歩兵第73連隊

歩兵第73連隊（ほへいだい73れんたい、歩兵第七十三聯隊）は、大日本帝国陸軍の連隊のひとつ。

歩兵第73連隊
創設	1916年
廃止	1945年
所属政体	日本
所属組織	大日本帝国陸軍
部隊編制単位	連隊
兵科	歩兵
所在地	羅南
通称号/略称	虎8502
上級単位	第19師団
最終位置	フィリピン ルソン島北部
戦歴	満州事変 - 張鼓峰事件 - 日中 - 第二次世界大戦

沿革

• 1916年（大正5年）

4月18日 - 軍旗拝受

5月14日 - 朝鮮咸鏡北道羅南に設置され事務を開始。

• 1931年（昭和6年）12月 - 満州事変に出動、錦州付近の戦いに参加
• 1938年（昭和13年） - 張鼓峰事件に出動
• 1944年（昭和19年） - トラック島に進出。

12月 - フィリピンリンガエン湾東岸地区を占領、その後セルバンデス、タクボなどで交戦しプログ山付近で持久戦

• 1945年（昭和20年）

8月 - 終戦

歴代連隊長

歴代の連隊長
（特記ない限り陸軍大佐）

代	氏名	在任期間	備考
1	山田四郎	1916.4.1 - 1917.8.6
2	山田喜八	1917.8.6 -
3	有地了介	1921.6.28 - 1922.8.15
4	岡千賀松	1922.8.15 - 1923.8.6
5	大家徳一郎	1923.8.6 -
6	田中源太郎	1927.7.26 -
7	前原宏行	1928.8.10 -
8	鶴見駿太郎	1930.8.1 -
9	中野直三	1933.3.18 -
10	瀬川四郎	1935.3.15 -
11	清水規矩	1936.8.1 -
12	田中勤	1937.8.2 -
13	佐藤為徳	1938.7.15 -
14	今田新太郎	1940.3.9 -
末	田中実	1941.3.1 -

参考文献

• 『日本陸軍連隊総覧 歩兵編（別冊歴史読本）』新人物往来社、1990年。
• 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
• 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
• 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
• 『官報』

関連項目

• 大日本帝国陸軍連隊一覧