丸亀競艇場

香川県丸亀市にある競艇場

丸亀競艇場(まるがめきょうていじょう)は、香川県丸亀市にある競艇場である[1][2][3]

丸亀競艇場
場内
場内
地図
施設
所在地 香川県丸亀市富士見町四丁目1番1号[1][2][3]
座標 北緯34度18分17.92秒 東経133度47分40.65秒 / 北緯34.3049778度 東経133.7946250度 / 34.3049778; 133.7946250座標: 北緯34度18分17.92秒 東経133度47分40.65秒 / 北緯34.3049778度 東経133.7946250度 / 34.3049778; 133.7946250
開場 1952年(昭和27年)
施行者 丸亀市、香川県中部ボートレース事業組合
コース
水面[2](瀬戸内海)
水質 海水[2][3]
モーター 減音(ヤマト331型)
外向発売所
外向発売所 Bポートまるがめ
場外発売場
場外発売場

実況
担当 榑谷篤史・明智洋平
所属 ON・MIC
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丸亀競艇場の位置(日本内)
丸亀競艇場
丸亀競艇場

概要

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主催者は丸亀市、香川県中部ボートレース事業組合(三豊市まんのう町琴平町宇多津町で構成される一部事務組合)。レース場ロゴなどをはじめ、ひらがなで「まるがめ」と表記されることが多い。金刀比羅宮のある香川県にあるため、舟券の締め切り5分前から民謡の『金比羅船々』のメロディーが流れる。

入場料100円。未成年は父兄同伴で入場できる。全館禁煙。

  • 2007年11月19日 : 2010年を目標にナイター競走を開催する予定であることが丸亀市より発表された[4] が、2008年6月5日にはナイター競走の開催を2009年5月に前倒しすることが発表された[5]。そしてナイターの愛称を日本全国から募集した結果、瀬戸内海の風景等によりまるがめブルーナイターとなった(詳細は下の本項を参考に)。
  • 2009年4月21日 : ナイター競争の開催となる。
  • 2010年 : 通称をBOAT RACEまるがめに変更。
  • 2012年7月28日 : 全面リニューアルを実施。新スタンドがオープンし、様々な食べ物が楽しめるフードコートや公開解説等が行われるサテライトスタジオ、それと同時に外向発売所の Bポートまるがめ もオープンした。また、3階指定席はマリンシート[注釈 1]、4階ロイヤル席にスカイシート[注釈 2] という愛称が付けられ、キャッシュレス会員のBカード(MARUGAME BLUE NIGHTER CARD)会員であれば、有料席の割引や、4階席ではキャッシュレス投票用のタブレットを使っての在席投票も可能になった。
  • 2015年 : 施設名称を「丸亀ボートレース場」に変更。

マスコットキャラクターは、カメの「スマイル君」。レース実況は榑谷篤史(ON・MIC)が担当している。かつては谷口修梶西達が担当していた。2022年3月には児島競艇場メイン実況担当の椛島健一が代理で実況担当した。

多くの競艇場では早々に廃止された、運賃払い戻しサービス(最大2000円)を長きにわたり行っていたが、丸亀でも2021年7月17日をもって廃止された[6][注釈 3]

西日本放送RNCテレビ)では、2018年3月31日まで「まるがめ競艇ウィークエンド情報局」が土曜17:20 - 17:25に放送されていた。

まるがめブルーナイター

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2009年4月21日に全国の競艇場で5ヵ所目、そして中四国の公営競技場としては初めて丸亀がナイター競走「まるがめブルーナイター」(MARUGAME BLUE NIGHTER)をスタートした。今までの4ヵ所(桐生・蒲郡・若松・住之江)は照明塔の形が横長であるが、丸亀は横浜スタジアムの照明塔に似た形を採用している。なお、2011年4月の開催では東日本大震災の影響もあり使用電力を控えるため、久々にデイレースで開催されていたが、同月末より通常時と同様のナイター開催に戻っている。

コース概要

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丸亀競艇場周辺の空中写真。2021年1月21撮影。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

競走水面は海[2] で、水質は海水[2][3]。イン優勢の流れは他の競艇場同様変わらないが、季節風や潮汐の影響を受けやすい立地からか、イン逃げが中々決まらないと評価する者も少なからず居り、捲り決着や高配当での決着も少なからず見られる等、コース不問で多彩な決まり手が出やすい競艇場でもある。又、インと2コース(壁役)に強豪選手が入るとオッズが極端に偏るため、一般戦では番組の編成者が配慮してインに強い選手が固まらないようにしているようである。水面は石垣で囲まれていて綺麗である。また潮位差が大きい競艇場であるため、水位に応じて大時計等の高さが変わるようになっている。なお、レース中、先頭艇が最終周回に入った場合、最終周回を示す打鐘が入る(競輪では全部の競輪場でこういう光景が見られるが、競艇では丸亀と常滑のみ)。

主要開催競走

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周年記念(GI)として京極賞が行われている。企業杯(GIII)として、JR四国ワープ杯競走が行なわれている。正月には市長杯争奪まるがめ競艇大賞、ゴールデンウィークには、現役時代に瀬戸の大魔神と呼ばれた安岐真人を称えた安岐真人杯争奪瀬戸の大魔神大賞、お盆にはRNC杯争奪サマーチャンピオンレースが行なわれている。

