回オーシャンカップ」初日第3レースでSG初勝利[3]。
- 2013年9月1日、ボートレース丸亀で開催された SG「第59回ボートレースメモリアル」でSG初優勝[4]。
- 2017年11月26日、ボートレース下関で開催された SG「第20回チャレンジカップ」で2回目のSG優勝[5]。
- 2018年7月16日、ボートレース若松で開催された SG「第23回オーシャンカップ」で3回目のSG優勝[6]。
- 2018年8月27日、ボートレース丸亀で開催された SG「第64回ボートレースメモリアル」で4回目のSG優勝[7]。
- 2019年9月1日、ボートレース大村で開催された SG「第65回ボートレースメモリアル」で5回目のSG優勝[8]。
- 2019年10月27日、ボートレース児島で開催された SG「第66回ボートレースダービー」で6回目のSG優勝[9]。
- 2020年11月29日、ボートレース蒲郡で開催された SG「第23回チャレンジカップ」で7回目のSG優勝[10]。
- 2021年11月9日、ボートレース三国で開催された G1「開設68周年記念 北陸艇王決戦」にて8戦8勝のパーフェクト優勝を達成[11]。
- 2024年3月20日、ボートレース戸田で開催された SG「第59回ボートレースクラシック」で8回目のSG優勝[12]。
- 2024年7月15日、ボートレース津で開催された G2「第6回全国ボートレース甲子園」で1号艇1コースから逃げを決めて勝利し、初となる同競走2回目の優勝を果たす。
- 2024年12月22日、住之江競艇場で行われたSG第39回ボートレースグランプリで9回目のSG優勝。悲願のグランプリを制し7か所あるナイターレース場のSG完全制覇に王手をかけた(残るは地元・桐生競艇場のみである)。
選手特徴
編集人物
編集- もともと競艇選手になろうという思いはなく、高校卒業時には桐生市役所への就職を目指していた[15]。しかし、受験直前になって友人の叔父の競艇選手・柴田光から「背が小さいから(競艇)選手に向いてるね」と言われたことを思い出して進路を競艇選手一本に絞る[15]。試験には1回で合格できたものの、本人は「なぜ合格できたのかは僕の人生の中でも謎の出来事の一つだった」と語っている[13]。
- トレーニングの一環としてトライアスロンに参戦するのが趣味で、過去にハワイのホノルルトライアスロン[16]、石垣島トライアスロン[17]などへの参戦経験がある。
- 元MotoGPレーサーの青木宣篤と親交があり、2018年には青木を擁して鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦する「MotoMap SUPPLY」チームの総監督を務めたこともある[18]。
- 自然災害の被災地への支援を積極的に行っており、獲得賞金の一部を日本財団に寄付している。この活動により2020年5月に紺綬褒章を受章した[19]。
SG・GI・GII優勝歴
編集SG
編集タイトル | 優勝戦年月日 | 開催場 | 開催時間 | ST | 決まり手 | 備考 | ※1 | ※2 |
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第59回モーターボート記念 | 2013年9月1日 | 丸亀 | ナイター | .02 | 逃げ | 3号艇篠崎元志がフライング | 〇 | |
第20回チャレンジカップ | 2017年11月26日 | 下関 | ナイター | .13 | 逃げ | 〇 | ||
第23回オーシャンカップ | 2018年7月16日 | 若松 | ナイター | .13 | まくり | 1号艇以外で初のSG優勝 | 〇 | 〇 |
第64回ボートレースメモリアル | 2018年8月28日 | 丸亀 | ナイター | .11 | 逃げ | 2年連続15人目のSG連覇 | 〇 | |
第65回ボートレースメモリアル | 2019年9月1日 | 大村 | ナイター | .09 | 逃げ | ボートレースメモリアル連覇 同競走初の優勝戦1号艇で連覇 |
||
第66回ボートレースダービー | 2019年10月27日 | 児島 | デイ | .10 | 逃げ | デイレースSG初制覇 3年連続(同年に吉川元浩がSG連覇を達成してSG連覇人数は16人となった)のSG連覇 2度目のSG連覇 |
〇 | |
第23回チャレンジカップ | 2020年11月29日 | 蒲郡 | ナイター | .11 | 逃げ | 2020年最後のナイターSGを制覇 (同年はオールスター、メモリアル、ダービー、チャレンジカップがナイター開催であった) |
