槻木上町
槻木上町(つきのきかみまち)は宮城県柴田郡柴田町の町丁。郵便番号は989-1753[4]。人口は498人、世帯数は691世帯(2022年12月31日現在)[1]。現行行政地名は槻木上町一丁目から槻木上町三丁目。全域で住居表示が実施されている[5]。
槻木上町 | |
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町丁 | |
槻木上町の街並み(旧奥州街道) | |
北緯38度04分36秒 東経140度48分36秒 / 北緯38.076753度 東経140.809965度座標: 北緯38度04分36秒 東経140度48分36秒 / 北緯38.076753度 東経140.809965度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 宮城県 |
郡 | 柴田郡 |
市町村 | 柴田町 |
地区 | 槻木地区 |
人口情報(2022年12月31日現在[1]) | |
人口 | 691 人 |
世帯数 | 303 世帯 |
設置日 |
1986年(昭和61年) 3月1日 |
郵便番号 | 989-1753 |
市外局番 | 0224 |
ナンバープレート | 宮城 |
町字ID[2] |
0004001(一丁目) 0004002(二丁目) 0004003(三丁目) |
運輸局住所コード[3] | 04801-1252 |
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地理
編集柴田町の中部、槻木地区に位置する。北側を槻木新町・槻木下町と、南側を槻木白幡と、西側を槻木西と、東側を大字槻木と接する。柴田町が設置する行政区では第14区もしくは第16区に属する[6]。
中央部には宮城県道117号槻木停車場線が通り、大字槻木との境界には国道4号柴田バイパスが通っている。また、西側の槻木西との間には東北本線と阿武隈急行線が通過している。かつては奥州街道が通っていた。
歴史
編集槻木上町は、槻木下町と共にかつての奥州街道・槻木宿を構成した地区である。成立については定かではないが、近世以前に中道(現在の槻木白幡付近)から宿場の中心が移転したという伝承があるとされている[7][8]。移転の理由については、中道が度々洪水に見舞われ、上町や下町は地盤のやや高かったからとされ、当時の約180戸を半屋敷[注 1]に割って押し込めたと言われている[9]。
上町の名前が初めて登場したのは寛永21年(1644年)の「玉虫孫兵衛知行目録」とされ[10]、その他元禄2年(1689年)の譲渡証文やその翌年の証文、享保15年(1730年)に記された東禅寺(槻木白幡5丁目)の最古の過去帳にもその名が登場している[11]。
1986年(昭和61年)、住居表示の施行により槻木上町一丁目・槻木上町二丁目・槻木上町三丁目が誕生した[12]。
年表
編集- 1986年(昭和61年)3月1日 - 住居表示が施行され、槻木上町が誕生する。
- 2021年(令和3年)3月8日 - 槻木上町一丁目にあった七十七銀行槻木支店が船岡支店に移転する[13]。
- 2023年(令和5年)4月1日 - 槻木上町二丁目にあった柴田町役場槻木事務所が廃止される[14]。
町名の由来
編集住居表示実施以前の字である大字槻木字上町から[12]。
町名の変遷
編集町名の変遷は以下の通りとなる[12]。
実施後 | 実施年月日 | 実施前(各町名ともその一部) | |
---|---|---|---|
槻木上町一丁目 | 1986年3月1日 | 大字槻木 | 字上町 |
槻木上町二丁目 | |||
字上町 | |||
字堀込 | |||
字西町 | |||
槻木上町三丁目 | 字上町南浦 | ||
字上町 | |||
字中原 | |||
字南町 | |||
字中道 | |||
字西町 |
世帯数と人口
編集2022年(令和4年)12月31日現在の世帯数と人口は以下の通りとなる[1]。
丁目 | 世帯 | 人口 |
槻木上町一丁目 | 71世帯 | 149人 |
槻木上町二丁目 | 52世帯 | 116人 |
槻木上町三丁目 | 180世帯 | 426人 |
計 | 303世帯 | 691人 |
小・中学校の学区
編集小・中学校の学区は以下の通りとなる[15]。
町丁 | 字・番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
槻木上町一丁目 | 全域 | 槻木小学校 | 槻木中学校 |
槻木上町二丁目 | |||
槻木上町三丁目 |
施設
編集公共
編集- 小規模認可保育園 どれみ(槻木上町三丁目2-15)
- 槻木上町集会所(槻木上町三丁目11-14)
公園
編集- 南浦公園(槻木上町三丁目329)
企業・店舗
編集- 槻木郵便局(槻木上町三丁目8-18)
- みやぎ仙南農業協同組合 槻木支店(槻木上町二丁目4-15)
- Aコープ 槻木店(槻木上町二丁目1-15)
- セブン-イレブン 柴田槻木上町店(槻木上町三丁目1-25)
交通
編集鉄道
編集バス
編集道路
編集一般国道
編集一般県道
編集参考文献
編集- 柴田町史編さん委員会 編『槻木の明治 : 北条文書をとおして』柴田町史編さん委員会、1979年3月31日。doi:10.11501/9570163 。2023年9月30日閲覧。
- 柴田町史編さん委員会 編『柴田町史 通史篇I』柴田町、1989年3月15日。doi:10.11501/9572042 。2023年10月1日閲覧。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c “町丁・大字別、男女別人口及び世帯数”. 柴田町. 2023年8月11日閲覧。
- ^ “日本 町字マスター データセット”. デジタル庁 (2022年3月31日). 2023年9月23日閲覧。
- ^ “自動車登録関係コード検索システム”. 国土交通省. 2023年9月23日閲覧。
- ^ “宮城県 柴田町 槻木上町の郵便番号”. 日本郵政. 2022年9月30日閲覧。
- ^ 柴田町都市建設課: “柴田町の住居表示”. 柴田町. 2023年8月16日閲覧。
- ^ “柴田町行政区長会規則”. 柴田町. 2023年8月11日閲覧。
- ^ 柴田町史編さん委員会 1989, p. 132
- ^ 柴田町史編さん委員会 1989, p. 95
- ^ 柴田町史編さん委員会 1989, pp. 1013–1014
- ^ 柴田町史編さん委員会 1989, p. 215
- ^ 柴田町史編さん委員会 1979, p. 5
- ^ a b c 「自治省告示第71号」『官報』第17755号1986年4月21日。2023年9月30日閲覧。
- ^ “八木山支店および槻木支店の店舗移転のお知らせ”. 七十七銀行. 2023年9月30日閲覧。
- ^ “柴田町役場槻木事務所設置に関する条例を廃止する条例”. 柴田町. 2023年9月30日閲覧。
- ^ 柴田町教育総務課: “小中学校の通学区域(学区)”. 柴田町. 2022年1月24日閲覧。