2011年1月28日のスポーツニッポンカップから企画レースが開始され、第6レース「ナイタータイム!!カチ勝ち6」(原則1、3、4号艇にA級選手)、第7レース「ラッキーレース!!穴ガチ7」(原則A級選手3名)、第8レース「進入固定!!ガチ勝゛ち8」(原則1号艇にA1級選手、2、4号艇にA級選手)が実施されている[7]

SG開催実績

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開催年 競走名 優勝者 登番 出身
1969 第15回モーターボート記念競走 岡本義則 1488 福岡
1974 第20回モーターボート記念競走 野中和夫 2291 大阪
1978 第13回鳳凰賞競走 北原友次 1481 岡山
1979 第25回モーターボート記念競走 野中和夫 2291 大阪
1987 第33回モーターボート記念競走 国光秀雄 2697 長崎
1990 第36回モーターボート記念競走 平尾修二 2485 香川
1993 第20回笹川賞競走 野中和夫 2291 大阪
1995 第42回全日本選手権競走 安岐真人 1864 香川
1998 第33回総理大臣杯競走 西島義則 3024 広島
2003 第13回グランドチャンピオン決定戦競走 池田浩二 3941 愛知
2006 第9回競艇王チャレンジカップ競走 三嶌誠司 3541 香川
2008 第55回全日本選手権競走 丸岡正典 4042 奈良
2009 第55回モーターボート記念競走 池田浩二 3941 愛知
2010 第15回オーシャンカップ競走 石野貴之 4168 大阪
2013 第59回モーターボート記念競走 毒島誠 4238 群馬
2014 第19回オーシャンカップ 吉田拡郎 4166 岡山
2017 第22回オーシャンカップ 峰竜太 4320 佐賀
2024 第70回ボートレースメモリアル 馬場貴也 4262 京都

SG・プレミアムG1 開催予定

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香川支部所属の主な選手

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場内の施設

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Bポートまるがめ

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本場に隣接している外向発売所。[注釈 4]

まるがめイル・マーレ

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ふれあい広場

恋人の聖地サテライトに選定されていて、イル・マーレはイタリヤ語で「海」の意味であり、競艇客以外の人々も海を楽しめる空間である。 二階南側のテラスは「ふれあい広場」となっていて、二人がけベンチを囲むハートイルミネーションが設置されていたが現在は撤去され、その場所には魅力的な絵が描かれていて二人での記念写真スポットになっている。 二階屋内北側にはフードコートがあり、骨付き鳥・焼きそば・うどん・肉まんコロッケ・タコ天などが手軽に食べることができ、一階にも「まるかふぇ」があり軽食を楽しめる。休館日(その月により不定期であるので下記外部リンクの公式HPで要確認)以外は当会場の開催日でなくても午前10時ころから中に入れて、全部の店ではなくても順次利用できる。

コミュニティパーク グルーンまるがめ

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2023年5月13日に場内に開設された地域コミュニティ拠点である。施設内には芝生広場やパークセンターが開設され、パークセンターにはコミュニケーションのきっかけとなるような展示品や約1,000冊の児童書が備えられる予定。[8][9]

BOAT KIDS PARK モーヴィまるがめ

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コミュニティパーク グルーンまるがめと同じ2023年5月13日に場内に開設された子どもの遊び場である。屋内の「ベビーゾーン」「アクティブゾーン」「チャレンジゾーン」「アトリエゾーン」と、屋外の「アウトドアゾーン」の5つのエリアがある。[8][9]

アクセス

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交差点のモニュメント

など近県各地から無料シャトルバスがあったが、各地に場外舟券売り場ボートピア)の開設や電話投票、ネット投票の拡充などもあり廃止された。

脚注

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注釈

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  1. ^ チェアー席:1人用、ボックスシート席:2人用と4人用
  2. ^ チェアー席:1人用、グループ席:5人用
  3. ^ 2020年4月4日よりサービスの見直しが行われており、高速道路料金、ことでん、高速バス、フェリーはサービス対象外となっていた。
  4. ^ 場外舟券売り場のボートピアまるがめとは異なる。
  5. ^ 同様にホテルを展開する東京都ホテルオークラや、大阪府大倉 (企業)とは関係は無い。
  6. ^ 本場開催日は毎時1~2本程度。場外発売日は毎時1本運転される。
  7. ^ SG、G1など記念レースの場合には増便されることがある。
  8. ^ 視界不良時や荒天時には欠航になりバス代行される場合がある。
  9. ^ またSG、G1など記念レースの場合には時刻が変更されることがある。

出典

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参考文献

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  • 蛭子能収『競艇入門』ポケットブック社〈Pocket book 38〉、1992年。ISBN 978-4-341-14038-0 
  • 藤野悌一郎『よくわかる競艇のすべて 改訂新版』三恵書房、2006年。ISBN 4-7829-0353-7 
  • 無料バス・高速艇”. 交通アクセス. 丸亀競艇場. 2012年3月19日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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