Wikipedia

梅光学院大学女子短期大学部

廃止された大学
（梅光女学院短期大学から転送）

梅光学院大学女子短期大学部（ばいこうがくいんだいがくじょしたんきだいがくぶ、英語: Baiko Gakuin Women's Junior College[1]）は、山口県下関市向洋町1-1-1[注釈 1]に本部を置いていた日本の私立大学である。1964年に設置され、2006年に廃止された。大学の略称は梅短（ばいたん）。

梅光学院大学女子短期大学部
大学設置 1964年
創立 1872年
廃止 2006年
学校種別 私立
設置者 学校法人梅光学院
本部所在地 山口県下関市向洋町1-1-1[注釈 1]
学部 言語コミュニケーション科[注 1]
テンプレートを表示

概要

編集

大学全体

編集

教育および研究

編集
  • 言語コミュニケーション学科が置かれ、それらには｢日本語コミュニケーション｣・｢英語コミュニケーション｣・｢人間関係｣の各コースが設置されていた。ちなみに｢日本語コミュニケーション｣コースは日本文学科、｢英語コミュニケーション｣コースは英米文学科とそれぞれ旧来の教育内容を引き継いだものとなっていた[5]。
  • 一般教育科目 には｢キリスト教と人間｣と題した宗教系科目が開講されていた。

学風および特色

編集
  • アメリカ人宣教師のヘンリー・スタウト夫妻により創設された英語塾「スタージェス・セミナリー」が起源となっていることから、キリスト教思想に基づいた教育がベースとなっていた。
  • 国際交流が盛んであり、アメリカのカリフォルニア州における海外研修が実施されていた。

沿革

編集
 
東山学院　旧スチイル記念学校　スタージェス・セミナリー　手彩色絵葉書

基礎データ

編集

所在地

編集

象徴

編集
  • 梅光学院大学女子短期大学部のカレッジマークは右記資料にあり[注 6]

教育および研究

編集

組織

編集

学科

編集
  • 言語コミュニケーション科 入学定員150名[注 7]
旧学科
編集
  • 英米文学科 入学定員220名[注釈 12]
  • 日本文学科 入学定員165名[注釈 12]→言語コミュニケーション学科

専攻科

編集
  • なし

別科

編集
  • なし

取得資格について

編集

資格

教職課程

  • 中学校教諭二種免許状
    • 国語：言語コミュニケーション科の前身である日本文学科において設けられていた[41] 。
    • 英語：言語コミュニケーション科の前身である英米文学科において設けられていた[41]。

研究

編集
  • 『梅光女学院短期大学紀要』[42]
  • 梅光女学院短期大学国語国文学会『国文学研究』[43]
  • 梅光女学院大学英語英文学会『英文学研究』[44]ほか。

学生生活

編集

部活動・クラブ活動・サークル活動

編集

大学関係者と組織

編集

大学関係者一覧

編集

大学関係者

編集
代 氏名 備考
初代 広津信二郎 1964年 梅光女学院短期大学開学。
2代 佐藤泰正 -
3代 中野新治 2001年 梅光学院大学女子短期大学部と改称。

出身者

編集

施設

編集

キャンパス

編集
  • 基本的には大学と共同[5]。

寮

編集
  • 「スターヂェス・ホーム」

対外関係

編集

他大学との協定

編集

系列校

編集

卒業後の進路について

編集

編入学･進学実績

編集

注釈

編集

注釈グループ

編集
  1. ^ a b 現在は、統合先の梅光学院大学所在地。
  2. ^ a b 平成17年度より学生募集停止[2]。
  3. ^ a b 出典[4]
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m 女のみ
  5. ^ a b c 出典[12]
  6. ^ a b 出典[15]
  7. ^ a b 出典[18]
  8. ^ a b 出典[19]
  9. ^ a b 出典[20]
  10. ^ a b 出典[23]
  11. ^ a b 出典[24]
  12. ^ a b 最終募集となった1999年における体制[28][41][34]。

補足

編集
  1. ^ ほか学科も参照のこと。
  2. ^ 現在の文部科学省。
  3. ^ 出典[26]。うち1回生 481[27]
  4. ^ 出典[30]。建前は、日本文学科と英米文学科を統合して言語コミュニケーション科となっているが、カリキュラムを内容を確認したところ、旧来の日本文学科の科目にウェイトが置かれていると見て取れるため[31]。
  5. ^ 出典[32][33]。昨年度の2学科体制時より▼85[34]
  6. ^ オリジナルカレッジマークは[37]、最終的なものは[38]
  7. ^ 最終募集となった2004年における体制[39][40]。

出典

編集
  1. ^ 梅光学院大学・女子短期大学部論集より。
  2. ^ a b 文教協会'2005.
  3. ^ 大学時報 = University current review 11(57)＜(72)＞より。
  4. ^ 文教協会'2007.
  5. ^ a b c d e 梅光学院大学女子短期大学部'2001.
  6. ^ 学校法人名簿 昭和40年度より。
  7. ^ 学校法人一覧 昭和38年版より。
  8. ^ 短期大学一覧 昭和39年度 (短期大学資料)より。
  9. ^ 短期大学教育 (18)より。
  10. ^ 文部省'64, p. 34.
  11. ^ 短期大学一覧 昭和40年度 (短期大学資料)より。
  12. ^ 短期大学教育 (19)より。
  13. ^ 文部省'65, p. 38.
  14. ^ 短期大学一覧 昭和41年度 (短期大学資料)より。
  15. ^ 短期大学教育 (20)より。
  16. ^ 文部省'66, p. 41.
  17. ^ 短期大学一覧 昭和49年度 (短期大学資料)より。
  18. ^ 短期大学一覧 昭和50年度 (短期大学資料)より。
  19. ^ 短期大学教育 (32)より。
  20. ^ 短期大学教育 (33)より。
  21. ^ 文部省'75, p. 53.
  22. ^ 全国短期大学一覧 昭和56年度より。
  23. ^ 全国短期大学一覧 昭和55年度より。
  24. ^ 短期大学教育 (38)より。
  25. ^ 全国学校総覧 昭和57年版より。
  26. ^ 文部省'92, p. 82.
  27. ^ 旺文社'1992.9, p. 417.
  28. ^ a b 文教協会'1999.
  29. ^ 文部省'99, p. 83.
  30. ^ 文教協会'2000.
  31. ^ 梅光女学院大学'1999.
  32. ^ 梧桐書院'2000.4, p. 488.
  33. ^ 旺文社'2000.05, p. 386.
  34. ^ a b 梧桐書院'1999.4, p. 510.
  35. ^ a b 文教協会'2001.
  36. ^ 文教協会'2002.
  37. ^ 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会'1980, p. 351.
  38. ^ 晶文社'04, p. 406.
  39. ^ 文教協会'2004.
  40. ^ 晶文社'04, p. 407.
  41. ^ a b c 旺文社インタラクティブ'1998-09, p. 318.
  42. ^ 梅光女学院短期大学紀要より。
  43. ^ 国文学研究より。
  44. ^ 英文学研究より。

参考文献

編集

全国学校総覧

編集

全国短期大学高等専門学校一覧

編集

短期大学受験案内（晶文社）

編集

日本の私立短期大学

編集

蛍雪時代

編集

短期大学案内（梧桐書院）

編集

短期大学入学案内冊子

編集

関連項目

編集

関連サイト

編集
「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=梅光学院大学女子短期大学部&oldid=100192544」から取得