○ | |
第59回ボートレースクラシック | 2024年3月20日 | 戸田 | デイ | .08 | 差し | 1号艇吉川元浩が転覆失格 3号艇土屋智則が不完走失格 |
||
第39回グランプリ | 2024年12月22日 | 住之江 | ナイター | .19 | 逃げ |
GI
編集- 第24回新鋭王座決定戦競走(2010年1月24日・浜名湖)
- 開設62周年記念 尼崎センプルカップ(2014年6月19日・尼崎)
- 開設63周年記念 京極賞(2015年5月21日・丸亀)
- 開設59周年記念 赤城雷神杯(2015年9月20日・桐生)
- 開設62周年記念 大渦大賞(2015年10月4日・宮島)
- 開設63周年記念 徳山クラウン争奪戦 (2016年10月14日・徳山)
- 開設64周年記念 トーキョー・ベイ・カップ(2018年7月25日・平和島)
- 開設65周年記念 大渦大賞(2018年10月6日・鳴門)
- ダイヤモンドカップ(2018年11月15日・鳴門)
- 開設66周年記念 ウェイキーカップ(2020年4月16日・多摩川)
- 開設64周年記念 赤城雷神杯(2020年11月3日・桐生)
- 開設68周年記念 北陸艇王決戦(2021年11月9日・三国)
- 開設69周年記念 全日本王座決定戦(2022年1月26日・芦屋)
- 開設66周年記念 赤城雷神杯(2022年9月6日・桐生)
- 開設68周年記念 ウェイキーカップ (2023年3月11日・多摩川)
- 開設70周年記念 海の王者決定戦(2023年3月31日・大村)
GII
編集- モーターボート大賞(2012年12月10日・唐津)
- 第3回全国ボートレース甲子園(2021年7月11日・丸亀)
- 第6回全国ボートレース甲子園(2024年7月15日・津)
戦績
編集- 出走回数:4812回
- 1着回数:1511回
- 優出回数:212回
- 優勝回数:78回
- SG優勝回数:9回
- SG優出回数:28回
- SG出走回数:769回
- G1優勝回数:16回
- G1優出回数:56回
- G1出走回数:1675回
- フライング(F)回数:21回
- 出遅れ(L)回数:1回
- 通算勝率:7.16
- 2連対率:50.94
- 3連対率:66.21
- 生涯獲得賞金:15億8430万7633円
脚注
編集- ^ “桐生で12日デビュー!山崎小葉音 偉大な母が理想「まくれる選手になりたい」”. スポニチアネックス. (2018年11月12日5時30分) 2018年12月21日閲覧。
- ^ a b “[ボート]毒島、イン圧逃V 史上15人目SG連覇 まるがめSGメモリアル” (日本語). 中日スポーツ・東京中日スポーツ. (2018年8月28日) 2018年11月10日閲覧。
- ^ Sports@nifty ボートレース特集・SG初勝利 2010年7月14日掲載
- ^ 第59回モーターボート記念
- ^ 第20回チャレンジカップ
- ^ 第23回オーシャンカップ
- ^ 第64回ボートレースメモリアル
- ^ 第65回ボートレースメモリアル
- ^ 第66回ボートレースダービー
- ^ 第23回チャレンジカップ
- ^ “第68回北陸艇王決戦|BOAT RACE オフィシャルウェブサイト”. www.boatrace.jp. 2021年11月9日閲覧。
- ^ 第59回ボートレースクラシック
- ^ a b ボートレースウィークリー 毒島誠選手が登場JLCレジャーチャンネル 2021年5月10日配信
- ^ 「【多摩川GⅠウェイキーカップ】主役は“ニュージェネレーション”桐生」『東スポWeb - 東京スポーツ新聞社』2015年3月25日。2018年11月10日閲覧。
- ^ a b 柴田光さんの「選手に向いてるね」で公務員志望から運命変わった ポイズンロード日進毒歩 日刊スポーツHP 2021年5月10日
- ^ 毒島誠「詳しくはコラムで」初トライアスロンで完走 - 日刊スポーツ・2017年5月15日
- ^ 毒島誠、トライアスロン「リタイアしない」/住之江 - 日刊スポーツ・2018年4月9日
- ^ ボートレーサー毒島誠がMOTOMAP SUPPLYの総監督に就任 青木宣篤に強力な助っ人 - WeBike・2018年7月4日
- ^ “ボート・毒島誠に紺綬褒章”. 西日本スポーツ (2020年9月2日). 2020年9月2日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- BOAT RACE オフィシャルWEB
- 毒島誠 (@busujima4238) - X(旧Twitter)